やったぁ~。
サッカー日本代表がロシアW杯最終予選で宿敵オーストラリアを2-0で下して、6大会連続優勝を決めました。
実績のある本田や香川、岡崎はベンチスタート。
若手中心の布陣で積極的に前半からオーストラリアに攻め込んで、素晴らしいゲーム展開でした。
若手の浅野や井手口を機能させたのは、ベテランの長谷部や長友でした。
怪我で戦線を離脱していた長谷部はオーストラリアの選手から徹底的にマークされていましたが、いい動きで躱していました。
長友は、所属チームでも活躍し、さすがに素晴らしい駆け上がりを見せて、前半41分の浅野のゴールを演出しました。
後半には、原口、岡崎、久保を投入し、ゴールを脅かされたのはポストに当たった1回ぐらいで反撃を許しませんでした。
オーストラリア戦を落としたら、最終戦はサウジアラビアで出場の行方が危ぶまれるという状況になってしまったことでしょうが、これでプレッシャーもなく安心してサウジ戦に挑むことができます。
前日にサウジとUAEのゲームがありましたが、サウジはこのゲームを落とし、日本にとっては、安心材料になったのかもしれません。
ハリル監督の対戦相手重視、選手状態重視作戦が見事に的中した試合でした。
監督は対戦前に「オーストラリアのことは、全て知っている」と言っていましたが、正に彼の仰る通りになりました。
メキシコリーグに移籍した本田や所属チームで出番の少ない香川は、余程頑張らないと本大会に招集してもらえないかもしれません。
来年の6月に行われる本大会に向けて、いい準備をして欲しいと思います。
ひとつ気がかりなのは、ハリル監督が家庭問題で悩んでいるようで、ロシア大会までの監督契約を結んでくれるかどうかです。
できればこのままハリル監督が代表を率いてくれれば、世代交代も大きく進むでしょうし、将来の日本代表の姿が見えてくると思うのですが…。