標高 榛名富士 1390.3m 烏帽子岳 1363m 鬢櫛(びんくし)山 1350m 群馬県
2016年11月6日(日) 晴れときどき曇り |
メンバー 山の神と私
コースタイム 8:35榛名湖ビジターセンター駐車場8:55--9:35榛名山ロープウエイ山頂駅9:40--9:45榛名富士山頂9:50--10:20烏帽子岳登山口--10:38鞍部(分岐)10:43--11:10烏帽子岳山頂(昼食)11:53--展望台ピストン--12:13鞍部(分岐)--12:36鬢櫛山山頂--手前の分岐を下る--13:03車道--13:08烏帽子岳登山口鳥居--13:12榛名湖畔遊歩道--13:55榛名湖ビジターセンター
榛名湖周辺の山に行くときは、伊香保温泉とセットだ。近いからいつでも行けるのだからと、この山域は封印しておいたのだが、どうやら一遍に歩くには、たいへんそうだということが、だんだんわかってきた。きちんと調べてみると、1日では歩ききれない楽しそうな山がいくつもあるではないか。ならば日帰りで行ってみるかと山の神を誘うと、常々私が言っていた、伊香保温泉とセットじゃないのと逆に聞かれてしまった。めぼしい山はこれだけあって、こんなに時間がかかるのだと山地図を指し示し、さらにネットにいま、紅葉真っ盛りと出ているというと、それならとなった。
榛名湖ビジターセンター駐車場より榛名富士を望む
ちょっと寝坊したこともあって、自宅を出たのは、5:45になっていた。いつもより遅いせいか、関越の上里SAに入る頃には、もう観光客で混んでいた。空いているテーブルの一画を山の神と占め、昨日スーパーで買っておいた菓子パンで朝食にした。高速を下りて、コンビニで昼食おにぎりなどの買出し。上毛三山パノラマ街道に入り、まっすぐ進んでいく。
8:35榛名湖ビジターセンターの駐車場に到着した。もうすでに車は何台も停まっている。支度を済ませトイレに寄って、8:45山の神とともに駐車場を後にした。
左:榛名湖畔では乗馬を楽しむ人もいた 右:榛名山ロープウエイ山頂駅横にある東屋
登山口には、もう下山してきた人たちがいて記念撮影をしていた。榛名山ロープウエイを使って上がり、下りを歩きにしたようだ。登り始めると、期待したほど紅葉はきれいではなく落胆。緑の葉もあれば、枯れてくしゃくしゃになった葉、すでに散ってしまって枝ばかりになっているところもある。紅葉しているところもあるにはあるが、それほどすばらしくはない。
高度を稼いでいくと続々とハイカーが下ってくるものの、かたや登っている人はその半分もいない。ちょっと汗ばんだ頃、ロープウエイの山頂駅に着いた。思った以上に観光客が多い。
左:榛名富士神社参道と山の神 右:山頂の榛名富士神社。皆神妙にお参り
5分ばかり水分補給で休憩し、榛名富士神社の参道をたどった。9:45榛名富士山頂の神社に到着。山行の無事を祈願して、社の横のちょっとした展望台で相馬山方面を見渡す。すばらしい景色が広がっていた。
左:ひと際そそり立っていて目立つ相馬山 右:榛名湖温泉ゆうすげに向けて下る
9:50人が多いのを避け、山の神とともに早々に山頂から退散した。次の烏帽子岳へ向けて、北側斜面に付けられた登山道を下っていく。日影でしかも少し風があって、一気に冷え込んでくる。山の神はすぐに上に1枚はおって寒さ対策をとった。
左:次に登る烏帽子岳が見えた 右:烏帽子岳登山口の小さな鳥居
北側斜面の木はほとんど葉を落としていたが、下っていくとちらほらと紅葉が目につくようになる。車道に出て榛名湖温泉ゆうすげまで下ると、真っ赤に色づいた見事なもみじがあった(冒頭写真)。
10:20紅葉真っ盛りの公園に向かう観光客たちの横をすり抜けて、烏帽子岳の登山口である鳥居をくぐった。
左:登山道から見上げると、なかなかの紅葉 右:烏帽子岳・鬢櫛山分岐の鞍部に出る
こちらの山は、登山者だけの世界で、観光客がいない分、静寂が守られている。息を切らしながら、一所懸命登っていくとやがて鞍部に出た(10:38)。鬢櫛(びんくし)山と烏帽子岳の分岐だ。指導標が立てられていて、圧倒的に烏帽子岳へ行く人のほうが多いと思うのだが、なぜか鬢櫛山のほうが大きく表示されていた。ここで水分補給のため、山の神と休憩にした。