二日酔いだったので、わりと午前中は死亡気味だった。4歳児の息子がどうしても、アトラスオオカブトのいるホーマックに行きたいというのだが、まだ酒が抜けなかったので、ちょっと我慢してもらう。
午前中は、小3の娘がスイミングに行くので、カミさんが送っていき、具合の悪い俺と、アトラスオオカブトの見たい息子が取り残されていたわけだ。
誤魔化し誤魔化しするうちに、カミさんが一度帰ってきて、プール当番表などを修正し、班長さんかなんかに渡しに行くというので、酒の抜けかかった俺と、どうしてもアトラスオオカブトを見たい息子も便乗して、娘のお迎えに。
そんな車中で4歳児が突然言うのだ。
「ねえねえお父さんお父さん(呼びかけるときは大体2回言う)」
「なに?」
「失礼センバンってなに?」
一瞬ギョッとする。よくよく聞いてみると、最近やってる実写ヒーローもの「レスキューフォース」の悪役が、言っていたのだそうだ。しかしまあ、急にそんなことを言われるとギョッとする。
そして夜。
架空の11月公演の台本「SAN」の読みをするために集まれる人だけに集まってもらった。最後のキャストがまだ一人決まっていない。
いろいろと直しのヒントをもらいながら、これまで気づかなかった重大(まあそうでもないが)な矛盾に気づく。
ギョッとした。
うああ、9年間気づかなかったよ!
まあ、それはそれとして、家に帰り、ビールなど飲んでいた。
ふと床を見ると、アリが1匹畳の上を這っている。とりあえず、殺生しないで網戸を開けて外に逃がそうとした。
その窓は外にすだれをかけていて、そのすだれは、網戸に引っかけるような構造になっているため、網戸を開けると必然的にすだれも動く。んで、そのすだれは演劇人らしく、バインドで固定してあるのだ。
で、網戸を開けると、蜂が数匹室内になだれ込んできた。1匹は俺の腕にたかっている。「うわっ、やべぇ!」と思って腕を振り、蜂を払って網戸を見たところ、目の前に蜂の巣があるではないか!
またしてもギョッとした。
何がなんだか良くわからないまま、とりあえず窓の手前の障子を閉めた。
一体何が起こったのだ?
障子の向こうでは、蜂の羽音がブンブンしている。いやあ、よく刺されなかったものだ。夜で、気温が下がっていたので助かった。
網戸を固定したバインドは、長さが結構長かったので、はじっこは長いまま、ぶら下げていた。そのぶら下がった長い部分に、蜂が巣を作っていたのだ。
よくもまあそんな不安定なところに巣を作るものだ。だから、網戸を開けたときにすだれごと動いたバインド線が「ブランっ」と室内に入ってしまったのだ。
しかしどうしようか? とりあえず、蜂の活性が下がっているので、まず障子を開け、網戸を開けて、蜂の巣本体を網戸の外へ。その後、室内に残った蜂を退治し、その後、蜂の巣本体を除去しに行くことにする。
そおっと障子を開けると、いるいる、数匹の蜂が、わりと大人しくそこら辺に留まっている。さらにそおっと網戸を開け、ブランっと蜂の巣が外に振れたのを見計らって網戸と窓を閉める。ここまでで一段落。
アリハチ用のキンチョールもあるのだが、室内で毒物はいやなので、チャイルドシート用冷却スプレーを持ってきて、残ったハチに一匹ずつ発射。落下したところをティッシュで捕獲、圧殺する。殺生である。
そして外に行き、今度は、殺虫剤を巣に噴射し、翌朝まで待つことにした。
しかしまあ、油断するとハチの巣あるなぁ、同じ種類のハチが(多分)家の反対側のモッコウバラの中にも巣を作ってたからなぁ。小学校1年で初めてハチに刺されて以降、10回以上はハチに刺されているのだが、出来れば刺されたくないよなぁ。
でもまだ、スズメバチには刺されていないのですぜ。
午前中は、小3の娘がスイミングに行くので、カミさんが送っていき、具合の悪い俺と、アトラスオオカブトの見たい息子が取り残されていたわけだ。
誤魔化し誤魔化しするうちに、カミさんが一度帰ってきて、プール当番表などを修正し、班長さんかなんかに渡しに行くというので、酒の抜けかかった俺と、どうしてもアトラスオオカブトを見たい息子も便乗して、娘のお迎えに。
そんな車中で4歳児が突然言うのだ。
「ねえねえお父さんお父さん(呼びかけるときは大体2回言う)」
「なに?」
「失礼センバンってなに?」
一瞬ギョッとする。よくよく聞いてみると、最近やってる実写ヒーローもの「レスキューフォース」の悪役が、言っていたのだそうだ。しかしまあ、急にそんなことを言われるとギョッとする。
そして夜。
架空の11月公演の台本「SAN」の読みをするために集まれる人だけに集まってもらった。最後のキャストがまだ一人決まっていない。
いろいろと直しのヒントをもらいながら、これまで気づかなかった重大(まあそうでもないが)な矛盾に気づく。
ギョッとした。
うああ、9年間気づかなかったよ!
まあ、それはそれとして、家に帰り、ビールなど飲んでいた。
ふと床を見ると、アリが1匹畳の上を這っている。とりあえず、殺生しないで網戸を開けて外に逃がそうとした。
その窓は外にすだれをかけていて、そのすだれは、網戸に引っかけるような構造になっているため、網戸を開けると必然的にすだれも動く。んで、そのすだれは演劇人らしく、バインドで固定してあるのだ。
で、網戸を開けると、蜂が数匹室内になだれ込んできた。1匹は俺の腕にたかっている。「うわっ、やべぇ!」と思って腕を振り、蜂を払って網戸を見たところ、目の前に蜂の巣があるではないか!
またしてもギョッとした。
何がなんだか良くわからないまま、とりあえず窓の手前の障子を閉めた。
一体何が起こったのだ?
障子の向こうでは、蜂の羽音がブンブンしている。いやあ、よく刺されなかったものだ。夜で、気温が下がっていたので助かった。
網戸を固定したバインドは、長さが結構長かったので、はじっこは長いまま、ぶら下げていた。そのぶら下がった長い部分に、蜂が巣を作っていたのだ。
よくもまあそんな不安定なところに巣を作るものだ。だから、網戸を開けたときにすだれごと動いたバインド線が「ブランっ」と室内に入ってしまったのだ。
しかしどうしようか? とりあえず、蜂の活性が下がっているので、まず障子を開け、網戸を開けて、蜂の巣本体を網戸の外へ。その後、室内に残った蜂を退治し、その後、蜂の巣本体を除去しに行くことにする。
そおっと障子を開けると、いるいる、数匹の蜂が、わりと大人しくそこら辺に留まっている。さらにそおっと網戸を開け、ブランっと蜂の巣が外に振れたのを見計らって網戸と窓を閉める。ここまでで一段落。
アリハチ用のキンチョールもあるのだが、室内で毒物はいやなので、チャイルドシート用冷却スプレーを持ってきて、残ったハチに一匹ずつ発射。落下したところをティッシュで捕獲、圧殺する。殺生である。
そして外に行き、今度は、殺虫剤を巣に噴射し、翌朝まで待つことにした。
しかしまあ、油断するとハチの巣あるなぁ、同じ種類のハチが(多分)家の反対側のモッコウバラの中にも巣を作ってたからなぁ。小学校1年で初めてハチに刺されて以降、10回以上はハチに刺されているのだが、出来れば刺されたくないよなぁ。
でもまだ、スズメバチには刺されていないのですぜ。