セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

小石川後楽園(コイシカワコウラクエン)

2011-04-02 | セカンドライフ
   

      
        

六義園(リクギエン)の後は、JR南北線で→飯田橋へ 徒歩7.8分小石川後楽園へ

公園のまわりは、後楽園らしく東京ドームや高層ビルがとり囲んでいる。
昨日までストーブにあたって、寒々しい早春を送っていたのがまるで嘘の様な、しだれ桜満開の
庭園。自然の動きは静かに確かに春になっている。


【小石川後楽園】都・庭園

江戸時代初期(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる)の
庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園。

光圀は作庭に際し、中国の教えを取り入れた。
「天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名付けられた。
庭園は池を中心にした「回遊式泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっている。

本庭園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されている。

 
この地は小石川台地の先端にあり、神田上水の分流を引入れ築庭された。
光圀の儒学思想の下に築園されており、明るく開放的な六義園と好対照をなしている。

後楽園は昭和27年3月、文化財保護法によって特別史跡及び特別名勝に指定された。
特別史跡と特別名勝の二重指定を受けているのは、都立庭園では浜離宮とここの二つだけ。

全国でも京都市の鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、醍醐寺三宝院、奈良・平城京左京三条ニ坊宮跡、広島県・厳島、岩手県・毛越寺庭園、福井県・一乗谷朝倉氏庭園 計9ヶ所だけ。


都立・六義園(リクギエン)

2011-04-02 | セカンドライフ
季節になるとニュースで取り上げられる大きなしだれ桜は、今年は災害節電の為
ライトアップは行われない。
昼間の満開の桜で十分満足のメンバー。

美しい設計の庭園で、今や団体バスで押しかけて来る。さすが今日は静かなものだ。






ランチの後JR東京駅→山手線駒込駅へ
本当に春になった証に暖かい陽光が降り注いでいる。
コートも不要で軽い足取りで、駅から5.6分で六義園へ。

友達はお花巡りが大好きで、ガイドの様に説明して呉れるお役立ちさん。
このコースは本当は、古河庭園→六義園→小石川後楽園(庭園)が一般の巡り順らしい。

今回は、葉加瀬太郎(ハカセタロウ)さんのライブが新宿であると言うので、二園の散策にした。


岩崎家ゆかりの地 【六義園】
 六義園は、五代将軍徳川綱吉の寵臣・柳沢吉保によって造られた和歌の趣味を基調とした回遊式築山泉水庭園。
 江戸時代に造られた大名庭園の中でも代表的なもので、明治期には三菱の創業者である岩崎彌太郎の
別邸であった。昭和28年に国の特別名勝に指定された



「さくらや紅葉の美しい所は新緑もとっても奇麗なのよ」とガイド役の友はいう。
つまりお花好き、温泉好きさんは、一年中季節を追いかける事になる。

少し贅沢な趣味かと思う。それでもそれが出来ること自体最高に幸せな事だと思う。
ランチの後だけに、甘味もカフェもだれも振り向く事無く、しかも優雅な散策。




                  

緑の中のツバキも、ことの他美しい。