斎藤佑君、先ずは一勝

秋に植えた球根は今が盛り。チューリップも黒い？濃い紫？の花が開くと何となく気品を感じる。
昨日は、日ハムの斎藤佑ちゃんが、一勝をゲットしたと明るいニュースが新聞やテレビで
この時とばかりに大ニュースになった。

プロの一勝って感動物だとは思うけど精一杯5イニングを投げ勝利投手の権利を得て交替。
本当にチームは彼を大切にしているのが分かる。梨田監督の表情も優しい。
兎に角「勝ちをプレゼントしたい」ってチームを上げて成功した。セの影が薄くなる？

札幌ドームも外野席まで満席だし、彼の名前をマイクで呼んだだけでワ～～っと盛上っている。
札幌も漸く黒い土の中から春の植物が芽を吹き出している。
タイミングもいい。最高の登場劇。

悪いけど、過去の日ハムって、いやパリーグってこんなにテレビで騒がれた事が有ったかしら？
佑ちゃん効果はドラフトで入団が決まった時から予想はしていたが、こんな満員の中でする
試合、初めてじゃない？両チーム共、選手達の士気も高まる事だろう。

金銭面でも、精神面でも佑ちゃん効果が継続している。
ご両親も見守っていたが、どんなにか嬉しい事だろう。佑ちゃんは親孝行者です。

それにチームが彼を支えているのは、彼の実績もさることながら、何と言っても彼の持つ
人間性の魅力と言える。
5イニングで初勝利をプレゼントしたくなる様な人徳が有るに違いない。

オーラと言うのは誰にでも放てる物ではないが、プロ野球の救世主たる存在。
大学卒のルーキーはいつまでこの心地良いオーラを放って呉れるだろうか？

　　 ぼつぼつチューリップも花弁が散って来た。早目に花を
　　　　　　　　　　　　　　落として上げるのが来年の為に球根を元気にするんですって。