12年目の車検

　我が愛車の１２年目の車検を昨日の夕方ディーラーでやってきました。

　昔からよく知っているエンジニアさんと話してたんですが、以前は１２年を過ぎると１年ごとの車検を受けなければいけないというルールだったんですが、このご時世なかなか車を買いかえれないユーザーや最近の車の性能と耐久性のよさを考慮してか、１２年目以降も２年ごとの車検ということになったそうです。

　ただし、車検ごとに収める重量税が１２年目以降はだんだん引き上げられるということらしいです。

　新車を購入するときは、自動車取得税に、重量税、それから毎年払う自動車税、２年ごとの車検時に払う自賠責保険と重量税、さらに購入時や点検時に支払う消費税・・、ガソリン税などなど、１台の車に政府は絞りとれるだけの税金を課しています。

　それなのに、いろんな人が道路を作るのは無駄だとかほざいています。

　じいちゃんは、、めったに電車やバスを使わない自動車最優先の生活を送っています。

　確かに、石油などの資源を無駄に使ってるかもしれませんが、その分高い税金を払って、世の中に貢献しています。

　何も所得税や法人税、住民税、相続税で道路を作れとは言いませんが、いっぱい払った自動車関連の税金の一部を使って高速道路を整備するのがいけないことでしょうか？？？

　最近、じいちゃんの住んでいる名古屋市緑区あたりは、伊勢湾岸道や名古屋環状２号線（名２環）などが開通してとっても便利になりました。

　渋滞がなければ、京都まで１時間３０分。大阪へは２時間。東京へは３時間半。

　そして、なんといっても名古屋インターまで以前は４０分以上かかってたのが、１５分です。

　計画は４０年以上前（じいちゃんが中学生のころ）からあったのにやっと完成した名２環です。

　『道路なんぞ、いらない』という多くの国民の声がその建設を阻んできました（地主のエゴと・・こっちのが大きいか・・）

　陸海空の交通網の整備は、国民生活にとって欠かせません。

　東京都副知事の猪瀬さんが「道路建設反対」の急先鋒となってましたが、財政赤字を減らすために道路はいらんと言うことを言ってたにすぎません。

　消費税増税で自民や公明、一部の民主党議員が、道路や整備新幹線に１０年で２００兆円使おうなんて言ってますが、これはおかしいと思います。

　だって、消費税は社会保障との一体改革で必要なお金を徴収するというものですから、それを道路や新幹線に回すのはだめです。

　新幹線が作りたかったら、ＪＲが儲けたお金で作ればいいんです。

　国が作って、赤字のＪＲに無理やり貸し付けて、借金を返させるなんて政策を続けさせていいんでしょうか？？？

　東京オリンピックの時にできた東海道新幹線の路線決定の際に、岐阜県出身の衆議院議員の大野伴睦という自民党の大物が岐阜羽島駅を強引に作らせました（本当は岐阜には新幹線の駅は計画されてなかった）。

　岐阜羽島駅周辺は、大きく開発が進むと当時言われてましたが、今でも辺鄙なところです。

　そんなもん（整備新幹線など）に金使うんだったら、しっかりと道路を整備してほしいし、自動車関連の税金で作るんだから、高速道路の料金なんて、完成後の整備に使うくらいの金額に抑えてほしいですね。

　政治家ももう少し時代のニーズというのを考えて、法律が作れんもんかと悩んでしまうじいちゃんです。