4時半ごろ帰宅しました・・・長い一日・・・未だ夕方ですが。
前にもお話したJFE趙治勲囲碁大会があったので、家を出たのが朝8時過ぎ
実際は少し早すぎるのですが、目が醒めたのが7時45分なので、仕度を15分以内に済ませて、途中で何か腹ごしらえするためです。
蘇我駅はローカルな乗り換えターミナル駅ですが、朝から食べるところはあります。
まあグルメなど望むべきもないし、朝から贅沢も出来ませんが
ここはJEFUユナイテッド千葉のホームグラウンドもあるし、そういう便利な店はあります。
といっても、こちらは年齢が年齢なので朝からハンバーガーセットみたいなものは一寸敬遠・・・これをパスすると後は駅の定番の立ち食い蕎麦・うどん、或いはラーメン、カレーライス・・・ま、贅沢は言えない
これらをパスすると駅前のコンビニのお世話になるしかない
こうなると何処か公園を探してベンチに腰掛けて食べることになる
まあ公園に寝泊りしている人と間違えられることはないはずですが・・・
こんなに栄養が行き届きすぎた人は居ないはずですから
さて今回はいつもと開催する場所が変わっています・・・案内図によると駅から徒歩15分とあるけれど、私の鈍足では絶対に15分では着きません・・・やや登り坂でもあるし
と言うのも若い頃この近所に勤務していたので、土地勘はある
その頃JFEの前身の会社の関係でここの隣の建物・研修所で研修を受けたこともあった
そういう意味では、場所そのものにも何かしら感慨が・・・
時間はたっぷり有るのでぼちぼち行くと、途中で声を掛けられました。
信号待ちでまっている親子・若い夫婦と子供連れです
奥さんが手に大会の案内状を持っているので「あの人たちも行き先が同じだなと思いましたが」・・・
若いお父さんに声を掛けられたのです
「aizomechouさんではありませんか?久しぶりです○○です」
いやー○○という名前はよく聞き取れなかったけれど、顔は確かに見覚えがあります(名前が出てきませんが)
聞くと子供さんが「子供大会の部」に出るので両親で一緒に来たらしい。
なんとなく「いいなー」と言うムード
もっとも大人二人は大会にはエントリーしていない様子・・・
これは少し引っかかる
親も楽しみ、子も楽しむのが良いのですが、母親とか父親が子供連れて「大会追いかけ」みたいなのは・・・
さて入り口でわが師匠K畑さんに会いました
聞けば師匠も出場するのだそうです・・・しかも同じ組
「先生会場に入ったら離れて座ってくださいよ、前に座ったら1回戦で当たっちゃいますからね」と言うことで少し離れて座った・・・これは両者2連勝なら3回戦で当たるポジションと思われる。
ところが悔しいことにこの心配は無用でした
私の方が1回戦を勝てたものの、2回戦では5目足りなかった(向こう先だから当然コミがない!)
ここで参加賞コースへ
早めにお弁当を貰って、指導碁見物
プロの先生たちも仕事とは言え大変ですね、一人5面打ち
朝に会った親子連れのことが頭にあったので、子供大会の部屋を覗いて来ました
これが今日の大収穫でしたね
昔教わった先生と出会うことが出来ました
中国囲碁協会の5段の先生で3段の妹さんと日本に来たばかりの頃教わったのです・・・イヤ局数で言うと両先生にはそれぞれ30局以上は打っていただいているはず・・・そんなご縁でゼイ・ノイさんに打っていただいたし、中山典之先生の声をじかに聞くチャンスもありました。(マイケルさんも)
そうマイケル・レドモンド九段の奥さんになったのは先生の妹さん
この大会には両先生の娘さんが出場していたのです
いや若かった(今でも若いですが)お二人の子供が大会に出ているなんて、当方が年を取るはずです。
力力(リーリー)先生は流石に所謂「追っかけ」的な親とは違う
娘さんに打ったばかりの碁を並べ直している・・・
「言葉が厳しいわけではないけれど、娘さんの方はキチンと座って教わっています」
これは普通の親子では難しいですよね
自分の子供には勉強にせよ何かを教えるのは大変です
先生も「いらいらしてしまいます」と言っていました
「先生、私たちアマのザルに教える時と違いますね」とついからかってしまいました。
先生にしてみれば「娘だからこそ、きちんとした碁を打たせたい」のでしょうね
教える時は弟子・生徒という接し方ですね・・・母親は難しい
(木谷礼子さんは泉さんに教えたのだろうか?)
