目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

陽だまり山行、高松山

2012-12-15 | 山行~丹沢・道志

標高 801.4m 神奈川県

2003年12月7日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム JR山北駅9:20--10:23山ゆりの滝10:36--尺里峠--11:43休憩11:55--12:30高松山(昼食)13:20頃--13:40ビリ堂13:45--14:55電波塔下15:10--15:50山北駅

9年前の山行、丹沢前衛の山、高松山をとり上げよう。電車で行ける近くてお手軽な山だ。しかし油断すると、予想外に車道歩きが長く、電車に乗り遅れる心配があるので注意が必要だ。

さて、その日は6:00起床で、朝ごはんを家で食べて出発した。電車の山旅だ。小田急・新松田駅から有名なマニラ食堂をすり抜けてJR松田駅に移動し、御殿場線に乗り換える。最終目的地の駅、山北駅には9:02到着した。駅舎を出ると、驚くほど昭和の趣が色濃く残る駅前で、タクシーが客待ちをしていた。もしかして、登山者ねらい?

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左:山北駅前 右:道祖神

しばらく車道歩きとなる。尺里(ひさり)で東名の高架下へ向けて左折する。道祖神が愛らしい姿で山の神と私を迎えてくれる。

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左:里山の風景 右:今度は石仏が

高圧線が目立つのが玉に瑕だが、のどかな里山の風景が目に飛び込んでくる。のんびりと山の神と舗装路を歩いていく。今度は屋根つきのおうちに石仏が。信心深い人たちの集落なのだろうか。

10:20地味で滝と呼ぶには、あまりにもかわいらしい水量の「山ゆりの滝」で休憩。名前がついているということは、以前は水量がもっとあり、水辺に山ゆりが咲き乱れていたのだろう。

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左:高松山山頂 右:山頂の広場。展望は木があっていまいち

大六天との分岐に来た。尺里(ひさり)峠だ。ここを左折して、お山に分け入っていく。途中1度休憩をはさみ、最後にバリバリ急登を越えて、12:30ようやく高松山山頂にたどり着いた。

山頂の展望はあまりよくない。目の前の木を伐ってしまってもいいのにと山の神と嘆き節を交わす。しかし一面に広がる草原状の広場は決して悪くはない。寝転んで、お昼寝にはもってこい。すでに団体さんが20名くらいいるのだが、広々していて、あまり気にならない。

レジャーシートを広げ、のんびり昼食をとって、13:20頃下山開始。

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左:ビリ堂 右:石仏がいたるところに

13:40ビリ堂に到着。ビリ堂なのに、お堂はない。大昔にはお堂があったのだろうか。石仏2体が鎮座している。小休止をとって、先へ。杉林の暗い登山道が続くが、時折また石仏が路傍でわれわれを迎えてくれる。

みかん畑を抜けて、14:55電波塔下でのどをうるおし最後の休憩。そこから40分ほどで山北駅に到着した。

帰途、地元駅前の居酒屋で山の神と生ビールをぐいっと一杯。これぞ、電車山行の正しい終わり方。店を出ると、昼間のぽかぽか陽気はどこへやら、急激に冷え込んできたのであった。


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