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徳川家康にまつわるエピソードとクイズで番組が進行します。
それであの興津鯛という魚を釣りに出かける船が出た漁港の直ぐ近くに子供時代は住んでいました(番組を見なかった人には申し訳ない)
一部の超グルメには有名らしい・・・ブックマークにある「こぼれ話」の方が詳しい・珍しい食材とか料理、歴史に興味のある方は是非。
番組の中でも言っていましたが、今年はまだ10枚しかあがっていないから値段も相当ですね。
でもこれは昔なら当たり前に口に入ったかどうか怪しい。
少なくとも家の親戚に漁師さんがいたけれど見たことも食べたことも無い
だからきっと昔から献上品か高級料亭の食材だったのでしょうね
折戸茄子というのも出てきましたが、これは80年ぶりに復活したとか
京都の賀茂茄子の元になったらしい・・・地名は懐かしい・茄子はお初
そんなことで2時間近くもTVを見てしまいました・久しぶりです
今週はいつもより多めに本を借りたので、少しピッチを上げて読まなくてはいけません。
と言うのも体育の日絡みの3連休で、ネットですが囲碁三昧はよかったのですが4つ負け越しです・・・しかも最後は3連敗
そういうこともあって自粛と言うか、謹慎?処分で対局は控えて、専ら対局専門か、囲碁関係の本雑誌。
更に図書館の本に集中すると言う罰です
(この辺りは6つ負け越す前の原稿です、つまり自己謹慎処分を破って対局した結果、傷口は深く広がったということです。)
さてその中に、思わぬところに懐かしい名前が出てきて驚くやら、何だか嬉しいみたいな気持ちです。
時は江戸時代、松平定信の厳しい改革の時代
黄表紙で恋川春町と言う作家が書いた本が発禁となりまして・・・
マア幕政批判にあたるから、この時代ではかなりの罪を問われる可能性がある
政治向きの話ではなくて、びっくりしたのはその恋川春町は駿河、小島(オジマ)藩江戸留守居役添え役なんだそうです。
仕事内容も石高もたいしたことはなさそうですがお侍だったとか
イエ面白いのは小島藩の方です。
先程のTVに出てきた興津鯛にちなんだ興津の町を流れるのが興津川で、この川沿いに甲州道が通っています、その途中に小島藩がある。
普通駿河小島藩と言っても知らない人が多いでしょう。
藤沢さんの時代小説の舞台の海坂藩の方が有名だと思われます。
この小島藩は日本で一番小さな大名なんだそうで・・・1万石から大名ですが、ここはきっちり1万石しかない。
1万石丁度は全国でいくつかあったかもしれないけれど、どっちにしてもラストタイ
一つだけ5千石だけれど江戸城内では大名並み扱いと言う家も有ったそうですがこれは実質大名ではないから、やはり小島藩はビリタイ
ここは私の出身地の市内にある大名
季節が来ると鮎の疑似餌釣りもOKという川を遡って、甲州に抜ける道筋にある集落が小島です。
(関東周辺より解禁が一月早いので有名な川です:私は渓流釣りは好きですが鮎は門外漢なので竿を出したことはありませんが)
高校の頃は何であんな山の中に大名なんかがいたのだろうと不思議に思っていましたが、駿河と甲州の道の要衝ではあったのですね
それはともかく、おそらく人も少なかっただろうに、歴史に名を残す人もいたのですね。
マア立派なことをやったとかではないけれども
”立派では無い”と”小島”の取り合わせでは時代が下って幕末
清水の次郎長が新興勢力として売り出す前にはオジマには小島の桃太郎と言う親分がいたのだそうです。
マアその業界の話は講談や浪曲では面白いかも知れませんが、この話は郷土史には違いないけれど余り役に立つ話ではない。
役に立たない話ついでに
町の北側に二つの峰を持つ竜爪(リュウソウ)山と言う山があります
この山の中腹に穂積神社と言う神社がありますが、明治時代以降の戦争が多い時代「武運の神様」・・・と言うより「玉が当たらない」事で全国から信者が集まったそうです。
その神社に関連してたのは、元々は小島藩だったとか・・・
ともかく小島よりもう一寸山奥と言うか甲州よりには親戚が住んでいたり、友達の家も有りました。
そういえばその家はミカン農家で、遊びに行くと帰りに「ミカン1枚持って行け」と言ってくれる。
1枚という単位は貯蔵用の引き出しみたいな小ぶりの戸板1枚分(重ねないように平らに貯蔵します)サブザックに一杯になります。
さてさて「小島」という地名だけで少し元気になったかも知れません。
これで碁の方も1冊読んだら再びチャレンジシリーズ開始と言う気分です。
もっとも、今回読んでいる本は逆効果の危険性も十分に含んでいる、素人にとっては危ない本。
副作用が大きいと言うか、「生兵法」になるか・・・
「アマの知らない最先端定石」・・・読んだら試してみたくなるのが素人の悪い癖です。
落語に出てくる、人まね・早とちりになる・・・とはしてもきっとやってみたくなるでしょうね。
これを我慢するのは生理的によくないに違いない。
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追伸
そして更に傷口を広げています。
「楽しみは苦しみに通じる道」だと変なところで悟ったり・・・
つまりは「勝敗は二の次」みたいなイソップ的開き直りですナ