はざまの庵

分類し難い存在を愛でる覚え書き by aiwendil お気軽にコメントをどうぞ。

<font size="-3">片桐氏の美。</font>

2006-07-18 02:05:18 | さもないこと
久しぶりにラーメンズの第10回公演「雀」を見返していてハッとなりました。
この公演で片桐氏が時折見せる表情がとても美しいと思ったのです。
白背景に白衣装、メイクもなく眼鏡を外した片桐氏は頭部の陰影が強調され、野性的かつ繊細な表情。
彫刻にしたらさぞかし映えるだろうなと思えます。
そういった目で見てみると、この「雀」という公演、何かと小林氏の大胆な演技が注目されがちですが、実は同時に片桐氏の繊細さと美しさが強調されている公演なのではないかとも思えます。
ところで、片桐氏の美しさにハッとしたついでにハンコ熱再燃。
久々に人物ハンコを作成してみました。
少々気に入ったので一部を下に。
残りは次の記事、「実録、ハンコ修行!」でご確認を。

Katagiriadam02b



<font size="-3">エアロソアラを購入。</font>

2006-07-16 22:22:06 | アートなど
飛行機づいている最近、またもや飛行機ネタです(笑)。
トミーから発売された「エアロソアラ」という小型飛行機を購入しました。
これ、capriccioのIWAさまのところで教えていただいたもの。
Earasoara05(←ライトフライヤーとの比較)
室内専用のラジコン式プロペラ機です。
こんなですが、ちゃんと飛びます。しかも、コントロール可能。
40秒の充電で約30秒間のフライトができます。
超小型かつ超軽量。驚きの技術です。
この飛行を成り立たせているのが超小型モーターとプロペラ。
Earosoara_motor01←心臓部の電子部品。小さい!
Earosoara_motor02←モーター駆動部とプロベラ。

いやあ、これだけのものをこれだけ安価に流通させるとは、トミー、さすがです。
機体そのものは発泡スチロール製。軽量化に腐心しているのがうかがえます。
で、さっそく飛ばしてみました。
Earosoara02
旋回飛行には成功。ただし、コントローラーから手を離せないので写真撮影はちょっと難しい。
それと、機体がとてもデリケートなため、不時着時に負荷がかかるとその後の調整が難しいです。
室内ではちょっと故障のリスクが伴います。
もっと広い、体育館などで操作してみたいなあと思いました。
ですが、値段もお手頃ですし、総じておすすめ。
子供の頃に凧や紙飛行機作成に夢中になったことのある面々には特におすすめです(笑)。
このエアロソアラ詳細は、トミーHP→こちら でご確認を。
また、amazonでの取り扱いもあるようですので気になる方は下のリンクをチェックしてみてください(笑)。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=hazamanoiori-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000C5PU8A&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

ところでこのエアロソアラ、真夜中に謎の誤作動をいたしました。
机に置いておいたら勝手にプロペラが回ったり尾翼舵が動いたり。
時間が時間だったのでちょっぴりギョッとしました(笑)が、ふと岩井俊雄さんのSound Lensのことを思い出して納得。
どうやらMacの赤外線ポート探索信号に反応して誤作動するようです。
Macをお持ちの方はどうぞご用心を(笑)。



<font size="-3">「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」。</font>

2006-07-16 01:10:37 | 日記・エッセイ・コラム
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」を見て参りました。
先行上映。久々の映画です。
前作「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」から3年を経ての第2弾公開。
前作からの布石がちりばめられていて、3年前の公開当時に某サイトさまのところで続編妄想話を繰り広げていたことを思い出しました(笑)。
当時はまさか本当に続編が出るとは思ってもみなかったので感慨もひとしお。
内容も、予想に違わぬテイストで楽しめました。
海にまつわる伝説をうまく取り込んでいるのにもニヤリ。しかし、字幕がいまひとつ不親切だったかなと思えます。ちょっともったいない。
そうそう、一点だけ不満が。
これは広報の問題だと思うのですが、作品の区切り方について。
前回とは違って、今回は完結編ではありません。
あのようにあからさまなやりかたは、見る側に少なからぬ失望感を与えてしまうのではないでしょうか。
続きモノの導入なんだということをもっと前面に出して宣伝して欲しいものだと強く思いました。
これからご覧になる方は、そういった意味で心構えをしてから見ることを、それと、エンドロールは最後までご覧になることをおすすめします。

そういえば、映画上映前に流れた「マイアミ バイス」の予告編がとても良かったです。
まるでミュージックビデオかアート。
音楽と映像と効果音がすばらしく絶妙にシンクロしていて、内容とは別のところでクラクラきてしまいました。
とてもエキサイティング。
私にとっては海賊映画本編よりも印象的でした。
ショートフィルム好きにはかなりのおすすめです。
(*公式サイトで予告編が見られるようです。Mac非対応なので確認できませんでしたが、おそらく今日見たものと同じかと。興味のある方は→こちら へGO! )



