旧統一教会の念書無効判決

ドラゴンズは昨日のベイスターズ戦で2‐3でサヨナラ負けして３連敗しました。

２‐１で迎えた９回裏に守護神のマルティネス君が登場し、なんとか１勝できるかと思っていましたが、１番から始まるベイスターズの強力打線にある意味怖気づいたマルちゃんが、牧のタイムリーで同点にされてしまいました（本当にベイの1番～6番はよく打つ。ドラの打者に爪の垢を飲ませたい！）。

10回の攻撃は簡単に三者凡退し、その裏に京田（元ドラ選手）にタイムリーを打たれて逆転サヨナラ負けでした。

何度かチャンスはあったし、ベイ打線に負けんぐらい安打を放っていたのに、相変わらず詰めが甘くて得点できずに、この様です。

立浪監督は、これまで頑張ってきたマルちゃんを非難することはありませんでしたが、チャンスで打てない野手たちをこき下ろしていた？ようです。

その前に、もっと反省することがあるだろう。

チャンスに得点できないのは、ベンチの指揮がアホやから…。

常に、そういう状況を見据えて練習しとるのか！

まあ、力のない打線が一気に良くなるとも思えませんから、地道な練習をやるかやらないかでしょう。

そして、それを選手にさせるのは他でもない首脳陣だということを忘れんで欲しい。

それとあまりに打てない細川君をソロソロ外して、2軍で調整させることを考えていい時期にきています。

このままじゃ～、彼がドンドン落ち込んでしまいそうで気がかりです。

さて昨日、最高裁で旧統一教会が多額の献金をしていた高齢女性が教団に提出した「返金や賠償を一切求めない」という念書について無効だという判断を下しました。

二審判決を無効として、「念書は有効」と判断しいた東京地裁にこれを破棄して、再度審理をするよう差し戻しました。

今後も裁判は続きますが、担当する裁判官全員の一致で、この判決に至ったそうです。

大体、念書なんていうものの存在を認めていることが大きな間違い…。

世の中には、借金して返済しない輩が多いので、契約書とは別に念書を書かせて裁判での判断材料にしているのです。

借金を踏み倒す奴も奴ですが、それを強引に取り戻そうとする貸主も貸主です。

まあ、どっちかと言えば借りた方が悪いことは間違いないですがね。

ドラマなんかでよくあるシーンで、暴力団がわずかな借金にも念書を書かせて、法の下に借主を地獄の仕事に送り込むなんてのがあります。

今回の念書裁判は、「社会通念上相当な範囲を逸脱した場合は違法」と判断し、億単位の献金をした86歳の女性は念書の作成当時、高齢に加えて教団の心理的な影響下にあり「念書は女性が合理的に判断できないことを利用し、一方的に大きな不利益を与えるもので公序良俗に反し無効」というものでした。

まあ、当たり前の判断だと思いますが、高裁までの判決では「念書があるから有効」という判断でした。

念書なんて規定があるから、こんなことになるんだと思います。

そして、長い時間をかけて裁判しなきゃ～いけないようなものは、一刻も早く排除した方がいいのでは…。

貸主の権利を保護するためには、どんな方法が必要なのか…。

悪用されないような規定をどう定めるかを、キチンと検討する時期にきてると思います。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。