満員電車に揺られ、家路に着く。
充実感8割、精神的疲労1割、肉体的疲労1割。
そんなウィークデー。
大抵は独りで摂る簡素な夕餉。
特に観たい番組がなければ、TVはつけず。
気が向けば好きな音楽をBGMとして流しながら。
おもむろに、新聞を広げる。
まずはTV面から、ざざっと流し読み始め、(一応)1面まで。
そんなフツーの夜のささやかな日課。
読売新聞の『人生案内』欄 と、
『こどもの詩』。
“ワタシならどう書く、どう答える?”
なんて考えながら。
長田氏のコメントは残念ながらワタシのちゃらんぽらんな感性とかなりギャップがあるけれど
毎回思わず感心&共感してしまうのが、増田明美さん。
結構ズバッと明快に指摘やアドバイスするコメントには、もしかしたら好き嫌いがあるかもしれないけれど、あひょ的には好感度かなり高し。
「イイコト言うぢゃ~んそうそう、その通りだよねん」
なんてほくそ笑むこともしばしば。
人の相談に乗るって、難しくてなかなかできない。
結局はひたすら聞いて聴いて聴きまくって、それだけで終わってしまうことがほとんど。
自分には、相手の事をアドバイスできるほどのスキルも経験もない。
困難に直面している人を本当の意味で救えるのは、本人の自覚と決意と行動しかない。
だから、いつも己の無力感に捉われながら、ただひたすらに心の中で念じることしかできない。
“どうか、この人が、この問題をいつか自ら解決できる力と、苦しみに負けない強さと、たくさんの時間と、そして大いなる癒しを得ることができますように・・・”と。
だからこそ、まるでお医者さんがクスリを処方するように“こうしたら?”“ああも出来ますよ?”と具体的に指南する彼女の大胆?で繊細かつ豪快な回答は、ワタシにとっては最高の一服の清涼剤となるのだ
これからも、温かでそして壮快なアドヴァイス、頼みますよん、増田さん