なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

愚息と愚親

2007-10-13 18:22:13 | Weblog
 昨日に続いて愚息ネタから
 いつもと同じように金曜日はチャングムの韓国語完全を見て、その後は入浴し、ネットで囲碁を楽しんでいる。
  今日は囲碁ネタは休業
 息子は・・・成田を定刻20数分遅れで飛び立ってから乗り換えのウィーンまで相当時間がかかるようです。
 当地とソコの標準時間のずれ+経過時間で実際のフライト所要時間が計算できるはずですが、これが女房殿には俄かには理解できない様子で何度も何度も説明したのですが
 「ヘエー、そんなに時間がかかるんだ?」でお終い(これは理解できていない)
  つまり1時間、2時間・・・たくさんと言う感じ
 あの愚息の数学音痴は確実に女房殿から受け継いでいることが証明された
  さて実際の所要時間は13時間以上になるらしい、更に乗り換えてから3時間
 昔サッカーの高原が罹った症状に注意です。
  まさにエコノミーシートのはずですから
 「機内では靴を脱いで足の指とか手の指を動かして置けよ」
   私・父親としての出掛けの餞の言葉がこれ・・・もう少し気の利いたことを言っても良さそうなんですが、まあドラマではないので・・・朝起きて顔を洗って・行ってらっしゃいみたいな感じ・・・私らしいといえば私らしい?
 
 夜中の2時半にメールで「今、無事に乗り換えた」
 そしてその3時間後、現地は深夜・こちらは早朝「無事到着暖かく迎えてもらった」
  全く便利になったものです。
 多分爆睡しただろう・・・今頃は現地で初日
  連休後は直ぐ学校が始まります。
 さて愚息は飛行機旅行は北海道には行ったことがあるがこれは国内で(私以外の家族旅行)
 外国はカナダには行ったことがあるとは行っても、4才の時だから初海外と同じです。
  ドジなところは相当私のDNAが入っているので心配してはいたのですが、何とかなったようです・・・まあ語学学生には違いないのですからどうにかならなければ困るわけです。

 さて息子と言うものは女親が甘いようです・・・(娘の場合は逆だと言えるかも知れませんが)
 だから女房殿がフライト中の時間に時々メールを入れているが、返事が無い
  「あのネボ助は寝ているに決まっているでしょ」と私はいたって冷淡を装っているのですが・・・
 母親の方は「来年行って見なければ・・・」とその気になっている
  「何だ、便乗か?」
  「当然でしょ、こういう時しか行けない」
 この母親は、嘗て息子の進学先を奈良・京都方面を強く勧めていた・・・あの感覚・・・必ず大義名分を見つけて自分が行くに違いない!

 さてさて明治時代なら半年とか1年かかった旅行が16時間です
  手紙は数週間かかるかも知れませんがメールなら国内と変わりません
   料金が多少高くてもいいのなら携帯で話も出来る・・・国内銀行の口座で支払いも出来るし現地で引き出せる・・・
 こんなに便利になってしまうとテレパシーとまでは言いませんが、人を・家族を思い遣るという気持ちの面で昔の人と差が出るような気がするのです・・・
 そう、想像する必要がなくなっています。
  確かめたければ携帯で電話をすればいいのだし、このパソコンにメールを入れるのだってある。
  画像だってやり取りできる
 さあそうなると「気持ちが伝わる」という辺りはどうなるのだろうか?
  
 余りに便利だと、全てが情報という文字・音声でしか伝わらないかもしれない?
  心が伝わるというところが問題
  でもそれが出来ないと・・・この先半年或いは延長半年が大変。
 その辺りが成長するように向こうにテレパシーを送り続けることにします