大澤朝子の社労士事務所便り

山登りと江戸芸能を愛する女性社労士が、
労使トラブル、人事・労務問題の現場を本音で語ります。

◆風に揺れる藤房の香りに誘われて・・・

2013年04月29日 00時42分23秒 | 近況
深夜ですが、こんばんは。
社会保険労務士の大澤朝子です。

GWは、近隣の見事な藤棚を見ることにしている。
隣接市の春日部市には著名な藤棚があり、またさいたま市岩槻区あたりでは、
古家の軒先を飾る見事な藤棚もあったりと、藤棚の「宝庫」といった
地域的特色がある。

きょうも、藤棚で有名な神社を訪ねた。

ここは旧騎西町の中央公園。見上げると青空に透き通るような葉緑。
その森林の中を歩けば、ほどなく「玉敷神社」が見えてくる。
すでに神社駐車場に入りきらずに列をなす車、車、車……。

そう、GWは、玉敷神社の「藤棚」が満開を迎える。
その見事な藤房といったら、長いもので70~80㎝はあるだろうか。
それらが、棚から狭しとうっそうとい流れ、面積は公園の半分くらいを
締めている。なんでも神社に奉納された古藤だそうな。
藤棚は地元住民のボランティアにより大切に育てられているという。

きょうは風が強く、長い藤房はいっせいに風に揺られる。
その周辺を見物客が老いも若きも賑やかにそぞろ歩いている。
ほのかな藤の香りが漂い、古式ゆかしき平安の昔にいざなわれるような
美しい藤色。

見事な藤棚の周辺を一周すると、風に揺られるいくつかの短冊があった。
「藤まつり」で入選した「句」が藤房と一緒に垂れている。
どの句も見事なもので、ひとつひとつゆっくり味わわせていただいた。

目に見えぬ子が藤棚を見をりおり

神社周辺は静かな住宅街。
人々の暮らしも、のどかな春陽の中に佇んでいる。

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