eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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ノリ裁断の正直じいさんからノロウイルス

2017年03月04日 | eつれづれ
「悪いのはわたし。素手で作業していた」刻みのり製造元が告白
東京・立川市の7つの小学校で、児童・教職員1,098人が嘔吐などの症状を訴え、給食の「刻みのり」から、ノロウイルスが検出された。
集団食中毒の原因となった刻みのりは、大阪市のメーカー「東海屋」が製造し、同じ大阪市内ののり加工業者が加工していた。
のり加工業者は、「東海屋」の下請けとして、のりの裁断などの加工・梱包作業を委託されていた。
ここの社長に話を聞くと、「申し訳ないという気持ちですよ。そりゃ当然です。当然すぎるくらい、当然です」、「悪いのはわたしです」などと語った。
「悪いのはわたしです」
反省の意思を示した業者の社長に、実際、刻みのりを作る過程を見せてもらった。
すると社長は、素手でのりをつかみ手際よく裁断機に入れていった。
のり加工業者社長は、「原料を入れる際に手袋を、本当は使えばいいんでしょうが、時間がかかってしょうがないので、手で触ったのが原因じゃないかと思う」と話す。
効率よく作業するために、「素手」で持ったのりを、裁断する機械へと入れていたという。
その時の体調について、のり加工業者社長は、「ノロウイルス流行っていましたね。一応やっぱり多少吐き気がした時期がありましたし」と話す。
ノロウイルスが疑われる症状があった時期に、素手でのりを触り、作業をしていたというのだ。
のり加工業者社長は、「たまたまノロウイルスの菌があったのが問題でね。なかったら、こんな事件生じないです。今までも同じやり方でやっていて問題は1回もないです。ノロウイルスって、はっきりわかっていたら作りませんよ」と語った。
加工を委託したメーカー・東海屋も、のりは、高温で焼かれているため、ノロウイルスは、裁断・梱包段階で、作業員を介して混入したとみている。
のり加工業者社長は「私ののりが原因で、そうなったと思うとね、そりゃとてもじゃないけど、普通の神経じゃいられません」、「人さまのせいになんか、とてもじゃないけどできなくて、やっぱり、わたしが悪いと思わざるを得ません」と語った。
ざるそばにカツ丼など、さまざまな料理に刻みのりを使うそば店も、困惑を隠せない。
「時期的に、食中毒はニュースで見るが、それが、のりが原因と知って、「はぁ!?』って感じ。驚きしかなかった、最初は」と語った。
ノウイルスは4度という低温でも2カ月ほど生き続ける
もしノロウイルスに感染したまま、素手でのりの加工作業にあたった場合、感染はどう広がるのか。
北里大学・高橋 孝教授は、「素手となると、ウイルスが付着する可能性はある。
のりを裁断していく途中で、ノロウイルスが飛び散る」と話す。
手にウイルスがついていれば、当然、のりに付着し、さらに裁断作業を通して、ウイルスが飛び散ってしまうおそれがあるという。
さらに、高橋 孝教授は「ノロウイルスは、4度という低温でも、2カ月ほど生き続けると言われている」と語った。
同じ刻みのりは、先週、集団食中毒が起きた東京・小平市の2つの小学校の学校給食でも使われていた。
炊き込みご飯などに使われていて、児童と教員95人が2月23日から、嘔吐や下痢の症状を訴え、保健所は、給食室を立ち入り検査したという。
検査の結果が出るまで、1週間ほどかかる見通しで小平市は、2校での給食の提供を一時、取りやめている。
影響が特に大きい学校給食における食材の衛生管理が、あらためて問われている。

ノリからノロとは考えられなかったが家内工業のじいさん、素手でノリ裁断機へ入れていた現実でバッチィ手でセッセと刻みノリ作り。
子供には手洗い、うがい励行も見えない所では細菌だらけ...鮨職人も素手で握る、包丁、まな板、魚類は ...小便、大便しても手も洗わずか、気にしていたら食べられないゾとキリが無い世の中。


