ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

新幹線、本当に大丈夫なん?

2017-12-21 11:16:48 | 日記
 JR西日本が新幹線の台車に亀裂が入ったまま、名古屋駅まで走らせていたという事件?、信頼性が頼りの日本の大動脈であわや大惨事になりかねませんでした。

 異臭騒ぎなどがあって同社の技術者が「走行停止」を求めていたにもかかわらず、上からのお達しで岡山から名古屋まで長距離を走らせ、新大阪での引き継ぎではJR東海の乗務員に報告もしていなかったというのですから、西宮で大事故を起こしたJR西日本の運行方法に大きな疑問が残り、あの事故の反省を本当にしてるのかと思ってしまいます。

 台車の亀裂は13㎝に及び、後少しで台車が分解して脱線かもという大惨事になりかねませんでした。

 アメリカでは、高速列車がスピードを出し過ぎて脱線し、多くの死傷者を出しています。

 安全最優先の新幹線の信頼性が、今回の件で揺らいでいます。

 一体、なぜこんなことになってしまったのか?

 時間に正確なのが当たり前、新幹線車両に欠陥なんてないと上層部は思い込んでいたんじゃないでしょうか。

 大震災で事故を起こした福島原発も同様で「原発は安全だ」という神話を誰もが信じていたからです。

 人間が創ったものだし、相手は機械…。

 いくらメンテナンスをしっかりしていても、それが習慣になってしまえば、ある種の思い込みで見逃してしまうこともあるでしょう。

 普天間基地所属のヘリやオスプレイの事故が多発してるのも同じことです。

 いくら安全性を強調しても、起こってしまうものは起こってしまう。

 怒らないように努力をしていても、所詮人間のやることですから「絶対」とは言えません。

 もう一つは、多分経済性の重視じゃないかなぁ~。

 最近、製造業での製品データの改ざんや品質管理検査の問題が続発していますが、これも人員を削減して効率重視の経営を行ってきたツケが原因でしょう。

 日本の産業は中国などの新興?生産国家に押されて、粗悪な製品を安価で仕入れるという流れになっているのでは…。

 それに押されて、国内の生産品質も低下していかざるを得ません。

 そうしないと原価割れしてしまうからです。

 日本の製造会社が海外生産を始めた頃は、優秀な日本人技術者が派遣されて品質管理を厳しく行ってたんでしょうが、現状はどうなっているんでしょう。

 トヨタグループで技術者をしてたじいちゃんの叔父さんも、インドネシアやタイの工場に何年も派遣されて、その苦労話を聞いたことがあります。

 技術者が車両に乗り込んで検査し「運行停止」を進言しても「停車する」ことのできない管理システムが堂々と行われたことに、何だか無性に腹が立ちます。
コメント
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