9歳の私へ
2009-05-22 | 私
いまでもよく思い出すことがある
というより、母に思い出させれられる出来事だ
母の定番恨み話はいくつかあり、そのうちのひとつ。
自分がどれほど家族に苦労させられたか編だ
それは、私が小学校3年生のときのこと
なので、記憶ははっきりしていない
家族で初めて東京旅行へ
融通が利かない母のことだから、何日も前から準備していたのであろう
前日、私に
「明日、○時に起きなさい」と言うと
私が
「え~ なんでそんな早く起きなきゃいけないの?」
と文句を言ったらしい(記憶にない)
私の発言が未だに
「悔しくて忘れられない」
のだそうだ
当日、汽車の時間をどちらがどう間違えていたかは定かではないけど、
突然、「○時の電車だ!早く出るぞ!!」と父が怒鳴ったため
血相変えて戸締りもそこそこに家をあとにした
父はちゃんとした時間を教えてくれなかったし、なにひとつ準備も手伝ってくれなかった。
自分はそんな父に苦労ばかりさせられた
そのとき、兄は気が小さいくてやさしいから、とっさに戸締りを手伝っていたのだそうだ
私はなにもしなかったと。
そのときの父への恨みも消えないそうだ
娘は身勝手で配慮がない
その話、何十回も聞かされ、そのたびに私は何も言えずうつむくだけ
申し訳ない思いを「させられた」
でも待てよ
私 たった9歳 3年生
3つ違いの兄は6年生
9歳の子が、電車の時間を確認し、予定を考慮したり戸締り手伝ったり
親の不手際をフォローしなければならなかったのだろうか
それが出来なかった私は、そんなに悪い子で、何十年も恨まれなければならないのか
母は9歳の私に、なにを求めていたというのか
結局、この話は「お父さんは酷いひとだ」になる
母は「失敗」とちゃんと向き合うことができなかったのだろう
母が言うように父がちゃんと伝えていなかったのなら、
父に責任を取らせたり
自分が悪くないことを認めさせる能力もなかったのだ
9歳のときの言動にずっと罪悪感を植えつけられてしまった自分もどうかしてた
次回、この話を持ち出すのが楽しみかもしれない
「9歳の子供が気も使わずに言ったことを、未だに根にもってるほうがどうかしてるんじゃない?」
と言ってやりたい!
というより、母に思い出させれられる出来事だ
母の定番恨み話はいくつかあり、そのうちのひとつ。
自分がどれほど家族に苦労させられたか編だ
それは、私が小学校3年生のときのこと
なので、記憶ははっきりしていない
家族で初めて東京旅行へ
融通が利かない母のことだから、何日も前から準備していたのであろう
前日、私に
「明日、○時に起きなさい」と言うと
私が
「え~ なんでそんな早く起きなきゃいけないの?」
と文句を言ったらしい(記憶にない)
私の発言が未だに
「悔しくて忘れられない」
のだそうだ
当日、汽車の時間をどちらがどう間違えていたかは定かではないけど、
突然、「○時の電車だ!早く出るぞ!!」と父が怒鳴ったため
血相変えて戸締りもそこそこに家をあとにした
父はちゃんとした時間を教えてくれなかったし、なにひとつ準備も手伝ってくれなかった。
自分はそんな父に苦労ばかりさせられた
そのとき、兄は気が小さいくてやさしいから、とっさに戸締りを手伝っていたのだそうだ
私はなにもしなかったと。
そのときの父への恨みも消えないそうだ
娘は身勝手で配慮がない
その話、何十回も聞かされ、そのたびに私は何も言えずうつむくだけ
申し訳ない思いを「させられた」
でも待てよ
私 たった9歳 3年生
3つ違いの兄は6年生
9歳の子が、電車の時間を確認し、予定を考慮したり戸締り手伝ったり
親の不手際をフォローしなければならなかったのだろうか
それが出来なかった私は、そんなに悪い子で、何十年も恨まれなければならないのか
母は9歳の私に、なにを求めていたというのか
結局、この話は「お父さんは酷いひとだ」になる
母は「失敗」とちゃんと向き合うことができなかったのだろう
母が言うように父がちゃんと伝えていなかったのなら、
父に責任を取らせたり
自分が悪くないことを認めさせる能力もなかったのだ
9歳のときの言動にずっと罪悪感を植えつけられてしまった自分もどうかしてた
次回、この話を持ち出すのが楽しみかもしれない
「9歳の子供が気も使わずに言ったことを、未だに根にもってるほうがどうかしてるんじゃない?」
と言ってやりたい!