はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">劇場版「スジナシ」のプレオーダーがあるようです。</font>

2006-01-10 22:55:56 | さもないこと
名古屋にある中部日本放送作成のテレビ番組「スジナシ」。
これ、笑福亭鶴瓶氏がゲスト俳優を迎えて、台本も打ち合わせも一切ない一発撮りの即興ドラマを作り上げるという驚異的な番組です。ゲストとの腹の探り合いや思わぬ展開に毎回抱腹絶倒。
私も岐阜に居た時には欠かさず見ていた大好きな番組です。
さて、この「スジナシ」がなんと、今年の3月末に舞台版として3日間限定公開されるのです。
称して、「劇場版スジナシ」。
3月29日(水)から31日(金)まで。会場は新宿の紀伊国屋ホールです。
年度末の平日なので私には絶対無理。今回はすっかり諦めております。
そこへきて、さきほど「ぴあ」からプレオーダーの案内が送られてきました。
1月12日18時から19日9時までの受け付けだそうです。
ゲスト俳優も当日になってみないとわからない、すべてが不確実でスリリングな舞台。でも、とても面白い舞台になることはほぼ確実です。
私はチケット参戦すらできませんが、少しでも興味のある方はぜひトライしてみてはいかがでしょう。
ふだんテレビであまり目にすることのできない鶴瓶さんの凄さを実感できると思います。
おすすめです。



<font size="-3">good design company の求人広告。</font>

2006-01-10 22:27:44 | さもないこと
「ブレーン」2月号を立ち読みしました。
すると、読み飛ばすためにめくっていた広告欄でぱっと目に飛び込んできたページがありました。
あまりに気になってわざわざ戻って探してみると、それはなんと good design company の求人広告。
細い枠線。絶妙の余白、フォント、文字組。
またもや私にとってのピンポイント爆撃です。
思わず笑ってしまいました。
もしも私が理系ではなく文系の道を選択していたとしたら、思わず求人に応募してしまったかもしれないなあ、と、何となくそう思いました(笑)。
なお、求人は10名ほどの予定だそうです。
求人コピーもまっすぐで素敵なメッセージ。
気になる方は「ブレーン」2月号の黄緑色の広告ページを探してみてください(^^。



<font size="-3">NHK「プロフェッショナル」。</font>

2006-01-10 21:27:36 | さもないこと
現在放映中のNHKの新番組「プロフェッショナル」。
キャスターは茂木健一郎氏。
そして、わぉ、気がつけば主題歌はスガシカオ。
「プロジェクトX」の後番組とは思えない爽やかぶりです。
冒頭の茂木さん、対談のときとはうって変わってNHK用の表情です(笑)。
番組にふさわしい役どころを演じてらっしゃるのでしょうか。
内容にどう切り込むのか興味津々です。
*以下は番組を観終わってからの感想。
ホテル再建のプロ、星野佳路氏を迎えての第1回。
さほど深く切り込んだインタビューはありませんでした。
しかし、星野氏を相手に喋り出すと茂木節の片鱗がちらっと垣間見えて思わずニヤニヤしてしまいました。
やはり茂木氏はカメラに向かって喋るときよりも、人と話している時のほうが格段に活き活きしてらっしゃる。
番組での様子を見ていて、茂木氏は本質的に人と向き合うことが好きなのだろうなと確信いたしました(笑)。
現在進行形のドキュメンタリーという、ある意味責任重大な番組。
今後のラインナップも楽しみ。目が離せない番組になりそうです。
なお、プロフェッショナルの番組HPは→こちら



<font size="-3">宮城県の男女別学廃止政策に疑問。</font>

2006-01-10 21:20:15 | さもないこと
さきほどの9時のニュースで聴いた話。
宮城県は県立高校の男女別学廃止推進を再確認し、平成22年度までに県内すべての高校を男女共学にすると決定したそうです。
以下は私の私見。
男女別学という選択肢を子供達から奪うのは罪だと思います。
そして、不条理な軋轢を生まずに女子が活躍できる場を奪うことは、もっと罪だと思います。
男子に仕事を押し付けずトータルな仕事ができる女子の人材が公立高出身者から減ってしまうような気がしてなりません。