娘さんは今小2らしいから、来年が楽しみ・・・ここで成長した姿を見られるだろう。
会場では今大会も懐かしい仲間と顔を合わせました。
N囲碁センターの仲間、コミュニティの仲間、それに前回、前々回顔を合わせた人たち
そうそう、Hexagonbanさんは一番若いスタッフだそうで
おそらくあの人かこの方・・・ぐらいの想像はついたつもりです
ところで午後の対局
これがなんということでしょう
全勝しないと賞品は貰えないということだからか、1つ負ければどうせダメということか、対局場に現れない人が多い
プロの指導碁とかその見物に回っているのかも知れませんが
これって大会を運営する人にも同じ参加仲間にも大変失礼だと思うのですが・・・
私だって午前中に一つ負けたので、確かに午後は消化試合です。
「でも楽しければいいじゃない」
そう思わない人が多いのでしょうね
私の方は午後は親善試合を2局で結局は4局打ちましたが
やはりこういう早く帰る人、負けたら止める人の対策は大切でしょう
運営側の挨拶で「負けた碁で強くなることもある」・・・言っていることは間違っていないかも知れませんが、そういうことではないでしょう
提案としては
全勝者を表彰するのはいいとして3勝1敗も考慮する
2大会連続3勝1敗なら何かの賞を・・・これは賞が目的ではなく3勝1敗OK
、つまり2敗敗退という意味です。
ですから2敗した人は自由対局とか観戦・指導碁・・・
何か考えていただかないと、「1敗したら帰ろうと続けてうとうと勝手にしろと言われているみたい」
さて今日は始めて生趙治勲の顔を見て話す声を聞きました。
加藤朋子先生たちの指導碁に飛び入りして途中から指導したり・・・
話が面白いですね
「これは黒が良く見える?・・・確かにそうかも知れないですね」
「あ、ここはこう打つと1目得をする手があるので、1目の碁なら勝敗が変わりますよ」
「試しにやってみましょう、・・・そう打って、もしこのように打っていくと白が潰れます・・・あッ、元に戻しますよ(大笑い)」
「おや、2目差で黒残念でしたね、マアでも勝ったようなものでしょう」
<隣の盤に移って>
「少し白が良さそうですね」
ダメをつめながら「これは良い碁ですよ、こんなにダメが残っているということは、良いところを打っていたという証拠です」「後は上手に地を作ってください」
「あー8目ですか」「でもここの境界を少しずらせば持碁です」
こんな感じで楽しい先生です
勿論プロに指導する時とアマに教える時は別でしょうが。
力力さん母娘の場合は「プロがアマに教える」とは少し違うのでしょう
長い一日囲碁三昧でした
前にもお話したJFE趙治勲囲碁大会があったので、家を出たのが朝8時過ぎ
実際は少し早すぎるのですが、目が醒めたのが7時45分なので、仕度を15分以内に済ませて、途中で何か腹ごしらえするためです。
蘇我駅はローカルな乗り換えターミナル駅ですが、朝から食べるところはあります。
まあグルメなど望むべきもないし、朝から贅沢も出来ませんが
ここはJEFUユナイテッド千葉のホームグラウンドもあるし、そういう便利な店はあります。
といっても、こちらは年齢が年齢なので朝からハンバーガーセットみたいなものは一寸敬遠・・・これをパスすると後は駅の定番の立ち食い蕎麦・うどん、或いはラーメン、カレーライス・・・ま、贅沢は言えない
これらをパスすると駅前のコンビニのお世話になるしかない
こうなると何処か公園を探してベンチに腰掛けて食べることになる
まあ公園に寝泊りしている人と間違えられることはないはずですが・・・
こんなに栄養が行き届きすぎた人は居ないはずですから
さて今回はいつもと開催する場所が変わっています・・・案内図によると駅から徒歩15分とあるけれど、私の鈍足では絶対に15分では着きません・・・やや登り坂でもあるし
と言うのも若い頃この近所に勤務していたので、土地勘はある
その頃JFEの前身の会社の関係でここの隣の建物・研修所で研修を受けたこともあった
そういう意味では、場所そのものにも何かしら感慨が・・・
時間はたっぷり有るのでぼちぼち行くと、途中で声を掛けられました。
信号待ちでまっている親子・若い夫婦と子供連れです
奥さんが手に大会の案内状を持っているので「あの人たちも行き先が同じだなと思いましたが」・・・
若いお父さんに声を掛けられたのです
「aizomechouさんではありませんか?久しぶりです○○です」
いやー○○という名前はよく聞き取れなかったけれど、顔は確かに見覚えがあります(名前が出てきませんが)
聞くと子供さんが「子供大会の部」に出るので両親で一緒に来たらしい。
なんとなく「いいなー」と言うムード
もっとも大人二人は大会にはエントリーしていない様子・・・
これは少し引っかかる
親も楽しみ、子も楽しむのが良いのですが、母親とか父親が子供連れて「大会追いかけ」みたいなのは・・・
さて入り口でわが師匠K畑さんに会いました
聞けば師匠も出場するのだそうです・・・しかも同じ組
「先生会場に入ったら離れて座ってくださいよ、前に座ったら1回戦で当たっちゃいますからね」と言うことで少し離れて座った・・・これは両者2連勝なら3回戦で当たるポジションと思われる。
ところが悔しいことにこの心配は無用でした
私の方が1回戦を勝てたものの、2回戦では5目足りなかった(向こう先だから当然コミがない!)
