イージス・アショア配備中止

　河野防衛大臣が「イージス・アショア」の配備を中止すると発表しました。

　直接の原因は、ミサイルを発射した際にブースター（１段目のロケット）が基地内に落とせるかどうか分らないということでした。

　安倍首相がトランプさんから貿易不均衡を突き付けられて、その中の一つにこのバカ高い防衛装備品が入っていたのですが…。

　この装備、北朝鮮から直接日本へ飛来する核弾頭付ミサイルを落とすものというより、秋田や山口がアメリカの基地があるハワイやグアムの延長線上にあるからそれを守るためなんていう憶測もありました。

　日本はイージス艦を7・8艇持っていますが、それでは対応しきれないからとか、乗組員が長い航海で大変だからという理由もありました。

　地元住民からは、強い電磁波が体に影響するとか、そんな施設があったら攻撃の的になるという反対意見がありました。

　日本国憲法で軍備を持たないと国民に約束したのに、それはアッという間に破られて、結局日本は世界有数の軍事力を保有することになりました。

　アメリカも必要悪として軍備の増強を認めてきたし、なんたってバカみたいに高額な兵器を日本に売りつけることができるからウハウハでしょう。

　アメリカの核の傘の下で守られている日本ですが、中国や北朝鮮、ロシアなどが狙ってきたらどうなるんでしょうかね。

　なんせ国民は平和ボケが続いて、中国や北朝鮮の鍛えられた兵士が乗りこんできたらアッという間にやられちゃうんだろうな。

　ＡＩ兵器の時代だというけれど、それも中国なんかは日本より断然進んでるだろうし…。

　外交能力は欠如しているから、交渉にも負けちゃうだろうしね。

　アメリカ頼みで、何とかしてもらうしか方法はないんでしょうか。

　イージス・アショアの配備中止には賛成しますが、今の国際情勢、特に東アジアの危機的状況に対処するために、何をすればいいのかと問われても正直「分らへん」と答える以外ありません。

　じいちゃんなりの意見はありますが…。