標高 975.7m 山梨県
2003年4月6日(日) 晴れ
メンバー 山の神と私
コースタイム 初狩駅10:30--10:50登山口--11:45道標--12:30高川山山頂(昼食)13:20--14:00休憩14:17--15:20禾生(かせい)駅
この2003年は、私にとっては節目の年だった。勤めていた会社が身売りされて、親会社が変わり、さらにプライベートでは3月に引越しをして、この高川山が引越し後第1回目の山行となった。
家で朝食をとって駅に向かう。本日の山行はアプローチが電車、そして縦走という山の神と私にとっては珍しいパターンだ。初狩駅には10:20に到着した。駅のトイレに寄って10:30歩き始める。東京ではまったく雪は降っていなかったのだが、ここ山梨では、昨日降雪があり、一面雪景色になっていた。アイゼンはもって来ていないし、ストックも忘れてきてしまった(車に積みっぱなし?)。とりあえず行けるところまで行って、ダメそうだったら戻ろうかと山の神に話す。
10:50雑然とした登山口にたどりつく。フリースを脱いで再び歩き始める。11:45大松の道標で休憩。樹上から時折どさっと落雪がある。太陽が天上に来て、だいぶ解け方が速まっているようだ。
女坂を上がっていく。雪は上るにつれ、だいぶ増えてきているが、アイゼンなしで十分にいける。山頂手前の急登で振り返ると、樹間から甲州街道や中央高速、山の神と乗ってきた中央本線がくっきりと見えている。
12:30高川山山頂に到着する。思いのほか登山者は多い。周囲の眺めは最高で、山座同定ができるように方位盤が置かれている。圧巻はやはり富士山ビュー。高川山から近いだけにその存在感はすごい。ちなみにこの山頂からの眺めは、秀麗富嶽12景に指定されている。
雪上をなめてくる冷たい風に悩ませられながら、昼食をとる。山の神とともに上に一枚フリースを羽織っているが寒い。景色は最高だから、よしとしよう。
13:20山頂を後にする。結局アイゼンなしのつぼ足で山頂まで登れてしまったのだが、下りはさすがに要注意だ。足元に気をつけながら、恐る恐る足を運んでいく。途中でストック代わりに棒切れをゲットし、古宿へ向けて下りていく。滑りやすい箇所もあったが大事ない。14:00に休憩を入れ、その後は長い長い車道歩きとなった。
15:20禾生駅着。電車の本数が少ないので、しばらく待つ羽目になった。16:04発の大月行きの電車に乗り込む。その後は、自宅最寄駅前の居酒屋に山の神と流れ、最後はほろよい気分のまま夜桜見物とあいなった。