昨日のドラゴンズは、ジャイアンツに4-1で勝ちました。
先発の松葉君は6回無失点の好投を見せ、打線も初回から2点を奪い、前日の借りを返した形になりました。
さて、じいちゃんは、このところの岸田内閣の方針にとっても疑問符を抱いています。
昨日、コロナに感染した岸田総理が矢継ぎ早やにリモートで話したニュースに、ある意味国民への誠実さの欠如を感じてしまいました。
まずは、コロナの詳細報告の全数見直しという判断です。
第7波で発熱外来が逼迫しているからということで、すべての感染者の詳細報告をやめて、重症化リスクなどがある患者だけを報告するというもので、それはそれで仕方ないのかもしれませんが、専門家からは若者らが除外され重傷化した際に対応できないなどの懸念が指摘されています。
そして、これまで通りにするのか新しい方法にするかは自治体の判断に委ねるという丸投げの施策です。
なんで国がどっちにするか決めないのか、不思議でなりません。
もし、新しい方法で若者が重症化しても国は責任を取らないとでも言うかのようなお話です。
「もう、コロナに関しては国は知らんよ」と言うのか。
ただし、これまで通り新規感染者の総数は発表するようで、数だけ知らせりゃ～いいのかって問題です（増えればこれまで通り、国民の不安を煽るだけじゃ～）。
同時に、外国人の入国制限も緩和して、陰性証明がなくてもワクチンを3回受けてれば可能とか、国内移動でもガイド付きを外して自由に行動していいとか（ヨーロッパなどでは自由行動で、入国制限のキツイ日本は旅行できないと批判されていたからか）。
この二つの施策は、感染者が激増してる今やるべきことなのか？
確かに、海外からの旅行者が激減して観光業者は疲弊してると思いますが、コロナ対策も以前のままで、さらに感染を拡大するような方策には疑問符です。
こうした策を取るなら、それなりの基盤整備をしてもらわないと（何から何まで後手に回っとる癖に！）…。
例えば、医療体制の分類を5類にして町場の医院でインフルエンザのように医師の診断で薬を配布できるとか、今のように保健所が絡むような体制を変更したうえでの対策ならいざ知らず、ずっとパンデミック状態を維持するなら、これまで通りの体制にしとかないとおかしいでしょう。
医療従事者の軽減を図るなら、国がキチンと体制を整えなければならないはずなのに、それをせんと金のない自治体任せというのはいかがなものか。
そして、エネルギー事情が逼迫し、電力不足を懸念して、国民の多くが賛同してない原発の再稼働を画策してるようで、それに加えて新型の軽水炉を建設することまで視野に入れてるというんだから始末に負えません。
ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー不足、高騰してるのは分かりますが、東日本大震災で大爆発した原発の処理さえできていない状態で、何が新型原発の建設だ！というお話で、こちらも疑問符がついてしまいます。
自民党の利権主義者どもが熱望してる原発施策をこの機に一気にやってしまえということで、国民感情なんて関係ねぇ～！
さらに、国会議員（特に自民党議員）の旧統一教会との関係です。
教団と親密関係だった安倍首相が教団に恨みを抱いた容疑者に殺害されたのに、これからの選挙協力依存が絡んでるのか脇が甘くて見てられないですね。
岸田総理は「もう一段踏み込んだ対応が必要だ。国民にしっかり発信し、中身を明らかにしたい」と言ってるけど、自身の熊本の後援会の会長が旧統一教会の関連団体の議長をしてるとか？？？、「知りうる限り関係はなかった」と話してるけど「知らない」とこでは関係があったのかもしれないですよね（つまりは、側近に俺の耳には入れるなということでしょう）。
もうひとつ、政府と関係ないかもしれないけど、国税庁が若者から酒類の需要喚起策を募集する「サケビバ！」という企画を発表したという記事が朝刊に掲載されていました。
なんで若者に飲酒を勧めるような内容の企画を国税庁がするかといえば、若者の飲酒離れで税収が落ちているから…。
高齢者は飲酒しても先が短いから安定した酒税を徴収できないので、今こそ若者から長期に税をふんだくる為にこんな企画を考えた頭のいい官僚がいたんだろうね。
国税庁の意に相違して、この企画は「国がやるものか！」と大きな批判を浴びています（笑っちゃうね）。
酒類製造元の企業がやるならまだしも、国が先導するとは何事かということでしょうね。
まったく、今の岸田内閣は上から下まで国民に対する誠実さに欠けることばかりして、国民の岸田内閣に対する「サケビバ（叫び場）」が広がっていくような気がします。
タイガイにせ～よ！
