マレーシア航空機行方不明について・・・

　マレーシア航空の３５０便が行方不明になって既に１０日近く経ってしまいました。

　当初は、機体の不具合で海に墜落したんじゃないかということで、日本の自衛隊や近隣諸国（中国までも）が捜索してましたが、まったく発見できず、先日のマレーシア首相の会見では、マレー半島を飛び越えて西の方角に飛んで行ったような話になっています。

　これは「ハイジャックではないか？」という話が浮上して調査が行われているようです。

　発表がなんでこんなに遅くなったかというとレーダーに映る機体の認識表示が消えてたからで、表示をするためのトランスポンダーという機械を切断されてしまったから情報収集に手間取っていたということです。

　大韓航空機が日本海で北朝鮮軍の戦闘機に落とされた時も、発表にはずいぶん時間が掛かりましたが、自衛隊のレーダーがすべて確認していたとかパイロットの話をすべて傍受してたという話もあり、本当にどこへ行ったのかは、もう分ってるんじゃないかとも思います。

　マレーシア航空機が上空を通過して行ったと言われたタイ国政府は「上空を飛行して行ったのならレーダーに映らないはずがない」と反論していますが、もし本当に通過してたのにレーダーで追跡できてなかったとしたら、それこそタイの上空は誰でも自由に飛べちゃうということになります。

　そんなことが露見したらタイの防空にも影響するので、否定するのは当たり前と言えば当たり前です。

　マレーシアの警察は機長と副機長の自宅を捜索したというニュースが流れています。

　警察は「通常捜査の一環」と言ってるようですが、もしかしたら二人がこの事件に何らかの関わりを持ってるのかもしれません。

　衛星での調査や張り巡らされたレーダー網を掻い潜って旅客機が飛ぶなんて今の時代考えられません。

　３５０便がどこに着陸したか、当然分っているはずです。

　しかし、それが発表されないのは、国際犯罪組織が絡んでいるからでしょう。

　多分、犯罪組織からの連絡等（身代金要求とか）がないか、もし発表したら全員殺すと脅されているからではないでしょうか？

　この航空機の消息不明の話を最初に聞いた時、アメリカのＴＶドラマ「ＬＯＳＴ」を思い出してしまいました。

　「南海の島に墜落した旅客機の生存者が島でいろんな目に合いながら強く生き抜くというストーリーですが、実は自分たちは死んでた（海に墜落していた）ということを自覚してないで意識だけが生存し、最後には自分たちが死んでることを強制的に見せつけられて消えていく」というものです。

　最初は「どっかにおっこっちゃったんだろうな～」と思ってたじいちゃんも真相の究明が進むにつれて「大韓航空機撃墜」を思い出すことが多くなっています。