セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

苦い、みっ君誕生日

2013-09-04 | セカンドライフ
  9月1日、みっ君は見事に14回目の誕生日を迎えた。0歳から数えで15年経った。病気をしたり、インフルエンザ等の伝染病も何度貰って来たことか。それでも、15年経った。

15年前の私はまだ現役で「娘から入院した」と聞かされても月末月初、決算締め切り作業が有って帰宅出来なかった。と言うより帰宅している暇が無い程、忙しくてんやわんやしていた。
本当は一時も早く帰宅したかったけど、決算の4.5日前後はオフィスコンピューターに入力し全部合致しないと、全ての課所に迷惑がかかり、会社としての決算が完成しないと言う事になる。夜中になっても帰れない。それでも「先にやってしまっていいよ、その後僕がやるから」なんて優しい若い同僚が言ってくれて、夜中二時にタクシーで帰った事もあった。彼はその後に、ご自分の分をやってくれた事を思い出す。

みっ君が生まれそうな時は、何とか間に合い夜中に対面できた。9/1は喜び半分眠らないで出社した。今は昔の話。
白~い顔をしたみっ君は小さくて産声も子猫の様な鳴き声。女の子だと思った位の・・・。それでも一生懸命出て来てくれて対面。何とか生命を得た。

そして満14歳の当日。日曜日なので9/2から二学期。つまり一日得をした事になる。が、しか~~し嬉しい誕生日さえも祝って貰えなかったのだ。そう宿題が全部終わっていなかったのだ。ママも気にして北海道に行くまでにする様にとか、帰京してからも、言っていたと言うけれど、呆れる程に山程の宿題を残していたと。ママも怒ってしまって「折角みんなでお食事しようと思ったのに、今日は中止です。ケーキだけ」
  ケーキだけでもお祝いです、みっ君。
本人からも「僕が悪いんだけど、生まれて初めて誕生日祝い無かった」本人も十分
分かっているノダ。「残念だったね、アミーもあんなに言ったのに・・・来年は気を付けようね。まあでもアミーはね、みっ君が15年頑張って生きてくれた事が、とっても嬉しいよ。身長だって去年より10㎝も伸びたじゃない、今年は反省だね」と言うと「うん、分かってるよ」ッテ、言う。(内心来年は曜日が違うと思っているのじゃないかな?)「じゃあ、ちゃんとやんなさい」とアミーだって思う。
同じ兄妹でも、妹はきっちり毎日言われなくてもする子、みっ君は嫌な事は後にまわすタイプ。時刻表や西村京太郎を読んでいれば、息もしないで必死なのに・・・。来年は受験なのに、何とか矯正しないと苦しいばかり。頼むよアミーだって悲しいよ

重機は工程通り動いている。偉い!
      
 先の部品?を替えてかき集めた土とゴミを、ふるいで別けている。フーム成る程。