実は、先日参拝した大國魂神社にはいくつもの摂社・末社がおわしますのですが
正直なところ、私は毎回全てにお参りをしているわけではありません。
前を通るときにちょっと足を止め、軽く頭を下げはしますが、そのまま通り過ぎます。
御参りするのは、その時に気になる摂末社のみです。
で、今回。
いつものように何気なく通り過ぎようとして
”いや、ちょっと待て”と
引き返してお参りしたお社があります。
それが、「巽神社」でした。
なんというか
「朝、校門に立っている先生に挨拶せず通り過ぎたら睨まれてしまい
ヤバっと思って挨拶するために引き返した生徒」みたいな感覚だったのですが(苦笑)
とにかくまぁ、何故か妙に気になったわけです。
頭を下げ、腰をかがめて神妙な気持ちで鳥居をくぐってお参りしました。
一体ご祭神はどんな神様なんだろう?と内心考えながら。
一昨日、帰宅してすぐにネットで調べて、ちょっと驚きました。
市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)俗に弁財天、弁天様だったのですね。
実は、一昨日の朝。
福岡に向かう飛行機で、美しい富士さまを機窓から眺めながらふわっと頭に浮かんできたのが
帰福したらできるだけ早いうちに宗像大社にお参りに行かなきゃな・・・という思い。
(それは、愛車“のすけ号”のお祓いというのが主目的なのですが。)
あまり深く考えてなかったんですが、巽神社を検索した後
宗像大社のHPを見て、その一致にまたまた驚いてしまいました。
宗像大社の御祭神は三人の女神なのですが、その内の一神様は、市杵嶋姫命でした。
ひゃ~っ。
かねてよりすんごい行きたい、行かなきゃと思っている厳島神社のご祭神も市杵嶋姫命。
これはもう、とにかくできるだけ早いうちに市杵嶋姫命、弁財天様にお参りしろ、ってことだな。と。
私は偶然の一致というものを信じていなくて
全てがご縁、必然だと思っているので・・・
2年半ほど前、宗像大社参拝後に立ち寄った「高宮祭場」の写真。
お天気が良ければ是非こちらにもご挨拶したいな、と思っています。
16日の朝、快晴の羽田に着いて電車で都心に向かう途中
それは見事な美しい富士山(我が家では富士さま)を超久しぶりに見られた瞬間
思わずうわぁ~と小さく声を上げてしまったくらい感動しました。
府中で住んでいたマンションでは、ベランダからその美しい姿を
普通に眺めることができていたのですが
さすがに福岡じゃねぇ・・・。
TVの映像でたまに観るくらいだったので
ナマ富士さまがもう、どうしようもないくらい嬉しくて。
“歓迎されてる?私”と勘違いしたくらい。(笑)
富士さまは、帰りの飛行機でも、最高に美しい姿でお見送りをして下さいました。
(またまた勘違い(笑))
でも、やっぱり壮絶に美しいよ(感涙)。
この写真は、きょんのダンナのスマホを借りて機内で撮ったものです。
上の方から後光は射してるし空は果てしなく青いし
マジで泣けてきました。やっぱ富士さまはタダモノじゃねぇ
どうか、いつまでもこの美しい姿であり続けられますように・・・
で、その初日の大國魂神社ですよ。
20日の酉の市(大鷲祭)に向けて、準備が進んでいました。
あぁ、そうか。もうそんな時期なんだなーと。
めでたいでしょ?大熊手のお飾り。
龍の口からお手水を頂き、両手と口を漱いで清めた後に、久しぶりの参拝です。
境内は七五三のお詣りの家族連れで結構にぎわっていました。
美しく着飾って、どこか得意気な笑顔で親に手を引かれて歩く子どもの姿を見ると
“本当に良かったね”と、今現在とこれからの幸せを願わずにはいられませんでした。
ご家族の愛情をその小さな身体と心にいっぱい浴びて
たくましく成長して欲しい・・・と。
振り返ると、澄み切った真っ青な空にケヤキの紅葉。
昨年改築されたばかりの檜作りの立派な隨神門も
自然の豊かな色々に彩られて、より一層荘厳な美しさを醸し出していました。
見ているだけでも、ありがたくてピシッと心が引き締まる感じです。
ご本殿の参拝を済ませた後は
そのままぐるりと時計回りに裏手へ回るのがいつものお決まりコースでした。
今回も、もちろん。
左の写真は、末社である住吉神社・大鷲神社の狛犬さんたち。
すんごい“撮ってもいいよー”というアピールを感じたので(ホントか?)