<font size="-3">「オラファー・エリアソン『影の光』」展覚え書きをアップ。</font>

2006-01-09 23:57:08 | お知らせ
昨日の記事(こちら)でもご紹介しておりました「オラファー・エリアソン『影の光』」展の覚え書きをメモ帖ページにアップしました。
内容は、主に作品概要と感想。
ほんの少しだけジェームズ・タレルとの比較雑感も述べてみました。
私が分析した作品のしくみなどにも言及しています。
ある意味ネタバレになりますので、展示内容を知りたくないという方はご注意を。
興味のある方は、下のリンクからご笑覧ください。


メモ帖ページは→こちら





<font size="-3">東京遠征初め2006。(part2)(主に「オラファー・エリアソン展」について。)</font>

2006-01-08 21:16:37 | アートなど
東京遠征を終え、さきほど帰宅いたしました。
予想どおり、いや、予想以上に宮城北部は寒かった。駅からの運転中、国道の温度表示は-6℃。20時でこの気温、明日の朝が恐ろしいです。
しかし、こわごわ自宅へ帰ってみると、6℃。よかった、室内は氷点下になっていなかったようです。
東京との温度差を実感いたしました。


さて、本日は結局、原美術館で開催中の「オラファー・エリアソン展 『影の光』」だけの観賞に終わりました。
しかし、この「オラファー・エリアソン展」、私にとっては近年稀に見る大ヒット。7年前に名古屋で観た「ジェームズ・タレル展『夢の中の光はどこからくるのか?』」と同じくらいに感動的な展覧会でした。
開館直後の11時頃入場し、帰ったのは15時ごろ。じつに4時間も入り浸ってしまいました。
インスタレーション中心の作品展なのですが、そのどれもがとても美しく驚きに満ちているのです。
自然界にある要素を抽出し、思わぬ形で鑑賞者に提示する手法はある意味とても科学的。でも、無味乾燥なんかでは決してありません。
『きれい!』と驚き感動する→『どうなっているんだ?』と疑問に思う→『なるほど、こうなっているのか!』と驚く→『こんなものでこんなことができるなんて!』と驚き感動する
ある程度の観察力と感受性を持った人間であれば、きっとこんな4段がまえの感動を味わえるはずです。
美しいものが好きな方、不思議なものが好きな方、そして、かつての科学少年たち。
そんな方々にははげしくおすすめ。
この「オラファー・エリアソン展『影の光』」は品川の原美術館で3月5日まで開催されています。
少しでも興味を持たれた方はぜひぜひ足を運んでみてください!
原美術館HPは→こちら


なお、今回の展覧会があまりにも感動的だったので、覚え書きを作成中。
出来上がり次第こちらにリンクを追記しますので、いましばらくお待ちください。
*9日に覚え書きをアップしました。詳しくは→こちらの記事 でどうぞ。



<font size="-3">東京遠征初め2006。(part1)</font>

2006-01-07 23:57:19 | アートなど
新年早々東京遠征に参りました。
目的は4つほど。
まず、原美術館で開催中の「オラファー・エリアソン展」。
つぎに、新宿シアタートップスで上演中の舞台、親族代表「3」。
そして、前から行ってみたかった銀座の老舗画材店「月光荘」。
最後に、初台の東京オペラシティアートギャラリーとICC(インターコミュニケションセンター)の様子見。
結局、本日は「月光荘」訪問と「3」観賞、ふたつの目的を果たすことができました。


「月光荘」では店員さんのとにかく親切な対応に感激。
念願のオリジナルバッグと素敵なスケッチ帳も入手できましたし、思いがけぬハンコ談義もできて、非常に充実した時間を過ごすことができました。
ところで、この「月光荘」のトレードマークはホルン。店内にも趣深いフレンチホルンがディスプレイされています。このホルンを見て、わたくし、ある連想が浮かんで仕方がありませんでした。
クラフト・エヴィング商會の「クラウド・コレクター」に登場する『奏でるものたち』。かれらの使うホルンはきっとこんなものなのではないか・・・そう思えるほどイメージぴったりの造型だったのです。時を経て重厚な輝きをもった楽器は、それ自体がひとつの作品であるかのような存在感を持っていました。
画材等含め、本当に素晴らしいお店だと思います。
とりわけ、クラフト・エヴィング商會好きの方はぜひ一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
おすすめです(^^。
なお、月光荘のHPは→こちら


親族代表「3」は昼公演および夜公演の2ステージを観賞。
ネタバレになるので詳しくは申せませんが、とにかく親族代表の嶋村氏、竹井氏、野間口氏3氏の演技力に唸って参りました。外部6氏の脚本によるオムニバスコントだけあって、いろいろな笑いの方向性を提示されるのも新鮮。3氏のもっといろいろな顔が観たくなる、私にとってはそんな舞台でございました。
親族代表「3」、9日まで上演されておりますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょう。
なお、親族代表のHPは→こちら


