トラ、トラブル。

本カキを朝５時起きで開始。
順調にかいてゆく。
全田完了まであと一息というところで
トラブル発生。
トラの田をカク部分、後輪より後ろの部分が
上昇しなくなった。
その部分を上げ下げする油圧がドーンと落ちた。
重症であることを直感した。



その部分を切り離し、
いつも世話になっている農機具屋へ
緊急入院させた。



泥まみれではあるが、
どこがどういかんのか見た目では
わからない。
診察の結果・・・ダメだった。
残りの「本カキ」は知人に頼んだ。
保険の効かない手術には臓器移植も含め
５０万はくだらないらしい。
親父の代から活躍に活躍を重ねてくれたが
１５００時間を越える稼動は
彼の全身に大きくダメージを与えていたようだ。
無理して延命措置を施しても
次いつ発作が起きるかわからないらしい。
残念だが、あきらめざるを得なかった。
新車を買うか？中古良品を買うか？辞めるか？
秋までに結論を出さねばならない。
悲しいね。



トラとの別れをいつまでもナーバスにうじうじ
していても仕方ない。
周りは既に田植えを終えている田んぼも目立つ。
「本カキ」の終わった田んぼに遅溶性の
肥料を撒き散らす。この肥料が出穂の頃まで
効果を持続する。穂をたわわにしてくれる。
２０ｋｇのそれを背負って１反に４０ｋｇずつ
丁寧に満遍無く撒き散らす。これが重くて大変なんだ。
ここで頑張っておけば黄金色の秋が来る。はず。



恋女房もおてったい。お百姓の嫁は大変か？