実母からのモラルハラスメント

実母からモラルハラスメントを受けて数十年。
終焉を迎えました。

ネガティブのパターン

2008-07-21 | 母というひと
今回、実家で母と接して気付いたことがある


母は私になにか提案?したいときや頼みごとがあるときは否定形で質問するのだ


アッちゃん これ食べたくないやろ?
アッちゃん これいらないやろ?
アッちゃん ○○日は来れないやろ?
アッちゃん ○○へ行きたくないやろ?



↑これ おかしい 実におかしい 変だ!



否定形で聞かれたらなんて答えればいいのだ?

家にある蜜柑ひとつに「いらんやろ?」って・・・
普通は「いる?」「食べる?」って聞くよね



母を怒らせないような返事をしなければと身構えていた
はっきり「いらない」と返事すると母の気分を害するのではないかと
とっさに自己防衛の体制にはいる
このパターンが私の身に刻まれてしまっていた


一方で母はなぜこういう聞き方をするのだ?
まるで子供にあげたくない、別行動したいがためにそういう言い方をするのだと考えるのが一般的だと思うのだが
母の場合はそうではない



拒絶されるのが怖い


「これ食べる?」と好意で差し出したものを、
「いらない」と拒否されることが恐怖なのだ
モラ母は、相手が今は満腹で食べたくない、とかそれが苦手なものなのかもしれない、なんて相手の都合を考えることなどできない
自分が拒絶されるかもしれないことに過剰に防衛的になる

相手に拒否される前に、まず拒否した形でお願いすれば面子が保たれるのだろう
拒否に拒否で答えられれば「ほらやっぱりね」で安心できるし
「いやいや 下さい お願いします」と言われれば、「そうかいそうかい アンタにあげるものじゃなかったけど、あげてもいいよ どう?うれしいだろ?」
と優越感を得られる

このパターンが習慣化している



この状況は何度もあって苦笑してしまった

ある日、昼近くになって
母がため息交じりに訴えるような言い方で
「あーーー ラーメン食べたい」
と言った


(間違っても、「食べに行かない?」とか「連れてってほしい」なんて言わない)


来た来た~


プレッシャーを与え続けられるのはイヤなので


「じゃあみんなでラーメン食べに行こう」と私が提案

兄、私の夫と子供、母で総勢5人


昼前に着かないと混雑して入れないからと、みんなをせかすので
それならとみんな腰を上げて用意しだしたところに



あんた達 本当はお腹一杯で食べたくないの?


これは重症だ

ラーメンひとつにここまで頭の中がグルグルする母
自分はラーメンを食べたい

誘ってくれるように仕向ける

引き受けてもらってまず安心

だがすぐに不安

・本当はみんな食べたくないのかも
・申し訳ない(という気持ちも確かにあると思う)
・あとで自分のせいにされるかも



快く引き受けてもらっても常に疑惑がわく
本当に母というひとは不幸なのだと思う




こういう場合は



うれしい!付き合ってくれてありがとね


で終わるのに