eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

ツイッターでの文言は判りやすい

2018年09月10日 | eつれづれ
ネットにあったツイッターでの文言...。
発電所が数基止まり負荷の増加で稼働中の発電機の過負荷を招いた。
それにより回転数を上げられず位相が合わず停止。
この様なことを想定して必要なベースロード電源の開発が必要です。
ガソリンエンジンのアイドリングと同じ。止められない。

需要と供給のバランス崩れ、周波数どうのこうのとの記事でブラックアウト発生した...これは判りにくい。
要するに先のブログにもUPしたが、実際に手持ちの6A出力の小型インバータ発電機で例えると100V電源からファンヒーター1台運転すると最初の余熱ヒーター容量が大きく電流は6Aをオーバーして発電機のインバータ保護の為、ブレーカがパチンとトリップする。
ファンヒーター1台でも6Aインバータ発電機ではNGで最低16Aインバータ発電機の余力ある発電機が必要だ。
これは当然、他との電源連系はなっていないので、これだけの停止で済むが北電のブラックアウトは基幹発電所が地震で停止したため需要>供給が逆転してしまった事になり連鎖的に過負荷となり発電機のブレーカーがトリップした。常に発電機の供給がMAX需要を数%~上回っていなければならない。
1.2次変電所にも多くの保護継電器があるので発電所と同時に変電所の遮断器も遮断したはずである。

昭和40年当時の房総線2号275kV、東京電力.江東変電所単線結線図で66kV.21kVに降圧~配電用変電所で6kVに降圧して配電線に至る。
家庭に電気が届くまでには発電所~幾つもの変電所を経由してくるが、この間、無数の保護継電器が監視している。
これも発電所、変電所、配電線保護で一般家庭、企業などの電気使用など全く関係なく、問答無用で突然に停止となる現実。


断層帯とは無関係だった

2018年09月10日 | eつれづれ


今まで北海道地震、停電の情報をUPして来たが、ある程度のノーガキ語りが可能となったか?。
地震予知もサッパリあてにならない事だけはハッキリした様だ。
まだ、余震が続き更なる大きな本震が来るかも知れず要注意しなければ...店が開いたら少しガスカートリッジ、食料、水ペット他、買いだめをしておかないと。