頭を下げ、一言ご挨拶をしてから撮影させて頂きました。
誇らしげに胸を張っているようなお姿がとても微笑ましくって。
なんだか得意気に見えませんか?
さて。実は毎回私があえて裏手に回るのには大きな目的があって、
それは摂末社へというより、ご神木へのご挨拶のためなのです。
順路としては、ご神木の場所はこの狛犬さんたちより前なのですが
この写真を最後に持ってきたかったので、あえて後に回しました。
そのご神木がこちら。大銀杏(大イチョウ)です。
違う角度から、もう1枚。
このご神木を静かに眺めていると、とても心が落ち着きます。
時が止まったかのような、静けさと安らぎ。
本当は、このお姿が見たくて毎回御参りしているのかも、しれません。
何とも心地よい時間でした。
帰り道。ケヤキ並木を見上げると、暖かく降り注ぐ眩しい光。
以前はこのあたりに住んでいたんですよ。
永住してもいい、って思うくらい
とても住み心地の良い街でした。
今度ケヤキ並木を歩くときは、ケヤキの木はどんな姿をしてるのかな?
若葉?青葉?
それとも、意外に早くて、つんつるてんだったりして(笑)
今日のお昼着の便で
3泊4日の東京から帰福いたしました。
きょんのダンナの出張に同行した形とはいえ
このタイミングでの東京行き。
癒しと学びの濃い旅になるだろうなーと想像いや確信していた通り
一連の大きな流れによって導かれたような4日間でした。
と言っても、東京滞在中は携帯からのモバイル投稿だったんで
UPできたのは料理の写メのみでしたが(笑)
まあ、今回はあひょ的グルメ(B級?)の旅でもあったわけで
最終夜の昨夜は、焦がれていた『宋家ガムジャタン』で口福感を満喫しました。
これよこれ!これが豚の骨肉とジャガイモの鍋。
もう、辛ウマ~(あまりの美味さに涙だよ。)
締めの炒めご飯(残ったスープにご飯を入れて作ってくれるチャーハン風)は
たっぷりの韓国海苔とごま油の風味が最高!で、これまた落涙モノ
あぁ、思い出すだけでヨダレが・・・。
さて。
今回の旅には、当然カメラも持っていったのですが
あひょが使えたのは初日のみ
翌日以降はきょんのダンナが仕事で使うので、泣く泣く譲りました。
でもま、ゆっくり写真を撮る暇もないくらいの濃いスケジュールだったので
結果オーライなのですが。
詳細はまた明日以降に改めてUPしようと思ってますが
朝一便で東京に着いた私が真っ直ぐ向かったのは
かつて住んでいた愛する街、府中。
敬愛する整体のI先生の施術を受けるのが主目的だったのですが
予約時間までの間、ゆっくりと街を散策しました。
大國魂神社へのご挨拶も、大きな目的の一つだったので
パスタランチ後、神社へお参りに。
思いっきり逆光で撮ってますので、全体が白く飛んじゃってますが。
あぁ・・・やっと帰って来たよ・・・。そんな思いでございました。
東京らしい、スコーンと突き抜けた真っ青な空。
ケヤキの葉っぱたちも色づき始め、華やかな色彩が目に眩しくって。
神社を背に、並木通りの眺めです。
ケヤキの並木道は、そりゃーもうびゅーてぃふぉーでしたわ。
懐かしさやら嬉しさやらで泣けてくるくらい。
というわけで、唯一カメラを持ってウロウロできた
大國魂神社でのショットはまた改めて
大好きな府中。
府中は第二の故郷ですっ