またイヤな出来事があった。
息子の誕生日の祝いにお小遣いを送ってきた母。
お礼の電話を息子にさせたときの話。
「これから言うことは、私の責任だから言うとくけど。
この前、お父さんの7回忌に来たときアンタが持ってきた御仏前の水引、グレーだったよね?」
と切り出され、
ピーンときた!
そうきた訳というのは、
父の法要が終わって2週間経ったころ、母から兄のところに同じように電話があり、
「御仏前の水引は、亡くなったあとは黄色の水引使うもんや!」と怒られたと。
そのときはとっさに謝った兄だが、ネットで調べたら、関西は確かに黄色の水引を使用するが、関東は黒。
母に電話をかけなおして、
「関西は黄色だけど、東京は黒しかない。用意できないんだから仕方ないだろ!」
と抗議したとのこと。
私が真っ先に思ったのは、
(なぜ2週間も経ってからそんなこと言ってくるんだろ?そのとき言えばいいのに)
私のところには言ってこないな~と思っていたら!
3週間後はこっちか!!!
「水引がグレーで、おかしいな、と思ってたけど、隣のおばちゃんとかに確認したら、やはり亡くなったあとは黄色だと言ってる」
「御坊さん、ちらっと見て、へーんな顔してた」←ここポイント!!
「○○(兄)に注意したら、いったん、謝ったけど、なんやらで調べて(ネットのこと)、東京は黒だっていう。そうなん?」
私
「はい。そうです。黒しかないよ。黄色なんて知らなかった。パパ(関東より東出身)に聞いても知らないって。見たことないって。名古屋の友達も知らないって言ってたわ。
用意できないから仕方ないでしょ」
母:「御坊さん、アンタの御仏前見て、へんな顔してたし!あら~って思ったけど」
(モラは、○○さんが言ってた と、他者が言ってたことにして、こちらの不安をあおったり、非難をする)
私「なんで今頃言うの?もう3週間も経ってる。三回忌のときも何も言ってなかったよ」
***さ~ みなさま ここから すごいですよ***
「あんた、3回忌来てないじゃない」
「はぁぁぁぁぁぁ????
行ってますよ!!!!!!!!!!!!!!!」
前記事で、「母を受け止めない娘がおかしい」という世の中の声がうんざりするという内容の記事を書いた。
親の法要という厳粛で、最優先で足を運ぶべき行事に参加し、亡き父の霊を慰めた。
そんな大切な行事に
「オマエは来てない」
と言われて、
「しかたないなー 母親だから。なに言っちゃってるのかなー」
と許すのが、娘としての正しいあり方なのか?
そして、
「それくらいのこと、いちいち怒らないくていい」ことなのか?
こういうときは、必ず、「来てない」「行きました」の押し問答になるので
「こっちには、飛行機の履歴もパスポートの履歴もあるわ!」
と言ったら
「そうだったっけ?」
さらに。
「でも御仏前持ってきてないよね?」
「はぁぁぁぁぁぁ????
持っていってます!!!!!!手ぶらで行くわけないだろ!!!!!」
これでも「娘」は反撃するもんじゃないんでしょうか・。
私にも「悪いところ」があるのでしょうか。
そしてトドメ
「でも1万だよね」
「来てない」と言われた時点で電話を切るべきだったと後悔しました。
ものすごい矛盾なのに、私も感情的になってしまって、その矛盾を突いてやることができなかった。
だって、三回忌に来たかどうか記憶にないひとが、どうして私が持参した御仏前の額「1万」って覚えてるわけ?
「3万だ!!」
急に話を変えて、○○は元気か?とか地元の話などを話し出す母。
どっかの時点で冷たく切ってやった。
「あさイチ」で、
「生んで育ててくれたお母さんでしょ?」とか「母の愚痴ぐらい聞くべき」
とか、とにかく娘というものは母に合わせるべきなんだ!という娘側の意見もあった。
こんなこと言われても距離をとってはいけないの?
行かなかったらそれこそ「非常識」と非難されるであろう法要に参加してないといわれ、
お金を持ってきてないと言われ、
ケチな額で用意したと言われ。
それでも離れずに、抗議せずに、自分も悪いところがあったと反省して寄り添う?
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このブログをずっと読んでくれている方たちはわかると思うが
このような出来事は、けっして珍しいことではない。
この電話は頭にきたけど、
「またか」
と。
こんなことが「日常」にあるなんて・・・
私の母があんなにどす黒いなんて・・・