トルコへ移籍した香川初戦で2発！

　ドイツのブンデスリーガからトルコ・スーパーリーグのベシクタシュに移籍した日本代表ＭＦ香川真司が、敵地で行ったアンタルヤスポル戦に途中出場し、初ゴールを含む２得点のデビューを飾りました。

　それも後半３６分にピッチに入ってから僅か１分後の３７分にドリブルで持ち込み相手ＤＦの股抜きシュートで１点目…。

　そこから２分後の後半３９分に、ゴール左前のＦＫ！

　壁を越えて急激に落下する縦回転のシュートは、ＧＫをすり抜けてゴール…。

　たった３分で２ゴールというトルコサポーターを驚かせる活躍を見せました。

　最近怪我続きで代表に招集されず、またドルトムントでも精彩を欠き出場もままならなかったようですが、新天地で格の違いを見せつけてくれました。

　スペインへの移籍を希望していた香川ですが、漏れ伝わってくる情報によるとドルトムントは放出を希望してないなんて話もありましたが、結局はトルコへの移籍になり、もう香川のサッカー人生も終盤を迎えたのかと思っていましたが、まだまだヤレルという気概を見せてくれました。

　５１歳になっても現役を続行している横浜ＦＣのキング・カズこと三浦知良選手も「試合に出ることだけを考えて練習している」と言っていますが、往年の名選手が現役を続けてくれていたり、若い選手が日本を飛び出して海外で活躍してくれるのも嬉しいもんです。

　そして、海外で多くを学んだ選手たちが日本代表のメンバーとして国際試合で成果を上げてくれれば、なお嬉しい…。

　アジア杯は準優勝と残念な結果になってしまいましたが、アジアで頂点をとるのが如何に難しいかということを若い代表メンバーは、よく分ったでしょう。

　そんな経験を生かして次のカタールＷ杯予選を戦い抜いて欲しいと思います。