はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">「THE 有頂天ホテル」。</font>

2006-01-20 21:48:35 | ラーメンズ
昨日は都会(笑)で泊まり込みの研修だったのですが、宿泊所があまりに寒かったので近くの映画館へ避難。「THE 有頂天ホテル」を観て参りました。
三谷氏が脚本・監督もつとめた作品。
じつは「ラヂオの時間」や「みんなの家」が私個人的には少し苦手な笑いだったので観るのを迷っておりました。
しかし、監督は違うものの「笑いの大学」というマイヒットがあったので興味が勝って観賞。
結局、蓋を開けてみれば、私にとってもかなり満足な作品でございました。
題材や方向性は違いますが、どちらかといえば、「笑いの大学」に近いテイストのような気がします。
大晦日のホテル。群像劇。さもない大事件と個々人の中の小さな革命。
罪のないお話だと思います。
ちょっと落ち込んだときに見るのもよし。喜劇好きにはおすすめです(^^。


ちなみに、『ノーと言えないホテルマン』と『しんどうちゃ~ん』に異様に反応してしまったわたくしです(笑)。
それと、ロフティング好きなので、某動物の名前にも反応してしまいました(^^;。
やっぱりあれは、ドリトル先生ネタ・・・?



<font size="-3">キリ番50000。</font>

2006-01-20 21:03:15 | お知らせ
いつのまにやらキリ番50000が近づいております。
50000を踏まれた方には粗品進呈を予定しておりますので、どうぞ今しばらくカウンタにご注目くださいませ。ちなみに、「何度来ても番号が変わらない、おかしい」という場合は、"表示"メニューから"画像の再読み込み"をすると最新番号が表示されるはずです。
なお、自己申告制ですので、キリ番獲得の方はこちらにコメント返信していただくか、筆者宛にメールくだされば幸いです。
メールは、この右側にある薄緑色のサイドバーの下のほう、「バナー」と書かれたところの上の「メール送信」という項目から送ることができます。メーラーが若干不調につき返信が遅れるかもしれませんが、それでもよろしければ御活用ください。
前回惜しいところでキリ番を逃した方々、今度こその幸運をお祈りしております(^^!




<font size="-3">ドラマ「神はサイコロを振らない」。</font>

2006-01-19 01:41:44 | さもないこと
ドラマ「神はサイコロを振らない」。
片桐仁氏御出演ということで気にかけていたものの、詳しい情報は見ずにおりました。
しばらく出張が続くので、さきほど早々に録画を確認。
内容を知らずに見たわけなのですが、はは~ん、なるほど。
アインシュタインですな。
変わった題名のわけやら、「第1回」ではなく「1st Day」のわけやら、いろいろ納得。
今後、何に焦点をあてて描いてゆくのか、興味深いです。
ところで、片桐氏。
子供とのツーショットは無条件に微笑ましい(笑)。
あの空気感は天性の才能だと思います。



<font size="-3">発掘物。</font>

2006-01-18 23:57:04 | さもないこと
Enogu03←発掘物その1。(クリックすると拡大されます)
仕事帰りに別宅書庫へ寄って、さっそく絵の具袋を捜索してみました。
絵の道具はまとめて箱に入れていたので、難無く発見。
小学校の頃から使っている、年代物の絵の具袋です。
子供に迎合した安っぽさがなくて、今でもかなり気に入っているデザイン。
岩手県の学用品担当者に心から感謝したいです。
中身はといいますと、高校時代に買ったholbeinの水彩絵の具がまだ健在。
パレットも使えそうです。
筆もまあまあの状態。
毎回きちんと洗う習慣がついていて救われました(笑)。
ほかに、高校で買った烏口とマスキングテープ、黒のポスターカラーと水張りテープも入っていました。
マスキングテープだけは湿気を吸ってぐずぐずになっていましたが、他はまだ使えそうです。
Mosya01←発掘物その2。
模写しかけて放置したままになっていた油彩を見つけました。
お題はマグリットの「大家族」。
たしか、大学2年生ごろのものだと・・・・。
う~ん、懐かしいです。


