稽古が佳境だ

１２月の週一稽古から、週二から三と稽古日が増えた。んで、そろそろ佳境である。
ホンを離せるところがちらほら。まあ、よそのチームはもっと進んでるんだろうがね。

なんというか、それぞれ味が出てきた。もちろんその味は、まだまだ雑味を取らないといけないんだけど、とにかくどういう味なのかがおぼろげながらわかってきた。

あとは如何にその味を引き出すかだな。

なかなか出てこないけど、じっくり引き出すと、コクが出てくる牛骨のようなキャラクターとか、異様にアクが出てくるけど、まだうまみが出てこないとか、鰹節のように素早く味は出てきたものの、その香りを維持するのが難しいとか、まあ、いろいろいる。

あとはまあ、みんな健康に気を付けてだね。あとチケット売ることだね。
みなさん見に来てくださいな。まだ一ヶ月先だけどさ。

てなわけで明日も七時半に御所湖さ。

早寝と下痢

もともとお腹は緩い方なので、便秘には縁がない。
そんな俺でも、びっくりするような下痢をする。

夕食時（月曜日あたりだったかな）急に腹が張り始め、食が進まなくなる。
食欲がないというより、まあ、そのときはすでにかなり食ってはいたのだが、物理的に入らない感じに腹が膨れた感があった。

で、下痢。

稽古もないので、娘に誘われるまま、早寝。九時くらいに床につく。
でも、なんだか腹具合は変な感じのままで、朝を迎える。

今日水曜日まで、三日間、朝七時半に御所湖に行かなければならなかった。
早寝早起きはするもんだね。でも、今日も腹具合は今ひとつ。

それでもビール飲んじゃうんだからなぁ。ついでに酒も飲んじゃうんだからなぁ。
厄年なのに。

ああ、すんげえ厄年気になってる。そんなに気にするこたぁないと思いつつも、なんというか、いや、どうなっちゃったりするんだろうと、妙に楽しみだったりもするわけだ。

今年は人間ドックでも受けてみっかな。
以前芝居に出てくれた助産師さんは「４０過ぎたら年一回は脳ドックよ」と言っていたが、人間ドックと脳ドックは別物なんだろうか？　別物だとしたら脳は人間とは別物ってことだよなぁ。

モリシミ初通し

いやまあ通しったって、台詞入ってないチーム（俺担当）もあるから、台本片手にだったりするんだけど。

主にオープニングとつなぎ、そして全体でどのくらい時間がかかるのかを見るため、あとはまあ、ざっと問題点を探すって目的で通してみた。

一回目、もちろんボロボロだから、っていうか、つなぎの段取りなんかしてないから、その都度、段取ったり調整したりしながら進む。
一本目を何とか全部やって、約三時間。

いくら何でもちょっとかかりすぎ。各チーム十分目標で短縮を計る。

みんなの顔を見ると、疲労の色がありあり、演出部と舞監部で話し合い、二本目を通すかどうか……。
つなぎだけやろうと思っていたのだが、Ｈくんが「どうせなら通しちゃいません？」と提案。「うーむ」とうなりながらも結局二本目を通すことにした。

結果的に大正解。２０分くらい縮まった。まあ、あと最低十分短縮したい。理想的には、全体二時間以内ですべて終了するのが望ましいと思っている。

一月前の通しとしてはなかなかのもので、このまま順調に育ってくれることを祈っている。まあ、大丈夫でしょう！

それにしても素人侮り難し、初舞台とか、二度目とか、十数年ぶりとか、そういう人たちなんだけど、何とも「変」である。この、初々しい「変」具合をスポイルせずに本番まで持っていきたいものだ。
熟練と背中合わせで、初期の個性は失われて行ってしまいがちなので。

ムシキングのアニメは「変」だな。

こんな夢を見た

髪の毛が生えていた。

いつの間に生えたんだろうと思った。真ん中分けでちょっとウェーブがかかっている。

夢だった。

そりゃそうだよ。しかし何でそんな夢を見たのかよく考えてみた。

そういや、帽子かぶって寝てた。何で帽子なんかかぶってたかって？
そりゃ、頭刈ったので、寒かったから。

納得。頭が暖かいのは、髪の毛があるからだと思ったわけだ。

関係ないけど、今日、車のトリップメーターが８００００キロを示した。
７７７７７を見逃した俺としては、ちょっとラッキーな気分。
末広がりまくり八万。
ということで。

感劇地図っての

まあ、知ってる人は知っている、劇評の新聞なんだけど、編集委員が、家庭の事情だったり入院だったり多忙だったり怠け者だったりして、よく遅れる。

今年度に入って油断してたら、あらあらあらあら、１２月から「月刊感劇地図」でやっていかないといけない。てなわけで、今月も締め切り間近というか、もうそろそろ印刷所に出さないといけない。で、残ってた原稿が俺担当。

懸案だった、小さな記事を上げて、あとは写真待ち。
電話取材をしたのだが、いや参ったなぁ。

「もしもし○○さんいらっしゃいますでしょうか？」
「いませんけど……」（明らかに怪訝そう）
「ああ……そうですか……」
「あの、何でしょう？」
「じつは……」
と、取材のことを切り出す。

前日にも電話をかけていて、その○○さんは遅くなりますということだったのだ。
で、その、小さな記事のことを言うと。

「○○は亡くなりまして……」

あちゃー、そりゃ疑うわな。そういうのはちゃんと調べとけよ俺！
確かによく思い出してみると、ちょっと前の岩手日報の記事を読んで、そんなことだったような気がしたのだ。ネットで調べたら、ちゃんと過去記事で出てんじゃん。

それ一読するだけでも大分違うよな。まあ、済んじゃったからしょうがないけど。
さあて、これから稽古だな。