ところで、今日の観劇とは直接は関係ないのですが、観賞後になぜか笑いと悪意の関係について考えてしまいました。
昨年末に、media CLUBKING で配信されている、佐藤雅彦氏と茂木健一郎氏の対談「人間が生き生きとしている状態を『ステュディオス状態』とします。」を聴いたわけなのですが、この対談の中で佐藤氏は次のような主旨のことを述べておられました。
『CM業界には悪意がいっぱいなんです。なぜかというと、CMはちょっと悪意を入れると受けるんですよ。僕はぜんぜん善人じゃないんですが、そういった悪意のないものを作りたかった。悪意をまったく入れなくても面白いものが作れるんだ、ということを証明したくて、『peko!』のCMをつくったんです。』
私はこの対談を初めて聴いた時、このくだりで思わず泣きそうになってしまいました。感動するほど嬉しかったからです。こんなことを考えて実践してくれている人がいるという事実。それが他ならぬ佐藤氏であったということ。「kino」を観た時と同様、幸せな気持ちになりました。
そして、この対談を聴いて以来、表現の中に潜む悪意が気になってしかたがないのです。
意識して見渡すと、この世の中は悪意を含む表現に満ちています。
とりわけ、笑いの分野は不思議なほどに悪意を利用したものが多いように感じます。むしろ、悪意を含まない笑いは成立しないのではないかとさえ思えるほどです。笑いは悪意と本質的に結び付いたものなのでしょうか。それとも、悪意のない笑いも成立しうるのでしょうか?
「kino」や「ピタゴラスイッチ」を見る限り、悪意を用いずにある種の笑いを成立させることが可能であるように思えます。しかし、その笑いを主目的とした時にも悪意の不使用は有効なのでしょうか? そこのところが今の私にはまだ具体的に要素還元できずにおります。
引き続きこっそり考えてゆきたい命題です。
なお、対談に関する過去の記事は→こちら



<font size="-3">サクラ・ワンダフル・ガールズ。</font>

2006-01-06 23:21:35 | さもないこと
さきほど「Rahmens.net」を覗いたら小林氏コメントと昨夜のイベント写真が掲載されておりました。
さすが、仕事が早い!
そして、サクラ・ワンダフル・ガールズにびっくり。
森谷さんと平田さんが可愛すぎる。
平田さんが客室乗務員ならエコノミーでもいいです。わたくし(笑)。



<font size="-3">仮説弱体化。</font>

2006-01-05 21:25:31 | さもないこと
前の記事に載せた仮説ですが、あっさり弱体化の兆しです(笑)。
さきほどトゥインクル・コーポレーションのHPを覗いてみましたら「Rahmens.net」の情報が掲載されておりました。
どうやら、4日までが正月休みだった模様です(笑)。
ということは、つまり、4日までは千秋楽を観に来た観客&ファンへのプレオープンだったということになるのでしょうか(笑)。
いずれにせよ、今回の件でファンサービスの気持ちは充分に伝わったような気がします。
楽しきかな、深読み(^^。



<font size="-3">ラーメンズとファンの関係性についての一考察。</font>

2006-01-05 00:23:29 | さもないこと
ラーメンズ公式サイト「Rahmens.net」開設から4日。
12月31日の「ポツネン」千秋楽公演で「Rahmens.net」情報が告知されたときから、この新しいサイトについての公式発表はどこで行われるのだろうかと気になっておりました。
しかし、未だラーメンズ所属事務所トゥインクル・コーポレーションの公式HPには「Rahmens.net」についての記述がありません。
この事実を観測するにつけ、ひとつの仮説が思い浮かんでしまいます。
すなわち、ラーメンズは、ラーメンズファン同士のコミュニティを肯定しているのではないか、と。
普通に考えると、「Rahmens.net」の存在を知ることができるのは、あの千秋楽公演を観劇していた500名程度の方々だけです。
舞台での告知意外にアナウンスを行っていないとなると、その後の情報伝達は純粋な口コミに頼ることになります。それ以外では文字どおり『知りようがない』のです。
しかし、実際は、500人どころか既に多くの方々が「Rahmens.net」の存在を知るに到っています。
かく言う私も千秋楽公演へ行かれた方からの情報でこのサイトを知ることができました。
『知りようがない』はずの情報が、実際のところはファンの間へ実に効率的に伝搬されている。この現象はファン同士のコミュニティネットワークを効果的に利用してこそ起こりうるものです。
そして、裏を返せば、この現象こそがラーメンズサイドの狙いではないかとも考えられはしないでしょうか。
知りたい人間へ知りたい情報を流すには、知りたい人間たちのネットワークに情報を乗せるのがいちばんです。
まあ、もちろん、単にトゥインクル・コーポレーションHPの更新が遅れているというだけの話かもしれません(笑)。
いずれにせよ、深読みかもしれませんが、どうにも私にはラーメンズがファン同士のネットワークを肯定しているように思えた、というわけなのです。
この仮説が正しいことを証明する手立てはありませんが、同時に、この仮説を棄却するのも難しいと思われます(笑)。「Rahmens.net」の情報が今後どのようなメディアへ露出してゆくのか、いろいろな意味で楽しみです。
以上、ここ数日浮かんでいた、ラーメンズとファンの関係性についての一考察でした。
おそまつ。