*追:気になって絵の具バッグのことをしらべてみたところ、「まっち」の製品だということがわかりました。商品名はジーンズケース(デニム布画材ケース)。25年のロングセラーだそうです。
大人になっても十分使えるデザイン。変えずに作り続けてくれているのが素晴らしいですね。
しかもお値段お手ごろ! もう1つ買ってハンコ道具入れにしてしまいたいくらいです(笑)。
紹介されていた例には『私も!』とうなずいてしまいました。
なお、該当商品の紹介ページは→こちら です。




<font size="-3">絵を描きたい病。</font>

2006-01-17 23:42:44 | さもないこと
先日、東京遠征で銀座の月光荘を訪問し、原美術館でオラファー・エリアソンの作品を観てからというもの、絵を描きたくてしかたがありません。
鉛筆でのスケッチ(主にハンコの下絵)ならたまに描くのですが、今回の描きたい熱は水彩。
TheaterPark (→こちら)に掲載されている片桐仁氏の記事にも触発されているかもしれません(笑)。
筆に触りたい。
ちまちま色を重ねたい。
透明水彩が懐かしくてたまりません。
大学で学祭のポスターを描いたことはありましたが、きちんとした「作品」を描いたのは高校が最後かもしれません。
しかも、かれこれ10年くらいパレットに触っていないような気がします。
時間がないのは承知。しかし、まずは長年愛用の水彩バッグを発掘してみようと決意する2006年初頭です(^^。



<font size="-3">年賀切手の落とし穴。</font>

2006-01-16 22:16:11 | お知らせ
職場で年賀状のお年玉当選番号の話になりました。
わたくし、年賀状ではなく53円のくじつき年賀切手を長年愛用しています。年賀状をいつも自前の用紙で自作しているせいもありますが、切手だと、年賀シーズンが終わってもそつなく使えるので、便利なのです。毎年多めに買って、余ったぶんは普通の切手と同じように鞄の中に入れておきます。
今年も十数枚余りが出ていたので、昼休みに鞄から引っぱり出して念のため当選がないか調べてみました。
3等の小包の当選番号が6226 5657で不思議な規則性をもっていて面白いなあと見当違いのことを考えていると、余った切手のうちの一枚が6225。
ん?
ということは、おお、やった! 誰かに当たっている!
これは嬉しい。自分が当たったより嬉しい。
ところが、職場の面々に宣伝してみると「えっ?あれってお年玉つきなの?」と思わぬ答えが。
そうなのです。年賀切手にもお年玉くじ付きがあると知らない方がけっこういらっしゃるようなのです。
縦長の53円/83円年賀切手はくじ付きです!
当たっていても、確かめないとカラくじ。年賀切手の落とし穴。
どうぞ、今一度チェックをお忘れなく(笑)。
(といいつつ、私もまだ届いたぶんはチェックしておりません・・・^^;)



<font size="-3">迷う。</font>

2006-01-16 21:48:05 | さもないこと
季刊の雑誌「Design quarterly」の第2号が来週月曜に発売されます。
創刊号に惚れ込んだのに加え、今度の2号には、2005年11月に開催されたラーメンズポスター展の図録的記事が掲載されるとのこと。これは見逃せません。
すでに購入は決めているのですが、入手法に悩んでおります。
ちょうどこの日は仕事で某北の都に行くのでチャンスといえばチャンス。
デザイン系の雑誌が妙に充実した書店にも心当たりがあります。
しかし、相変わらず絶賛発熱中、目的の書店に入荷されていなかった場合ハシゴはちょっと無理。
はじめから熱帯雨林書店で頼んだほうがいいものか・・・・?
ちょっと贅沢な迷いですが、悩ましいです(笑)。
同じく悩んでらっしゃる方は、どうぞ↓こちらでさらに悩んでください(笑)。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=hazamanoiori-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000E0N71U&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<font size="-3">ポツネン2006「○ maru」の題名に関する戯言。</font>

