西天狗岳 標高 2646m 東天狗岳 2640m 長野県
2021年7月22日(木・祝) 晴れのち曇りのち雨 →→
メンバー 山の神と私
コースタイム 7:55唐沢鉱泉下部林道路肩8:08--鉱泉前8:22--9:14枯尾ノ峰分岐9:20--(西尾根)--10:07第一展望台10:18--10:50第二展望台10:55--11:35西天狗岳(昼食)12:10--12:30東天狗岳--山頂直下で小休止12:45--13:20天狗の奥庭上13:30--14:06黒百合ヒュッテ14:18--15:03唐沢鉱泉分岐15:13--雨宿り--16:35鉱泉下部路肩
4:40愛車フォレスターに乗り込み、自宅を山の神と出発した。中央道に上がると、そこそこの交通量で、コロナとはいえ連休なのだと思い知らされる。途中詰まったりしながらも、とりあえずは重篤な渋滞に巻き込まれることなく進んだ。この日はあとから知ったが調布から上野原まで最大36Kmの渋滞になったようだ。
双葉SAで朝食をとり、諏訪南ICで高速を下りた。コンビニでこの日の昼メシと行動食、そして翌日の昼用パンを購入した。
左:天狗岳登山者用駐車場(唐沢鉱泉手前) 右:唐沢鉱泉
順調に移動して、最後の唐沢鉱泉へ上がっていく未舗装の林道は予想外に長く感じて、まだかまだかと焦れる。それでも天狗岳登山者用駐車場にはほぼ予定どおりの7:55に到着した。しかし、すでに満車で立錐の余地もない。Uターンして林道を下り路肩に車を置いた。この後も次々に車が上がってきては、私の前のスペースを埋めていった。
山の神とザックを車から降ろし、虫よけパッチなどを貼りながら、砂利道を唐沢鉱泉に向けて上がっていく。
左:西天狗岳登山口 右:苔むした森を行く
登山者用のトイレ(男の小用ともう一つしかないので人が多いときは注意)に寄って、8:22唐沢鉱泉前の西天狗岳登山口となる橋を渡った。
左:青々としたスギゴケ 右:山の神は早くも足が重い
すぐに苔むした岩がごろごろした八ヶ岳特有の風景を目にすることになる。ふっさふっさにスギゴケが生えている岩もあって、まさに苔天国だ。
山の神はすでに足が重いと訴える。まだ樹林帯で直射日光でない分、気温も上がらずに歩きやすいのだが、体のコンディションはいまいちだ。この山行の数日前に大菩薩界隈を足慣らしに歩いたのは、あまり役に立たなかったようだ。
左:枯尾ノ峰分岐 右:足取り軽いベテランパーティ
9:14枯尾ノ峰分岐に出た。ここから西尾根をひたすら登ることになる。ちっともスピードの上がらない山の神と私は、われわれよりも後に出発していたベテランパーティに道を譲る。
第一展望台より赤岳を望む
10:07目の前がパッと開けた第一展望台の岩稜に到着。その直前にらしきところが出てくるが、そこは展望台ではあるけれども、第一展望台ではない。赤岳がぴょこんと頭を出している。
左:ストックの先に赤とんぼ 右:西尾根の樹林帯を行く
10分ほど休んで第一展望台を発つ。灌木地帯を抜けていると、とんぼが飛んでいた。ふと童心に返ってストックの先に止まらせることにした。片手にストック、片手にカメラ。意外にきれいに撮れるものだ。
左:第二展望台 右:森林限界を越える
やがて登山者が多く休憩していた第二展望台に差し掛かる。そのまま通過しようとしたが、ちょうど腰を上げたベテランパーティたちがいて思いとどまる。第二展望台を過ぎると、もう森林限界となる。
左:西天狗岳山頂 右:東天狗岳にも大勢の人が
11:35予定より35分遅れて、西天狗岳山頂に到着。このペースだと下山は16:00過ぎになるなあとペースの上がらない足を呪った。山頂にはわれわれの後から続々と登山者が到着。若い人が結構多いのは意外だった。メジャーな山域だからか。
下界の街が見える
サクッと昼メシを食べて、遅れを少しでも取り戻そうと山の神に告げ、山頂の一角に腰を下ろした。