<font size="-3">「一個人」2006年2月号にクラフト・エヴィング商會。</font>

2006-01-04 00:04:09 | アートなど
Jikannsayuubin
「一個人」2006年2月号(NO.69)を購入しました。
特集は「『書く』って、楽しい?」。
「書く」をめぐるもろもろが人と場所をキーに紹介されています。
特集もさることながら、私が惹かれたのが「時間差郵便」という企画です。
1年後の自分へ手紙を出す、といういわばタイムカプセルの手紙版。
その専用便箋&封筒が、な、なんと、クラフト・エヴィング商會製なのです!
綴り込み付録として、封筒2枚、便箋5枚が同封されています。
便箋は、質感の良いクリーム色のB5紙にロイヤルブルーの罫線。懐古的なフォントで時間差郵便Jikansa yubinの文字。横書き縦書き両方に対応可能なデザインです。
封筒は、便箋と同じ紙。縦型で、同じデザインのものが大小ふたつ入っています。大きい封筒は編集部宛。小さい封筒は自分宛。切手貼付欄と郵便番号枠は罫線と同様のロイヤルブルー。封筒下部には羽根の生えた郵便配達夫のイラストと時間差郵便のロゴが美しく配されています。
時間差郵便企画に参加するにはこの専用封筒と便箋を使わねばならないのですが、クラフト・エヴィング商會特製ステーショナリーを手元に置いておきたいのもまた心情。
結局わたくし、この付録欲しさに雑誌を2冊購入してしまいました(笑)。
時間差郵便〆切りは1月25日。
クラフト・エヴィング商會好きはもちろんのこと、企画に参加してみたい方にもおすすめです。
なお、KKベストセラーズの広告サイトは→こちら
さらに気になる方はamazonから様子をうかがってみてください(笑)。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=hazamanoiori-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0006ZL396&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<font size="-3">新年のご挨拶とお詫び。</font>

2006-01-01 23:19:19 | お知らせ
あけましておめでとうございます。
いつのまにやら2006年。そして平成18年。偶数の年がやって参りました。
今年もぼちぼち覚え書きを続けてゆきたいと思います。


ところで、先日のプロバイダシステム変更にともなう打撃から実は回復できずにおります。
自分のサイトなのに、自分のPCからきちんとした確認ができないという阿呆らしい状況です。
しかも、ブログの編集ページにも不具合があり、投稿コメントの一覧が確認できずにおります。
記事の確認に気をつけては参りますが、せっかくコメントくださってもすぐには気付かない場合がございます。
返信がないときは申し訳ありませんが気長に待ってみてください。
新年早々こんなお願いで申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。



<font size="-3">ラーメンズ公式サイト「Rahmens.net」。</font>

2006-01-01 15:41:15 | ラーメンズ
昨日開設告知のあったラーメンズ公式サイト「Rahmens.net」。
さきほどようやく見ることができました。
見た瞬間の感想は「はうっ、ストライク!」でございます。
細い黒の枠線にあのフォント。そして、余白。
大好きなデザイン要素がすっかり詰まっている。
まずはデザインでノックアウトされました。
内容もそつなく嬉しい。
加えて、Going to the theater というコーナーには思わずニヤリ。
新年早々思わぬお年玉をもらった気分です(^^。
今後の運用に大いに期待します。


*ラーメンズ公式サイト「Rahmens.net」は→こちら