<font size="-3">製品化熱望。</font>

2006-07-14 21:59:13 | さもないこと
engadjetというサイトで知った情報です。
こんなデザインの電源タップがあるそうです!
モジュール式電源タップ"E-rope"

ほ、欲しい!
ものすごく便利そうです。
しかしながら、これ、デザインコンペ用のものらしく、製品化はされていないそうです。残念。
製品化されたら即買いなのですが。
残念。



<font size="-3">快挙?</font>

2006-07-14 20:58:30 | さもないこと
信じられないことに、超ド田舎の我が家から歩いて数分のところにコンビニが開店するようです。
建屋が出来てきた段階で外壁が白基調だったので、ファミリーマートかローソンであろうと予想。
祈るような気持ちで日々の工事進捗状況を見守ってきたわけなのですが、今日の帰路ふと見ると、店舗前面が横長のタイル仕上げになっているではありませんか!
やった!
これはあれでしょう。
村にあっても町のほっとステーション、ローソン!
たぶん。
嬉しい、嬉し過ぎます。
芝居好きにとっては快挙。
ロッピーとお友達になれるようがんばります(笑)。
こんなところに作って経営は大丈夫なのかと思わないでもありませんが、とにかく無事開店してくれることを祈るばかりです。



<font size="-3">あれ?</font>

2006-07-12 23:30:24 | 役にたたない獣医学ひとくちメモ
NHK総合で放映されていた「その時歴史は動いた」。
7月12日は荻野久作氏の排卵時期解明論文発表と受胎調節研究がテーマだったのですが、見ていて『あれっ?』と思いました。
学説の論文初掲載が1930年2月とのこと。
ヒトの排卵周期発見ってそんなに遅かったんでしたっけ?
ひょっとしたら排卵周期解明は獣医領域のほうが早かった?
手元に文献がないので確実なことは言えませんが、家畜のブリーディングにおいて発情時期と排卵時期の把握方法はずいぶん昔から確立されていたような記憶が。
勘違いでしょうか。気になります。
これは調べてみなければ・・・・・(笑)。

ちなみにひとくちメモ。ヒトの排卵周期は28日くらいですが、動物の排卵周期は、
牛 21日くらい
馬 23日前後(繁殖期に限る)
羊 17日くらい(繁殖期に限る)
犬は半年に一度くらい
猫は季節に応じて発情&交尾排卵
マウス 4日くらい
(記憶に頼っています。違っていたらすみません。)
このように、いろいろ。
さらに、個体差による例外がたくさんあるので実際はもっといろいろです。
動物の排卵調節機構はまさにワンダーランド(笑)。
生命は奥深いです。

なお、NHKの番組内容概要は→こちら でどうぞ。



<font size="-3">7/12放映ピタゴラスイッチ。</font>

2006-07-12 21:26:09 | アートなど
7/12放映分のピタゴラスイッチをみました。
今までも欠かさず録画・視聴していたわけですが、今回は特に感銘を受けた映像があったので久しぶりに記事を上げてみます。

今回はアニメーション特集。
冒頭の人形劇は導入のみにとどめ、「10本アニメ」新作と、「ポキポキアニメ」ヤカン編、「フレーミー」スイッチ編、そして「ぽてじん」や「つながりうたもりのおく」などのコマ撮りアニメも一挙放映。最後には「アルゴリズムたいそう」と「アルゴリズムこうしん」も続けて放映されました。「●と▲のしゅうだん」やピタゴラ装置新作もあり、たいそう盛りだくさんの内容でした。
私が感銘を受けたのは「ぽてじん」です。
以前の放映回にもこのコーナーはあったのですが、今回の「ぽてじん」はよりいっそうコンセプト的にグレードアップしており、見ながら思わず「うわぁ!」と叫んでしまいました。
「ぽてじん」は、各面に顔と文字が描かれた立方体が、机の上ですごろくのような正方形のマスを進んでゆくコマ撮りアニメ映像です。立方体「ぽてじん」が方向転換しながら動いてゆき、途中のマスで止まると、そのときに現れた文字が状況に見合った台詞として機能する、というしくみになっています。
これ、とてもシンプルなので、いっけんただの小ネタ的コーナーとして捉えられてしまうかもしれませんが、じつは「プログラム」という概念を実に見事に呈示している非常にコンセプチュアルな内容なのです。
殊に今日の電話編は秀逸。マスの位置と方向転換の回数によって厳密に規定された未来が、「ぽてじん」という立方体のキャラクターによって再現されてゆくさまは見事というしかありません。
もちろん、見た目も無味乾燥なんかではなく、作品全体が見ていて思わす『くすっ』と微笑んでしまうような絶妙な空気に満ちています。
シンプルながら非常にエキサイティング。
またひとつ気になる映像が増えてしまいました。
今後の展開が楽しみでなりません。



<font size="-3">機長組合。</font>

2006-07-11 22:27:58 | さもないこと
機長組合、というのがあるようです。
旅客航空業界の機長さんたちの組合。
NHKの番組「テクノクライシス」を見ていて我が目を疑いました(笑)。
そうか、機長さんってそんなにたくさんいるのか。
この番組では飛行機の機種とエンジンタービン技術の変遷も紹介されており、某舞台を思い出して何だか妙にニヤニヤしてしまいました(笑)。



