帰国しても母と関わる気はさらさらなく、受験に集中。
子供の将来にかかわることだ。
本人も私も緊張、ストレスはかなりのもの。
ヘルペスができたり、よく眠れなかったり、歯ぎしりをしたりと、身体の変化も出てくる出てくる(苦笑)
息子が受験合宿に入り、彼は私達とは離れて缶詰。
携帯は息子に持たせた。
なので、モラ母と私との連絡手段はパソコンでのメールか、夫経由になる。その旨もモラ母に言っておいた。
息子を送りだして数日たった日のこと。
兄から電話が
「昨日、お袋が入院したよ」
便に異常があり、あわてて病院へ行ったら、そのまま入院になったとのこと。
元気はあったから、自分で支度して、タクシーで病院へ行けたそうだ。
ちょうど週末だったので、とりあえず兄が東京から飛行機で駆けつけ、入院手続き、ケア、その他もろもろのことはしてきたという。
あああああああ
まっさきに湧きあがった感情は
もうーーーーー!こんな大事な時期に邪魔しやがって!!!!
かわいそうだという感情は驚くほど湧いてこなかった。
むしろ、なにかしら邪魔してくるんじゃないかな?とぼんやり予想していたほどだ
兄には
「私は見舞いに行けません。明日から受験が始まるから。」
(東京の地理をほとんどわかっていない外国から来た息子が、単身で受験会場に行けるわけなく、私が合宿所から連れていくしかない事情)
兄「そりゃそうだよ 行かなくていいよ」
兄には悪いけど、万事おまかせすることにした。
もともとタイトなスケジュールで、6校の受験、発表、入学金や一時金の手続きで1日たりとも余裕はない。
戻ったら戻ったで、今度は卒業、本帰国の引っ越しもある。
受かった学校によって住むところも決めないといけない怒涛のようなスケジュールなのだ
***************
母は手術が必要となった。
手術まで3週間くらいの間があった。
そのあいだ~
やはりいろいろ画策された。
動じなかったが!
「アッちゃんは、いま大変なときなんだから、来なくていいのよ~ 受験のことだけ考えて!」
と力説。
もちろん鵜呑みにしない。何度もこの手でやられてたから。
なんとか来させようと策略するだろうな
母の元に行かないことに罪悪感抱かせようとするだろうな
はい、すぐにやってきました(苦笑)
ある日
夫に弱々しい声で電話がかかってきた
「アッチャンと話したい。どうしたら連絡とれるの?どうやったらあの子としゃべれるの?」
と言われたという。
想定内なので、モラ母にメール
「○○(子供のこと)に携帯持たせてるから、連絡するならメールか夫にと言っておいたよね?明日、日曜で夫いるし、夫の携帯からおかあさんの携帯に電話します」
すると、
「病室で電話するのイヤ。メールも打つのきらい。かけれるときに、こっちから電話する」
はぁぁぁ
そういうことなら、ほっておこ!
と思った次第だった。