ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

奇跡の一本松  伐採!

2012-09-13 08:55:50 | 日記
 あの東日本大震災の際に、宮城県陸前高田市にあった防風林約2万本が津波で流されてしまう中、一本だけのこった「奇跡の一本松」がその時の海水によって枯死し、昨日伐採されたというニュースが流されています。

 多くの人が集まって、伐採の様子を見て泣いてました。

 こんな作業ができるのは、宮城の人じゃないだろうなぁと思いながらTVニュースを見てたんですが、朝刊の記事では、やはり他県の作業員が伐採してたようで、それがなんと愛知県の会社(弥富にある)がやってたということに驚いてしまいました。

 いくら枯死しているからといって、簡単に切っちゃっていいんでしょうかねぇ~。

 日本各地にある「ご神木」なんて、とうの昔に枯死して根の部分しか残ってないのが、いっぱいあります。

 「奇跡の一本松」は、こんご保存処置が施されてモニュメントとして同じ場所に残されるらしいですが、まるで延命措置されてる病人やエジプトのミイラみたいな感じを受けるのはじいちゃんだけでしょうか??

 大きな地震や津波など天災や人災が起こると、そこで亡くなった方々の鎮魂のために石碑やモニュメントが作られます。

 その悲劇を忘れないためのものですが、数百年前に起こった津波のことを忘れて、原発を作っちゃうお国柄の日本ですから・・・。

 「喉元すぎれば熱さを忘れる」のがお得意な人種です。

 昔、三重県紀勢町の漁港で「ここまで津波がきた」という石碑を見たことがあるんですが、その高台には家がほとんどなく、漁港近くのホンの少しの平地にびっしりと新しい家が建ってました。

 じいちゃんちの辺りでも10年に1回ぐらい扇川という小さな川が氾濫して、水没してしまう家がたくさんありますが、水が引いて、片付けが終わるとみなさん、そこで普段通りの生活を再開しています。

 じいちゃんは、そんな目にあいたくないので、割と高台に住んでます。

 自転車で帰ってくるときは大変ですが・・・。

 記憶を忘れないために、モニュメントを作ることも大事ですが、次の災害を予想して、ヤバイところからはサッサと遠ざかることが一番いいんではないかと思うじいちゃんです。
コメント
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