実母からのモラルハラスメント

実母からモラルハラスメントを受けて数十年。
終焉を迎えました。

兄からの電話

2008-11-03 | 母というひと
昨日 突然、兄から電話があった

元来、私達兄妹はお互いに干渉しあわないので、それは珍しいことだ

父が亡くなる7月までは、まめに連絡を取り合ってはいたけど

49日が終わり、ひととおり落ち着いてからは、たまにメールをする程度

国際電話なので、よほどのことがないかぎり敬遠しがちだった


兄が電話してきたことに驚いて

開口一番、焦りながらこう聞いてしまった


どうしたの?なにかあったの?



兄:いや なにがあったというわけではないけど
  お袋からそっちに電話あるか?



私:ぜ~んぜん めっきり電話来なくなったよ ラクでいいわ



兄:ウチはひっきりなしにかかってくる。一日5回かけてくることもある。
  仕事中でもおかまいなしだ


私:うわっ




あまりのしつこさに、最近は電話に出ないようにしているという。だが昨日は携帯に朝9時半に着信記録があったので、よほどのことかと思い、電話してみたそうだ


内容は
・アメリカ経済が破綻したとばっちりで投資で損をした
・このまま持っていたほうがいいのか手放したほうがいいのか


その決断を兄に迫り

そんなことわからないというと

一方的にギャンギャンわめいて、怒り、電話を切ってしまったのだという





こういうパターンはかつて、ずっと私がされていた


自分で決めるべきことを自分で決めない

そのくせ、結論は自分の中では出ているのに、求めた相手が自分が決めている回答をよこさないと攻撃する

うまくいかなかったときは、当然決めたひとに責任をなすりつける

さらに

「わからない」「お母さんがいいようにしたら」なんて回答も認められない(苦笑)

そういう回答は
・なんでも私に決めさせて、私のせいにする気だ
・冷たいヤツだ
・私のことなんかどうでもいいのだ


となってしまうわけで、なにをどうやっても満足することはないのだ




それより心配なのは兄



私:だいぶ参っているんじゃないの?



兄:いや べつにたいしたことじゃないけど 


私:いーや!こうやって電話してくること自体、しんどいからだって
  アノ人は病気よ


兄:ああ パーソナリティ障害だね



驚いた。

以前、母は境界性に間違いないと関連ウェブなどを兄にメールしたことがあるのだが、
そのときは、それほどのものとも思っていなかったようだ。
私も関心がないなら、とそれ以上意見しなかったのだが、「BPD」だと兄自ら認める発言をするということは、それなりに知識を得たのだろう



私:そう。境界性は治らないんだから、こっちがちゃんと線をひかないとだめよ






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怒った母に、ガチャン!と電話を切られたあと
兄はフォローの電話をしたのだという
損失に対するアドバイスをしたけど
またあっさりと切られてしまったそうな




(兄よ。それもするべきではなかったよ
フォローの電話なんて、母の顔色見ちゃだめよ
支配が行き届いているのを確認して、増長させるだけなんだから)



かつての私です



罠なんだよ!って言ったけど


やはり男で、まだまだ無頓着な兄は「罠」という言葉もピンとこないようだ