知り合った人間が、『今、10人殺して来た』と言う。
そこで逃げたら自分も殺されるから、仕方なく行動を共にした。
10人も殺して来て、ニュースになっていないのが不思議だったが、自分も どっか夢だと納得している。
殺人現場に通報できる人がすぐ様いるとは限らないから、現実でもそんなもんかもしれない。
サバイバルナイフのでかいやつを突き付けられ、知人3人ほどと尖がったモーターボートで運ばれた。
そこは、干潮の時だけ通れるようになる航路であった。つまり、ボートを操れるようにならねば逃げられないのだ。
島には普通の島民がいたようだ。でも島民が味方かどうか分からないため、殺人鬼の事を打ち明ける訳にはいかないのだ。
島民とは何気なく付き合う。
怖い毎日が始まった。
毎日のように殺人を繰り返しては金品を奪って帰ってくる。
奴らには、人間は貴金属をつけた豚や牛にしか見えないのだろう。殺人など平気であった。
自分達はいつ殺されるだろう。
きっかけを作っちゃならないから、毎日必死で手伝った。
足がつくといけないから、奴らは私たちを狩りに連れては行かなかった。
そうしたある日、奴を怒らせてしまったのだ。
次々と仲間が射殺された。
下っぱの仲間も銃は持っていたのだ。
(ツヅク)
そこで逃げたら自分も殺されるから、仕方なく行動を共にした。
10人も殺して来て、ニュースになっていないのが不思議だったが、自分も どっか夢だと納得している。
殺人現場に通報できる人がすぐ様いるとは限らないから、現実でもそんなもんかもしれない。
サバイバルナイフのでかいやつを突き付けられ、知人3人ほどと尖がったモーターボートで運ばれた。
そこは、干潮の時だけ通れるようになる航路であった。つまり、ボートを操れるようにならねば逃げられないのだ。
島には普通の島民がいたようだ。でも島民が味方かどうか分からないため、殺人鬼の事を打ち明ける訳にはいかないのだ。
島民とは何気なく付き合う。
怖い毎日が始まった。
毎日のように殺人を繰り返しては金品を奪って帰ってくる。
奴らには、人間は貴金属をつけた豚や牛にしか見えないのだろう。殺人など平気であった。
自分達はいつ殺されるだろう。
きっかけを作っちゃならないから、毎日必死で手伝った。
足がつくといけないから、奴らは私たちを狩りに連れては行かなかった。
そうしたある日、奴を怒らせてしまったのだ。
次々と仲間が射殺された。
下っぱの仲間も銃は持っていたのだ。
(ツヅク)