バナナのたたき売り格安販売

2017年03月04日 | eつれづれ

森友学園問題 産廃埋め戻し、財務局が促す 27年9月、協議記録に記載
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地払い下げ問題で、財務省近畿財務局が平成27年秋、同学園の小学校の建設予定地にあった産業廃棄物を「場内処分」するよう業者に促していたことが3日、分かった。産経新聞が入手した協議記録にやりとりが記されていた。産廃の処理費用が膨らむことを懸念し、予定地にいったん埋め戻すことで、手続きを急ぐ意図があったとみられる。
入手した資料は「(仮称)森友学園小学校新築工事に伴う土壌改良工事」との件名が記された「打合わせ記録」。27年9月4日午前、近畿財務局内で同局と国土交通省大阪航空局、法人側の設計業者や工事業者の4者が、建設予定地の地下にあった産廃の処理方法を話し合った際のやりとりが記されている。
それによると設計業者が「予算がつかないのなら、(産廃を)場外に出さない方法を考えるしかない」と発言。財務局は「できれば場外処分を極力減らす計画を考えてもらえないか」と依頼した。
さらに財務局は「建築に支障ある産廃および汚染土は瑕疵(かし)にあたるため、(国に)処分費用負担義務が生じるが、それ以外の産廃残土処分(の価格)が通常の10倍では到底予算はつかない」と指摘。「借り主との紛争も避けたいので、場内処分の方向で協力お願いします」と述べていた。
国は28年4月、産廃の処理費用などとして1億3200万円を法人に支出。この後、国が払い下げる際は8億2200万円を値引きし、1億3400万円で売却している。
民進党の玉木雄一郎幹事長代理は3日の衆院国土交通委員会で、27年9月4日の面会記録の開示を求めたが、石井啓一国土交通相は「打ち合わせの類いのものは、事案の終了後に廃棄している」と述べた。

国有財産をバナナのたたき売りの様に格安で売り払う...窓口は近畿財務局、本省の理財局には報告だけだろうが以前から噂はあった様だ。
この学校もイメージ悪くなり建築他の工事費用も払えず何れ破産するだろう。
建築主体も戦々恐々、このまま工事してもお金もらえるだろうか。

<森友学園>関門、巧みに通り抜け 崩さぬ「適正算定」
大阪市の学校法人「森友学園」が小学校建設用地として取得した大阪府豊中市の国有地を巡る問題は、国有地売却価格の不自然な減額の謎がいまだ解明されていない。一方で、大阪府による認可審査が「開校ありき」で進んでいた実態が明らかになってきた。なぜ学園は、関門を巧みにくぐり抜けてこられたのか。国会論戦でも引き続き大きな焦点となっている。 廃棄物が残存していたことを理由に、9億5600万円の鑑定額が1億3400万円まで値引きされた豊中市内の国有地。国は廃棄物の撤去費用を約8億円と見込んだが、この国有地の事情に詳しい関係者は「算出プロセスは、ブラックボックスだ」と語る。
昨年3月11日。森友学園が借りた国有地で、小学校を建設中に地中から廃棄物が見つかった。直後、学園の籠池泰典理事長は財務省に出向き、理財局の担当室長と面会する。この時、何が協議されたのかは判明していないが、学園は「国に任せていたら開校に間に合わない」と購入を望み、受け入れさせた。
売却に際し国は敷地の約6割に当たる校舎・体育館が建つ場所で、最深9.9メートルの地中に産業廃棄物が埋まっていると想定し、撤去費用として約8億円をはじき出した。このうち、処分場で産廃を処分する際の費用が約4億3000万円を占める。国は国土交通省の積算基準に沿い、今回の小学校の建設業者など複数業者にヒアリングをして処分費を算出したと言うが、ある産廃処理業者は「ほとんど業者の言い値で決まる」と明かす。
通常は第三者に委託し、入札などで算出するが、今回は国が算出している。国会で野党から「費用想定が過大ではないか」と追及されても、財務省は「基準に沿って適正に算定した」との立場を崩さない。ただ、国有地の事情に詳しい関係者はいぶかる。「何が埋まっているかわからないから、最大限を想定して見積もったのではないか」
◇審査「開校ありき」
学園が開設を目指す「瑞穂の国記念小学院」の認可を巡る手続きは「特例」ともいえる対応だ。
府への設置認可申請は2014年10月。府私立学校審議会(私学審)は同12月の定例会で、学園の多額の借入金などを理由に認可を見送った。
しかし15年1月の臨時会で、財務状況などを追加報告させる条件付きで「認可適当」と答申。私学審が現行方式になってから初の臨時会開催で向井正博府教育長は「開校時期や工期から早期審議の必要があった」と認める。
しかし答申時点では審査に入る条件である小学校用地が確保されていなかった。
府は近畿財務局と事前調整し用地の借地契約締結を前提に私学審に諮った。審査基準を自ら逸脱しておきながら、臨時会の議事録には事務局の府側が「条件付きで認可しかるべしとなると国は契約に走る手はずになっている」と審議を促すような場面が記されている。
今年2月22日に開かれた2回目の臨時会では入学・転入希望者が定員の半数程度と報告され財務状況への懸念が解消されなかった。
それでも私学審の梶田叡一会長(奈良学園大学長)は「よほどのことがない限り3月に認可される」と語っていたが、その後も敷地内のごみ問題、政治家との不透明な関係、学園が運営する幼稚園で政治的中立性からの逸脱を疑わせる事案などが噴出。開校を翌月に控えて、認可の行方は分からなくなった。
ある私学審委員は「報道で出るのは知らなかったことばかりだ」と不信感を募らせる。