この世に存在するありとあらゆる香りの中でダントツ1位
・・・と言い切れるくらい大好きな、沈丁花の花咲く季節が今年もやって来た。
あまりにも好きで、一昨年だったか、ネットで探して沈丁花の香りの香水なるものを購入したくらい。
『武蔵野ワークス』さんの、その名も『Jinchoge』
人工的に作られた香りとしては、かなりイイ線いってるとは思ったけど
・・・残念。
やはり天然モノ、大自然の神秘によって生み出される香りとは、どこか何かが大きく違う。・・・ちょいとくどくなるのかなぁ?
それはさておき。
香りは、“記憶”だと思う。正確には、香りは記憶を呼び覚ます。連れてくる。深く刻まれる。
沈丁花の香りを嗅ぐと、なぜか私は、昔通っていた幼稚園の園庭の片隅と、雨と、(なぜか)折り紙の3点セットがヴィジョンとして蘇る。何故なのかはよく分からない。
幼い頃から、香りや音や触感などといった感覚的なことにかなり敏感だったからかもしれないが、特に匂いに関しては未だにかなりのフェチだ。
香りはとても主観的なものだから、人によって好みは分かれるし、なかなか難しいところだけど・・・。
20代の頃からずっと追い求めている“私らしい香り”
私という記憶を誰かの胸に蘇らせる・・・そんな幻の香りの探求の旅は、まだまだこれからも続きそう。
ちなみに、今まで愛用していた2種類の香り、いずれもメンズだったけれど
最近、新たな香りに変えてみた。
もうすぐ、春だしね。ちょいと甘いよ。
でもやっぱ。香りといえば沈丁花。
ご近所の沈丁花スポットの開花が待ち遠しいあひょなのでやんす