桃の節句は、ちと痛い想いがある。
我が家には雛人形がなかった。
母によると、祖母が買ってくれなかったからだという。
娘の嫁ぎ先に女の子が産まれたら、母方の実家が雛人形を用意するのが慣わしなのに!と忌々しくそうに愚痴っていた母。
お祖母ちゃんはひどい!と思って育ったけれど
かといって、母が代わりに買ってくれることはなかったわけだ。
お雛様がないなら、雛あられや菱餅やちらし寿司くらいで祝ってもよさそうなものだけど
そんなことしてもらった記憶はない
子供の頃からお祖母ちゃんがケチだと思っていたけど、母に対しても、
なぜ雛あられくらい買ってくれないのだ?と思っていたが、
「○○買ってほしい」と言えない私は、自分を祝ってもらえない違和感を封印していた。
母の完コピである祖母がどういう感情で、雛人形を送らなかったかはわからないが
母自身もまた、実母から節句に祝ってもらったことなどないのだろう。
母の気持ちとしては、
「自分がやってもらってないことを、娘にしてやってたまるか」
モラはこれ。
「自分がしてもらってないから、しなくてもいいかも?」
ではない。
「してやってたまるか」
これが一番しっくりくる
そういう場面を何度も見てきた。
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投稿できない問題。
今日もやはり調子が悪い
いちいちキャッシュ、クッキーを消さないとだめ?
うーむ