変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

市民運動から総理大臣つづき,つづきのつづき,続

2010-06-13 08:43:58 | Weblog
大変な決心をした彼女だけれど、、、
じゃあ、、私は、何故、彼女を町制に送りたかったのだろうか、、、
そのことを考えると、あやふやになってきた。
それに、どこか秘密をもっているのも、常にご主人が口出しをしているのも気になっていた。

無事、数票の差で当選をした。
どこか、違和感を感じていたことは、翌日から、様々な形で、現れてくる。
議会での、発言のタイミングをなかなかつかもうとしない。
同じ女性議員と仲良くして、連絡を取り合おうとしない。
反対の反対ばかりでは、何も生まれない。

挙げたら、不満は次々と生まれてくる。

そんなことを、解決するまもなく、今度は、人口40万人の市に議員を送ることになった。その次は、10万人の市の議員の誕生も言い出し始めた。
それらが落ち着くと、県議会議員を誕生させた。
やがては、私達の中から、中央で活躍する議員を送りたいと言うようになっていた。

ところが、そうはいかない。市民運動の中から生まれた議員は、議員活動をしていると変化してくる。その議員に批判的な意見を持つ人達は、はみ出されるようになってきた。
イエスマンがいることが、議員活動をする上で重要なこととなる。批判意見は、いらないのだ。批判は、世間一般からたくさん受けるから、同じ仲間からは、いらないのかもしれない。当然のごとく、議員誕生の際にかかわった人達は、其のほとんどが離れていった。私もその一人だった。

ああ、、、
私は、愚痴をここに書いているのではない。

市民運動から、いきなり中央を目指して、挫折をしながらも総理大臣にまでいく。
そんな人をみていると、
私は、あの時あの時代、公共工事にばかりに頼る地方行政に疑問を感じ、福祉がおろそかになる町をなんとかしたいと思ったのではなか、、主婦感覚のレベルでなんとかしたい、、、そんなことをここで回想していたのだ。