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戯曲ワークショップ

2016-06-12 20:18:00 | 芝居
一昨年から北上さくらホールでやっている戯曲ワークショップも、今年で3回目。
その第一回である。これから月一でワークショップをやっていき、年度末に上演する北上市民劇場の台本を作っていこうというわけだ。

受講生は昨年に引き続き、M君とMさんとSさん、そして今年あらたにCくん。盛岡ではWIREWORKでお馴染みの怪優である。

1回目は、大体戯曲についてレクチャーして、1回目までにこなしてもらう予定の宿題について検討する。

今回は、MさんとCくんが欠席ということらしい。でも、北上市民劇場を盛り上げる会やっぺしの若手の子にも聞かせたいとのことで、まあ、座学で聞くだけだとつまんないかもしれないので、ちょっとしたドリルも考えていく。

参加して書いてみたりした方が楽しいからね。

レクチャーは、まあ、戯曲とはどんな風に書かれているとか、どういう要素があるとか、どんな風に構築していくとか、発想と情熱をどのように形にしていくかという技術についてまあ簡単に解説する。
あとは宿題について検討。

どんな宿題を出しているかというと。

1.どんな芝居かという内容を一行で説明
2.それをやや詳しく三行で説明
3.A4一枚くらいであらすじ

と、この三つ。
これをそれぞれ書いてきた人にプレゼンしてもらい、みんなで検討して改善点を探していく。
ポイントはみんなで検討ってところで、これによって、自分ではわからないところが人にはわかるということ、自分でわかっているつもりのところが人にわからないこと、などを体感してもらうのだ。

んでまあ今回は、そのやっぺしの若手の子たちが三人加わり、事務局のMさん(女性)、さくらホールの担当TくんとSさん、もう北上はTばっかり。ぶっちゃけ高橋ね。
という面々もドリルに取り組んでもらう。

とりあえず一問目は以下のような感じ
「図書館」にいる二人の会話で「図書館」という言葉を使わずに、できる限り短いやりとりで「図書館」であることを伝える。

これは結構みんな上手。しかもいろいろベクトルが違っていて面白い。
「静かにしなければいけない場所」というコンセプトでやりとりを作る人。
「本を借りたり返したりする場所」として考える人。
「勉強する場所」として考える人。
そのいくつかをミックスして考える人。

さらに、場所と二人の関係をわからせるやりとりなども考えてもらう。
これはちょっと面白かったので、段階を踏んで、ドリルに取り組むだけで短い戯曲が書ける教材を考えてみよう。

そんな感じで、また来月も北上に行くわけだ。




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