内閣支持率が下がっても

つい先日、岸田政権についての世論調査の結果が発表されました。

前回に引き続き、内閣支持率はまた下がって30％と少しで、不支持が40％以上です。

分析によると、この支持率の低下の原因は、マイナカードの問題と関係してるんじゃないかということです。

まあ、その他にも防衛費を増額するために税金を上げるとか、LGBT法の改悪、難民保護に関連する入管法の改悪などもあるのでしょう。

岸田さんは、当初「国民の声を聞く」なんて言ってましたが、今ではそれを忘れたかのように突っ走っています。

物価の高騰で国民は悲鳴を上げ、少しばかり賃金が上がっても、まったく追いついていないのが現状です。

じいちゃんは、週に2回SCで食料の調達をしますが、ホボホボすべての食品が値上がりして、以前と同じものを買うと2倍くらいになってしまうので、余計なものは買わないようにしています。

国民の多くが余裕のある生活を送っている訳ではないので、じいちゃんと同じような生活防衛策を取っているでしょう。

これじゃ～、経済が良くなるわけがない！

おまけに、防衛費だの、少子化対策だので税金は取り放題の様相を呈しているし、原発を新規に建てると言いながら、手近な化石エネルギーを調達するために産油国へ行って二酸化炭素から水素を作る技術を売り込んで、火力発電用のエネルギーを取り込もうとしています。

まあ、外交がお得意なことは分かりますが、これからも石油や石炭、天然ガス、原子力などにエネルギーを頼るという政治は、昭和の自民党の発想となんら変わることはありません。

ドイツでさえ、地熱発電に力を入れているというのに…。

つまりは、利権の温存で世の中を前時代のまま引き継いで行こうというだけです。

LGBT問題だって、先進国と袂を分かつような「日本の世の中が変わってしまう」などの国会答弁で、つまり自分の内閣では「以前のままで変わりませんよ」という態度に終始しています。

まあ、それだけの器の人なんでしょうね。

じいちゃんも同じですが、変わらなきゃ～生き残れないのに、変わることが怖い気持ちも少し分かるような気もします（ゴチャゴチャ御託を並べてる割りには変われないんだよね）。

どうせ変われないなら、防衛費も今のまま１％で据え置いて、少子化対策なんぞしないで人口減少を受け入れ、その代わりに高齢者に無駄な長寿のための高度な医療提供もやめて欲しい（人間なんて普通に生きたら人生50年なんだから）。

元気で長寿なら構わんけど、じいちゃんみたいにいろんな病気を抱えて、生きながらえるのも天寿を全うしてないようである意味辛い。

じいちゃんは、主治医に「膵嚢胞が変異して膵臓癌になっても、高度医療を受けない（多分これが死因になるだろう＝まだ今のところ大丈夫だけど、次のMRI検査でどんなことになるやら分からんけどね）」と宣言しています。

まあ、痛いのは嫌だから緩和ケアはお願いしてるけど…。