健康100話（822）：心を静めるには？

私は瞑想をします。
時々、座禅のイベントに参加して、一般の方たちと一緒に座ることもあるのですが、そこでは座ることさえ難しい人も沢山おられます。

正座や結跏趺坐で座れる人はとても少なく、床に座れない人には椅子が用意される事も多々あります。
それはそれで構わないのですが、これは多くの人は身体組織がとても硬くなっている事を意味します。

硬い身体のままで、長時間座っているので足は痺れてきたり、釣ってしまうわで、終了時にはすぐに立ち上がれない人もいらっしゃいます。

以前、私の主宰する「ボディリフォームストレッチ/BRS」では「座禅」のイベントをした事があります。
兵庫県三田市のお寺でおこなったのですが、いきなり座禅に入らずに、30分ほどストレッチをおこなってから座禅に入ります。

身体に残る「こわばり」や無意識の「緊張」を取り除いてから座禅に入ると、ヨガでの「シャバアーサナ/屍のポーズ」の状態で座禅/瞑想にはいれ、初心者の方でもゆっくり40分ほど座ることができました。

身体を平静にする事によって、心理的にも知性的にも意識を静めてから座禅/瞑想に入る事ができるのです。
さもなくば、自分の内側に意識が集まりません。
静めなければ、身体が痛くなってきたり、痒くなってきたりして、それが氣になり「モゾモゾ」動いてしまいます。

今、未知のウイルスの脅威やマスコミによる世の中の「歪み」が伝えられ、多くの人が無意識に緊張を持つ時代です！。

特に情報が過多になることで、正しい判断を見失う人が出てくるかもしれません。
戦国時代の武将の多くは、自分の中に意識を集める手段として「お能」を舞ったと言われてます。

自分の判断１つで、兵の命に関わる立場にいる人にとって、判断を見誤ることは絶対あってはならないこと！。
そんな時こそ、自分の内面に意識を集める時間が必要だと、武将たちは知っていたのです。

私たちは今、その武将たちのように一人ひとりが内面に意識を集める時間を持つことが大切な「時を迎えた」よう思います。


［ボディリフォームストレッチ教室］

・池田教室/火曜日13:30～15:00
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