<font size="-3">教員免許更新制に疑問。</font>

2006-07-11 21:48:00 | さもないこと
さきほどニュースで知った情報。
教員免許の更新を義務づけるべきとの答申が中教審から政府に提出されたそうです。
暴言承知で率直な感想を言いますと、これを聞いて『馬鹿じゃなかろうか。』と思いました。
議論が出ていたことは知っていましたが、まさか教育審議会まで本格的に動き出すとは。
私自身は免許制の教育業界とは無縁ですが、獣医師免許を持つ身としては「画一的な試験が実務能力を反映するわけがないじゃないか」と思うわけです。
教育の質を上げようと思うならば、もっと物理的に人員やインフラを整備すべきかと。
更新制は試験をそつなくこなす小器用な教師を増やすことになりかねないのではと思えてなりません。



<font size="-3">ラーメンズCD「新日本語学校」。</font>

2006-07-11 21:14:03 | アートなど
公式に掲載されたのでこちらにも。
以前から各所で情報の出ておりましたラーメンズのCD「新日本語学校」。
2006年9月6日発売が確定した模様です。
これ、公演のコント音声のみを収録したCD。
以前絶版になっていたコントCD「日本語学校」の内容に「不思議の国のニポン」を追加したものだそうです。
「不思議の国のニポン」が収録されるとなると、単純計算で40分をゆうに超えることになります。
作品配置とパッケージデザインが今から楽しみです。
気になる方はamazonの商品情報で詳細をどうぞ(笑)。
(7/14追記: いつの間にかamazonの個別商品リンクがはずれていました。amazon側の不具合かと思いますが、原因不明。申し訳ありません。)

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=hazamanoiori-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000GH2Q2W&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


<font size="-3">ヨコハマEIZONE。</font>

2006-07-10 22:58:30 | アートなど
7月下旬、横浜地区を会場にした映像アートフェスティバル「ヨコハマEIZONE」が開催されます。
明和電機の展示やNHKデジスタ関連スペースもあるようで、充実の内容が期待される催しです。
これ、少し前から気にかけていたイベント。せっかくなので都行きにあわせて足を運ぼうと目論んでいました。
ところが。
一番の関心対象であった東京芸大大学院の映像表現学科メディア映像専攻学生の発表スペースが、狙いの日に休館であることに気付き愕然とする今日。
「大喜利猿」には心を動かされなかった私もこれには激しく動揺。
勢い余って東京行きを追加しそうな勢いです。
5年前のトリエンナーレ2001を皮切りに、特に昨年から何やかやと横浜でアートづいております。
そして気が付けば観光したことがない横浜(笑)。
これを機にゆっくり横浜を楽しんでみるのもいいかもしれないと思った今宵です。

なお、「ヨコハマEIZONE」の主体イベントは7月22日(土)から30日(日)まで。
前後に関連イベントも開催されるようです。
興味のある方は公式HP→こちら で詳細をご確認あれ。



<font size="-3">本日の衝動買い。</font>

2006-07-10 22:28:18 | さもないこと
たまたま書店で見かけた「現代思想」の特集は『幾何学の思考』。
思想+数学という取り合わせからスピノザを連想し、何気なく手に取る。
中身をめくってクラッときました。
思わず購入。
すっかりは理解できないのは承知。
しかし、概念の呈示がとにかく面白い。
無限や位相をめぐるクラクラ感に弱いわたくしです(^^;。
スピノザの「エチカ」には挫折しましたが、この特集にはひととおり目を通してみたいと思います。
なお、恐いもの見たさな方は下のamazonのリンク、あるいは青土社のHPをご覧あれ(笑)。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=hazamanoiori-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4791711513&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
青土社HP→幾何学の思考


<font size="-3">TENORI-ONの演奏風景。</font>

2006-07-09 23:37:15 | アートなど
岩井俊雄氏の「TENORI-ON開発日誌」で知った情報です。
アートディレクターのキヨシ氏が運営するair artlogというブログで、2005年9月にオーストリアで披露されたTENORI-ONの演奏風景が公開されています。
ごく短い映像ですが、TENORI-ONの演奏風景を見られること自体貴重な機会ですので、興味のある方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
該当ページは→こちら

岩井俊雄氏の話題が増え、カテゴリを追加したほうが良いかもしれないと思い始めているこのごろ。
TENORI-ONの商品化が待ち遠しいです。



<font size="-3">小さくショック。</font>

2006-07-09 21:45:18 | piper
piperの川下大洋氏が主催する「ドナインシタイン博士のひみつ学会§3初恋のひみつ」。
日程的に行けるかどうかがわからなかったので、当日券に小さく希望を託しておりました。
が、どうやら東京公演では当日券がない模様。
ショック。
DVDも会場でしか予約できないんですよねぇ。
せめてDVDだけでも欲しかった・・・。
前回が予想以上に面白かっただけに、残念です。