なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

晴れ後雨、時に激痛

2007-10-26 19:01:44 | Weblog
 今週はめまぐるしく天気が変わっていきます
 週の初めごろは晴れそして今日は時に強い雨が降っています
  週末には台風が伊豆・関東目がけて進んでくるとか・・・日曜日はダメですよ、大会があるから!
 その心配はあるのだけれど、今はそれよりも背中と言うか肩の激痛と戦っている
  と言うのは少々オーバーですが・・・
 その痛みは突然やって来ました
  仕事が終わって自転車で帰宅する・走り出して直ぐに来た
   全くの不意打ちなので、「アレッ?何で痛いんだ?」でした
 原因は分からなくても痛みはある・・・さてどうしたものか?
  右の肩甲骨の辺りが痛いのだが、動かすのには支障が無い
 要するに動きと関係なく、ジッとしていても痛いときは痛いからなかなか始末に悪い
 いつも同じように痛いわけではありません。
  朝は比較的痛みは弱く、夕方帰宅する頃が一番痛い・・・それは仕事疲れともリンクしている?・まさか(疲れるような仕事はしていない)
 4日続いているので大分慣れてきましたね、姿勢によっては痛みが和らいだり感じなくなることも経験で分かって来ました。
 右手を体の脇に付け、肘を曲げて指先で頬を触る・例えて広隆寺の弥勒菩薩ポーズが有効らしい
 一見優美?、しかし実は右肩痛
  弥勒様も肩が痛かったか?
 もっと有効な方法を発見した
  首を左右に曲げたりぐるっと1周したりを繰り返す
 これでかなり楽になる・・・と言うことは頚椎・脊髄と関係あり?
  少なくとも骨関係かも?
 よく分からないけれど一過性のものであって欲しい、そして早く出て行け!

 それにしても得意の精神力で凌いでいます・・・と威張りたいところですが、私のは鈍感力という精神力です。
 「鈍感力」と言う本がありますが、単に鈍感さを盾にしているだけです
  それにしてもこれも病気の一種なら、また一歩万病デパートに近づいてしまいます。
 やはり亡くなった母のDNAをしっかり受け継いでいるのか?
  外見と血液は父親が出ているのですが
 どうも健康状態というか体の仕組みは母のようです
  彼女も寝付くことは無かったもののいつも何処かが具合悪かった・・・
 いずれにせよ、熱は無い、腫れも無い、動かすと痛いとう訳では無い
  これは何かの試練だろうか
   <無信心の人間がよく言う!>
 知らないうちに何か悪いことをしたぺナ!・・・それなら分かる?

 さて金曜日はKさんと昼休対局、、、いつもは5子なのですが
1Fの対局室(畳の休憩室)に降りていく途中で
 「最近絶好調だそうですね?」
 「いや、また2子に戻されました」とはいうものの、一度は相手2子にまで打ち込んだのだからこれは自信になるでしょう。
 私は途中寄り道をしたので、早くついたKさんが碁盤・座布団を出して置石を並べています
 マア趣味の世界だから早く来た方が準備するということで・・・
 彼が置石の5つ目を置こうとするので、
「そろそろ減らしてもいいのではないですか」と声を掛けると
「いいんですか?」と言いながら天元に置こうとした石を碁笥に戻しました
「そりゃあもう置石には拘りません」

 置石の数と関係なく常に真剣・全力を心がけるのですが、その辺りが難しい一面も感じているのです
 白も一所懸命に打つということと、勝ちにいくみたいなことの区別がはっきりしないこともある。
 何だかインチキ臭い手だと、心の中で顔をしかめながら打つこともある
  これは置かせ碁がイヤだというのではありません。
 結果としてとはいえ下手を騙すような手を打つ時に、気持ちにわだかまりがあると言うことで、そうでない打ち方が出来ない自己への嫌悪でもあるのです。
 例えば、ある局面で白精一杯の手を打つ
  「ここで反撃されたら困るだろうな?」と考えつつも「どこかでリスクを背負わないと勝負にならない」とも考えるわけです。
  こういう打ち方は問題が多いのでしょうね
 白が旨くやったとして、実は白が上手いわけではなく「黒が咎め損なっただけ」
 こういう経験をした下手は「上手の手を良い手だと勘違いして記憶する」
  そう思いながら打つのもヤヤ気が重いところがある
 そういうことで、置石が少ないほどそういう場面が減るので、置石は少ない方が歓迎となる
  
 それでは堂々と正面から打って、黒にキチンとした手が打ちやすいように白も打って負ける。
 これも人によっては感じ方がまちまちでしょう。
  置かせ碁の王道であるとは思いますが、一方で白無気力とかやる気が無いのと紙一重みたいなところもありそう・・・
 下手から見ると(私がK畑師匠に鍛えられていた頃の記憶からすると)、真剣に打ってくれる白に勝てると嬉しいので、やる気があるのか無いのか分からない上手に勝っても喜び半減みたいなところがあります。
 立場が逆になると難しいものですね。
  向こう4子で・・・白としては”普通”に打って、黒から見ると「上手をやっつけた」みたいな打ち方ってあるだろうか?