嗚呼。どーしよーもねーなー・・・
ヒマさえあれば大好きな本を片手にベッドでゴロゴロしてばかりいるから、どんどん崩壊してゆくのね・・・
で、そのバナナ。
ダイエットブームのあおりを喰らって入荷即完売状態となり、一時的にスーパーの売り場から姿を消していたあの異常事態から幾年月。近所のスーパーではたくさんのバナナが売られている。
で、最近ちょっと気付いたことが。
ほぼ青いままの状態で売られているやつを結構見かけるのだ。青バナナ。
購入者はどうするのだろう?
家で放置して追熟?それともそのまま料理に?
まさかそのまま食べる・・・とか?
ついこの間、人ぞれぞれのバナナの食べ頃についてTVでやってたけど、上の写真のような茶色のてんてん(シュガースポットね)が出来て完熟の状態になったものを好まない人も意外に多い、というのにはびっくりした。
えっ?バナナの醍醐味って、やばいくらいに柔らかくなりかけた、甘々の完熟にあるんじゃないの??
人によっては、一部がまだ青くて固いフレッシュさこそがバナナの旨さだとか。
たまたまなのか、青バナナ派(?)を主張していた男女は、揃って20代くらいの若い人だった。
なんでも、あの完熟バナナの、口に入れた時のねっちょりとまとわり付く感じと濃すぎる甘さが苦手だそうな。
むぅぅぅ。
バナナの世界もやはり、若くて少し青くて瑞々しくカタい、ちょっとライトなタイプがもてはやされるのだろーか
いやいや。
したたかにしなやかに経験を重ね、酸いも甘いも噛み分け、ちょうどよい頃合に熟れて馥郁たる芳香を放つ濃厚なお年頃の良さもまた捨てがたいと思うのだけど・・・って何の話か?
ねちょねちょに柔らかく甘ったるくなった、あひょ的食べ頃のバナナをもっちりと味わいながら、齢を重ねることのあれこれにふと思いを馳せる、気だるい午後のひとときでやんした。