2006-01-16 01:40:49 | さもないこと
ふっと思い出したので、忘れないうちにメモしておきます。
小林賢太郎ソロコントライブ「ポツネン」の次回公演題「○ maru」。
この公演名を知ったとき、ふと連想したものがありました。
ひとつは、クラフト・エヴィング商會の「らくだこぶ書房21世紀古書目録」に収録されている『最後にひとつ○を書くということ。』という書物。
もうひとつは、十牛図の「人牛倶忘」と呼ばれる絵柄です。
「十牛図」とは、簡単にいえば禅の修行に関する思想を表わした10枚組の絵。禅の悟りを牛に例え、人(=修行者)が牛(=悟り)を手に入れる過程が描かれています。その8枚目が「人牛倶忘」でして、これ、多くが空白の丸で表わされるのです。
まるっきりただの「○」です。
牛を手に入れて家に帰り、牛のことを忘れて、さらに自分や牛のことまで忘れて空になる、という状態を表わしたものなのですが、「○ maru」と聞いて、わたくし、なぜだかこの絵柄がぽんっと浮かんでしまいました。
零0、はじまりを表わすかと思えば、。終わりを示す読点も表わし、○肯定や了承の印であったり、究極の状態を表わす禅の一表象であったり、つくづく多くのイメージ喚起力を担うかたち、「○」。
きっと確信犯なのでしょう(笑)。
この想像の余地が嬉しいかぎり。
今度はいったいどのようなコンセプトで攻めてくるのでしょう。
なにはともあれ、楽しみです。



<font size="-3">「十字路のあるところ」トークイベント。</font>

2006-01-16 00:31:45 | お知らせ
クラフト・エヴィング商會の作文担当こと吉田篤弘氏。
氏の短編集「十字路のあるところ」出版を記念したトークイベント&サイン会開かれる模様です。
吉田氏の対談相手は、クラフト・エヴィング商會の写真を多く手がけてらっしゃるマイスター坂本真典氏。
終了後はサイン会を予定しているとのこと。
日時は1月27日(金)19時~
場所は東京の青山ブックセンター。
詳しくは青山ブックセンターのHP該当ページ→こちら をご覧ください。
わたくし、この日程では参加は絶対に無理。
予約が必要とのことなので、今からでは難しいかもしれませんが、興味のある方はぜひトライしてみてはいかがでしょう。
以上、遅すぎた速報でした。



<font size="-3">「小さな骨の動物園展」。</font>

2006-01-15 23:53:40 | アートなど
現在、大阪のINAXギャラリーで「小さな骨の動物園展」という展覧会が開催されているようです。
魚類から哺乳類まで様々な骨格標本が一同に会した美術展。
大学時代に主要な家畜や野生動物の骨格標本は見てきたつもりですが、さすがにフラミンゴやラクダなどは未見。
科学的展示でもこれほど多くの標本が集まるのは珍しいので、わたくし、興味津々です。
ところで、この展示会の情報を見ながら大学時代、獣医師のタマゴ時代のことを思い出しました。
大学ではじめて学ぶ専門授業は1年後期の解剖学実習でした。
はじめの解剖学実習ではキツネの頭蓋骨(解剖学上は"ずがいこつ"ではなく"とうがいこつ"と読みます。)をスケッチしました。手に取って、四方八方からじっくり観察し、眼窩と頬骨のつながりを確認したり、神経や血管が通る穴を確認したり。課題のスケッチをこなしながらも、どうやったらこんなに複雑な形のものが間違いなくできあがるのだろう、と、とても不思議な気分になったことを覚えています。
人間の手ではとうてい創りだせないような造型は、複雑であると同時にとても機能的。非常に理にかなったかたちでもあります。いろいろな部位の骨をスケッチしてゆくにつれ、骨は美しい、そう実感しました。
骨格標本のスケッチからはじまった実習は、献体の解剖とスケッチへ移行、対象も食用鶏→犬→馬→牛とグレードアップしてゆきます。実物をスケッチしながら骨や筋肉、内臓の名前と各部位の名称を照合し、役割を理解してゆくのが実習の目的です。
筋肉と内臓の配置、膨大な骨・筋肉、神経、血管等の名称を憶え、鬼のような試験をクリアしてホッと一息つくと、今度はミクロの世界、組織学が待っています。各臓器で細胞がどのように配列してるかをスケッチして憶えます。顕微鏡は1人1台。細胞の名前を憶え、1cm四方の世界から臓器全体を読み取れるようにならねばなりません。
ここでも組織や細胞の複雑ながら機能的で美しい配置に驚かされました。
生物は美しい。
外側の見た目だけではなく、生物を構成するすべてが美しさに満ちている。そう実感するに到った体験でした。
今思えば、ものごとに潜む構造や規則性に着目する観察眼をここでトレーニングされていたのかもしれません。


