安野光雅が描いた「御所の花」展
■8月28日(水)→9月9日(月)
■8階 ホール
※最終日は午後6時閉場
■ご入場時間:午前10時~午後7時30分(8時閉場)、最終日9月9日(月)は午後5時30分まで(午後6時閉場)。
■入場料(税込):一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
■主催:朝日新聞社 企画協力:津和野町立安野光雅美術館
安野光雅が、季節ごとに咲く御所の花を写生しました。
その水彩画130点を展示いたします。
老舗百貨店に行くと、何故か心が落着く。昔の香りが残っているからかもしれない。銀座は大好きでよく歩いたものだけれど最近の銀座は、松坂屋も廃業になってしまった様に、なぜ世界のブランド店に席巻されてしまったのだろうか。
本通りでは無く一本、通りを外しても十分銀座なのに。本通りはやはり銀座の日本的な顔だったのに・・・。そう思ってから随分経つけれど、日本橋もにんべん、山本山を見るとホッとする。けれど、ニョキニョキと高層ビルが立ち並んで来た。
そんな中、友達が誘ってくれた、「御所の花」展は随分心穏やかにしてくれた。皇后陛下が心を込めて育てられた、野草や草花沢山の植物を、四季を通して画家の安野光雅氏がスケッチされた水彩画、さらりと色を付けた作品。どれも足を止めてみたくなる物ばかり。皇后陛下もとても喜ばれたそうで、ハードブックの作品集になっていた。
皇后陛下のおしるし、白樺も那須の御用邸に行かれた際、種を、持ち帰られお庭に蒔かれ育てられたと言う事だ。50年位は経つと言う事よね。それがしっかりと木となり美しく描かれていた。
皇后陛下のお好みが伝わって来る、派手な作りの無いしっとりとした作品展でした。
※ 読者の方からご指摘を頂きましたので訂正させて頂きます。
皇后様は大変お花、植物がお好きで、種を見つけたりしては宮殿のお庭に植え育てられたのだそうです。それが今や立派に咲き誇り、絶やさない内に、安野光雅画伯にご依頼をされたそうです。当初は殆どが4.50年前から集められて育てられていらしたと言う事です。歴史の長い作業ですね。
美智子様、美智子妃殿下と言う昔の説明が多く有ったので、私もつい軽い気持ちで書いてしまいました。
本来は現在の「天皇陛下」に対して、「皇后陛下」と表すのが正しいのではないかとご指摘を頂きました。
貴重な、ご意見有難うございました。
謹んで訂正させて頂きました。