目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

水芭蕉と白山ビューの取立山

2012-06-16 | 山行~中央アルプスと御嶽山・白山

取立山 標高 1307m コツブリ山 1264m 福井県

2002年5月6日(月) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 10:05登山口駐車場10:15--11:00白山ビューポイント11:15--11:25取立山山頂11:30--11:55水芭蕉群生地12:05--12:15コツブリ山(昼食)13:05--14:00頃 大滝14:05--14:25登山口駐車場

越前大野の宿を8:45にチェックアウトした。最初の予定では、名前に惹かれて、赤兎山に行く予定であったのだが、残雪のため小原林道が6月18日まで通行止めになっていた。例年この時期は通行できないようだ。そこで、行き先を急遽変更し、赤兎の手前にある低山、取立山へ向かうことにした。行ってみて驚かされる。白山の眺めはいいし、水芭蕉の群落はあるし、滝はあるしで、全国的には有名ではないが、ジモティに愛されているなかなかいい山なのだ。

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左:名水100選の越前大野 右:通行止めの看板が出ていた小原林道

国道157号から林道に入り、その終点に取立山の登山口がある。10:05に到着した。ジモティの車ばかりで、さすがに東京ナンバーは見当たらない。福井県だからねえ。さっそく係りの人に駐車場代を¥500とられる。10:15ザックを背負って、さあ、出発。周囲には、家族連れが目立つから、格好のハイキングコースなんだろう。

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左:取立山登山口駐車場 右:取立山山頂

ほとんどなだらかな道を上がっていく。高原台地といった趣で、気持ちのいい山歩きを堪能できる。白山の頭がちょっぴり見える場所で1度休憩を入れ、取立山山頂には、11:25に到着した。すでに大勢の登山者が休んでいた。雪をかぶった白山連峰が目の前には広がり、絶景をおかずにごはんの人も大勢いた。昨日の荒島岳とは、好対照だ。天気にも恵まれ、展望もいいし、山頂も広くて快適だ。

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水芭蕉の群生地

山頂から30分ほどで取立平避難小屋に下ってきた。小屋の軒下には、びっしりとおばちゃんたちが休んでいて立錐の余地もない。水分補給しようかと思ったが、気圧されて、そのまま通過する。小屋からすぐのところに水芭蕉の群生地があり、山の神にそこまで行ってしまおうと提案した。

水芭蕉といえば、「尾瀬」、そして「6月」が真っ先に思い浮かび、まだまだ花は先かと思って行ってみると、予想を裏切って、みごとに咲いていた。ここ取立では、この時期が花の盛りのようだ。水芭蕉を見ながら昼食にしようかと、山の神にたずねると、いいねというが、適当な場所が見当たらない。結局そのまま歩き続け、次のピークへ移動することになった。12:15コツブリ山山頂に到着した。広い山頂で、取立山山頂以上に白山連峰がよく見える。ここまで足を伸ばした甲斐があった。ゆっくりのんびりの昼食となった。

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左:大滝にて山の神 右:杉山鉱泉

13:05下山開始。石ころだらけの歩きにくい道にぶつぶつと不平をこぼしながら下る。14:00頃大滝に到着。マイナスイオンをふんだんに浴びて休憩だ。そこから先の行程は、ほとんど横移動で14:25駐車場に着いた。

帰途は、近所にある一軒宿杉山鉱泉に立ち寄ってみる。鄙びた感じでいいが、取立山にいた登山者が一風呂浴びようと押しかけてきていて、お客さんは多かった。でも汗を流せて、さっぱり、すっきりして、だいぶくつろげた。かなり。まったりと……。そろそろ行くかと、時計を見ると、16時を指していた。ああいつの間に。

高速にあがるとすぐに渋滞にハマッた。郡上八幡から美濃までのろのろ運転となる。結局、東京の家に着いたのは日付が変わり、午前1時近かった。

前日の荒島岳へ戻る
前々日の永平寺へ戻る

参考: 白山PART1http://blog.goo.ne.jp/aim1122/d/20110829


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