気持ち悪いものが苦手、という方も、きっと骨ならば大丈夫。
白く再構成された骨格は、潔い造型美すら感じさせるはずです。
そして、その無為の造型は無機質ながら生命の不思議をも露呈させることでしょう。
「小さな骨の動物園展」。
大阪のあとは、名古屋、東京を巡回する模様。
私もぜひ足を運びたいと思います。
気になる方は、INAXのHP→こちら をどうぞ(^^。




<font size="-3">「グラスホッパー物語」。</font>

2006-01-14 23:10:38 | さもないこと
NHKみんなのうたで放映中の「グラスホッパー物語」。
以前、一部をみかけてものすご~く気になっていたところ、ようやく全体を見ることができました。
この作品、5分まるまるを使った贅沢な造り。
のっぽさんこと高見映氏がバッタのおじいさん役で出演、見事なタップと歌を披露しています。
ロンドンの緑地帯に棲むバッタのおじいさんが、孫たちを集めて若き日の冒険と挫折、思わぬところに宿る善意、そして次の世代への希望を語る、さながら人生物語といった趣のしみじみとした感動譚。
映像も懐古的であったり感動的であったり、映画や良質のショートフィルムを思わせます。さすが伊藤有壱氏。
たんなる「今月の歌」を越え、すばらしい物語性を持った作品に思えます。
むかし「できるかな」ののっぽさんをご覧になっていた方なら、歌って踊るのっぽさんにはきっと驚きと微笑ましさを感じることでしょう(笑)。
おそらく、1月いっぱいまでの放映だと思われます。
興味のある方はNHK教育をチェックです。
NHKの紹介ページは→こちら
ちなみに、気になって調べてみたら既にDVD発売が決定されている模様。
わたくし、買ってしまいそうです(^^;。
さらに気になる方は下から様子を窺ってみてください(笑)。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=hazamanoiori-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000CEK5A4&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<font size="-3">ヘルプ!</font>

2006-01-13 23:40:30 | さもないこと
統計学、それも独立検定の話です。
2×2分割表でフィッシャーの正確確率検定を行うときに、観測値に0が含まれている(観測値=小計になる)場合の検定法について詳しい方はいらっしゃいませんでしょうか?
手元に資料がなくて、webでも色々調べたのですが、やはり限界があり困っています。
大きな図書館(or書店)へ直接行ければよいのですが・・・・。
こんなところでお願いするのも難ですが、もしもおすすめの資料文献など御存知の方がいらっしゃいましたら、どうかお力添えを!



<font size="-3">「こどものとも」2月号。</font>

2006-01-12 22:06:53 | お知らせ
福音館書店から出版されている月刊絵本「こどものとも(年中向き)」2月号(239号)を購入しました。
今月の作品は横内襄氏の「じいちゃんとうま」。
現役農耕馬の生活を描いた簡潔で力強い作品です。
馬を登場させた絵本は数多ありますが、これほどみごとに重種馬を描いた作品を見たのははじめてです。
ペルシュロン独特の筋肉質な巨体。
身体に似合わずおっとりとした優しさ。
力仕事に携わるときの躍動感。
これらがほんとうに見事に鉛筆と水彩で表現されています。
わたくし、重種馬が大好きなので、いたく感激してしまいました。
この「じいちゃんとうま」。
馬好き必見です!


福音館HPの「じんちゃんとうま」紹介ページは→こちら

なお、今回の記事に関連して昨年みかけた農耕馬の紹介記事をメモ帖ページに再掲載してみました。
興味のある方はどうぞご笑覧ください。
メモ帖ページは→こちら
または、フォトアルバムを転用したメモ帖リンクページからどうぞ。




<font size="-3">東北放送で「スジナシ」放映。</font>

2006-01-12 21:11:07 | お知らせ
宮城県にお住まいの方に朗報。
今晩、東北放送(TBC)で「スジナシ」が放映されるようです。
放映時間は1月12日深夜(13日未明)0:55~1:55
ゲストは劇団ひとり。
ほぼ1年ぶりの放映です。
興味を持たれた方はぜひご覧になってみてはいかがでしょう。
おすすめです。


なお、全国各地での放映予定はスジナシ公式HPで御確認を。
スジナシ公式HPは→こちら