変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

市民運動から総理大臣つづき

2010-06-10 08:15:11 | Weblog
今から、10年位前、地方自治体が合併をしていない頃、
人口1万人位の町では、議員が20人位いた。
そのほとんどが、保守系の議員で、なんの波風も立たず、
それが町民にとって良い事か悪い事なのか、何も問うことなく議会で成立していた。
気が付くと、町内のあちこちで、そんなに必要とされていない公共工事が行われていた。

生活を送るうえで、自分達の声を議会に届けるには、署名活動をして伝えるのだけど、それの声は、ほとんど議会に届くことはなかった。

そこで、「もう、これは、自分達の中から、議会に送るしかない」、、議員になろうという人はいる。でも、「ジバン、カンバン、カバン」が何もない。
カバン、、、お金、、、幸い、供託金は、いらなかった。つまり、なりたいと思う人は、お金がなくてもたてるのだ。
ジバン、、、地元出身では、ないので頼りになる親戚はいない。
カンバン、、ただのいち主婦だから、なんの知名度もない。

もう、ないないづくめだ。
200票あれば、当選ラインになる。
たった3人からはじめた。
本当に、1票1票なんとかひろっていった。