目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

山に行きたし、されど腰痛し

2017-12-18 | 山雑記

数年前に会社で左遷されて、経理担当になった。来る日も来る日も机に向かってお仕事。もともと姿勢が悪かった。足が短いのに足を組む癖があったり、頬杖ついたり、腕組して机にもたれかかったり、ちょっと斜に構えて調子こいたり……。いかん、いかん。それがいかんのだ。なんとなく腰に違和感を感じ始めていたのに、しかも40代だというのに、体はまだまだ若いと思い込んでいた。とんだ思い違いだった。

そんな思い上がりにトドメを刺したのは、太極拳のストレッチだった。片足を上げ垂直にピンと伸ばして独立歩。そのまま上げた足を横へ90度移動する。ぴりぴりと腰に衝撃を受ける。次に前傾姿勢で腰を90度の角度に折り、壁に手をつけて突っ張って肩を伸ばした。そのまま、動けなくなった。腰は信じられないくらいゆっくりとしか動かせなくなっていた。それでも、少し休むと、まるで何事もなかったように、また動くようになった。しかし家に帰ってからがたいへんだった。腰をかがめるのにも一苦労。椅子にすんなりと座れないほどのダメージだった。腰が悲鳴をあげ続ける。ゆっくりとさらにゆっくりと慎重にも慎重を期して腰の角度を変えて腰掛ける。立ち上がるのもまた同じだ。ゆっくりゆっくりと立ち上がる。そして上体を伸ばすのもゆっくりゆっくりと。完全に腰が崩壊してしまったのだ。

翌朝整体に行って、腰を温め、電気をかけ、こりをほぐしてもらい、ゴリゴリ体をねじったり伸ばしたりして、なんとか元に戻った。先生には左足が骨盤のなかに入っていて、短くなっているといわれた。たしかに思い当たる節はあった。ストレッチしているときに左足のつま先には容易に手が届くのに、右足のつま先にはやっと手が届く程度だった。

このときから私は残念な腰痛持ちの中高年になってしまった。

そしていま、3回目の整体通い。今回は深刻でちっともよくならない。最悪のときは、腰に手を当てていないと歩けないほどだ。今回は症状がひどかったときが日曜だったこともあって、日曜営業の整体医院を訪れた。そこでは激しくゴリゴリ体をいじられた。ほぐれた感じはあったものの、医院から出て、家に戻る途中で、もうアウトだった。痛くてまともに歩けない。4回通って、症状にまったく改善が見られないので、ここは見切りをつけた。

次に試したのが鍼。1回目は抜群の効果があって、もう1回行けばほぼ完治かと思った。でもまたぶり返した。そこで会社でデスクワークしているときの姿勢が悪いのかと普段の姿勢を気をつけていたら、だいぶマシになった。とはいってもまだ時折痛い。腰痛はこれからも続くのか、いつになったら、山のぼらーに戻れるのだろうか。

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