ここで参加賞コースへ
早めにお弁当を貰って、指導碁見物
プロの先生たちも仕事とは言え大変ですね、一人5面打ち
朝に会った親子連れのことが頭にあったので、子供大会の部屋を覗いて来ました
これが今日の大収穫でしたね
昔教わった先生と出会うことが出来ました
中国囲碁協会の5段の先生で3段の妹さんと日本に来たばかりの頃教わったのです・・・イヤ局数で言うと両先生にはそれぞれ30局以上は打っていただいているはず・・・そんなご縁でゼイ・ノイさんに打っていただいたし、中山典之先生の声をじかに聞くチャンスもありました。(マイケルさんも)
そうマイケル・レドモンド九段の奥さんになったのは先生の妹さん
この大会には両先生の娘さんが出場していたのです
いや若かった(今でも若いですが)お二人の子供が大会に出ているなんて、当方が年を取るはずです。
力力(リーリー)先生は流石に所謂「追っかけ」的な親とは違う
娘さんに打ったばかりの碁を並べ直している・・・
「言葉が厳しいわけではないけれど、娘さんの方はキチンと座って教わっています」
これは普通の親子では難しいですよね
自分の子供には勉強にせよ何かを教えるのは大変です
先生も「いらいらしてしまいます」と言っていました
「先生、私たちアマのザルに教える時と違いますね」とついからかってしまいました。
先生にしてみれば「娘だからこそ、きちんとした碁を打たせたい」のでしょうね
教える時は弟子・生徒という接し方ですね・・・母親は難しい
(木谷礼子さんは泉さんに教えたのだろうか?)
娘さんは今小2らしいから、来年が楽しみ・・・ここで成長した姿を見られるだろう。
会場では今大会も懐かしい仲間と顔を合わせました。
N囲碁センターの仲間、コミュニティの仲間、それに前回、前々回顔を合わせた人たち
そうそう、Hexagonbanさんは一番若いスタッフだそうで
おそらくあの人かこの方・・・ぐらいの想像はついたつもりです
ところで午後の対局
これがなんということでしょう
全勝しないと賞品は貰えないということだからか、1つ負ければどうせダメということか、対局場に現れない人が多い
プロの指導碁とかその見物に回っているのかも知れませんが
これって大会を運営する人にも同じ参加仲間にも大変失礼だと思うのですが・・・
私だって午前中に一つ負けたので、確かに午後は消化試合です。
「でも楽しければいいじゃない」
そう思わない人が多いのでしょうね
私の方は午後は親善試合を2局で結局は4局打ちましたが
やはりこういう早く帰る人、負けたら止める人の対策は大切でしょう
運営側の挨拶で「負けた碁で強くなることもある」・・・言っていることは間違っていないかも知れませんが、そういうことではないでしょう
提案としては
全勝者を表彰するのはいいとして3勝1敗も考慮する
2大会連続3勝1敗なら何かの賞を・・・これは賞が目的ではなく3勝1敗OK
、つまり2敗敗退という意味です。
ですから2敗した人は自由対局とか観戦・指導碁・・・
何か考えていただかないと、「1敗したら帰ろうと続けてうとうと勝手にしろと言われているみたい」
さて今日は始めて生趙治勲の顔を見て話す声を聞きました。
加藤朋子先生たちの指導碁に飛び入りして途中から指導したり・・・
話が面白いですね
「これは黒が良く見える?・・・確かにそうかも知れないですね」
「あ、ここはこう打つと1目得をする手があるので、1目の碁なら勝敗が変わりますよ」
「試しにやってみましょう、・・・そう打って、もしこのように打っていくと白が潰れます・・・あッ、元に戻しますよ(大笑い)」
「おや、2目差で黒残念でしたね、マアでも勝ったようなものでしょう」
<隣の盤に移って>
「少し白が良さそうですね」
ダメをつめながら「これは良い碁ですよ、こんなにダメが残っているということは、良いところを打っていたという証拠です」「後は上手に地を作ってください」
「あー8目ですか」「でもここの境界を少しずらせば持碁です」
こんな感じで楽しい先生です
勿論プロに指導する時とアマに教える時は別でしょうが。
力力さん母娘の場合は「プロがアマに教える」とは少し違うのでしょう
長い一日囲碁三昧でした