なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ラストスパート虚しく

2008-02-16 17:18:26 | Weblog
 TVでマラソンとか駅伝を見ていて思うこと・・・
  マラソンではゴール地点、駅伝ならタスキ渡しの中継点で猛然とラストスパートをする選手がいます。
 勿論批難などではありません・・・しかし優勝争いでも無いのに何処からそんな力と気持ちが湧いてくるのか不思議です
 いえ一つでも上の順位、少しでも良いタイムと言う競技者心理は分かりますが、それではそこまでの力の出し方について疑問が・・・
 つまりラストまでに余力を残してレースを終わることは拙いわけで、最後までに持っているエネルギーの全てを出し切ろうとする意味でのラストスパートは気持ちとして分かりますが、キッチリゴールで全力を出し切るというのは難しいでしょうね。
  私の場合は競技と関係ないのですが、実生活で苦い思い出が結構あります
 昔私の利用している駅・「国電」と称していた頃、駅舎を通って砂利の広場を抜けて跨線橋を越えて向こう側のホームに電車が来ます。
 たまたまギリギリのタイミングで電車が入ってくると何故か走って行きたくなります・・・距離にして50から70メートルダッシュです。
 今なら、絶対に走りません(走れませんけれど)
  電車など昼間のダイヤがすいている時だって10分以上待つことはないのですから、余程のことが無い限り走る必要は無いはずです・・・やはり若いからでしょうか。
 それでも間に合えばまだいい、、、走った甲斐があるわけで
  でもギリギリアウトの場合は、くたびれ儲けみたいだし、出て行く電車の乗客がみんな見ているみたいでかっこ悪い!
 ホームで一部始終を見ている人もいたりして・・・
(走ったことを後悔したことがあります)
  ダッシュして間に合って電車に飛び乗ったのは良かったのですが・・・夕方からのアルバイトに遅れそうなので一本でも早い電車に乗りたかったから懸命にホームと跨線橋を走って・・・電車に飛び乗った途端に胸が苦しくなった。
 準備運動無しでいきなりダッシュして、電車に乗ったとたんにストップです
  自分で顔が青くなっているだろうと自覚するくらい・・・
   全く碁でよく言う「アッ!っと言ったがこの世の別れ」の半歩手前だったかも知れません。
 まだ20台前半だったから心臓も血管も耐えられたのかも知れません。
  今日はそのようなことを思い出すようなことがありました。

 いえ、この年で走ったりしませんが、何のためにラストスパートしたのか分からないようなアホな話です。
 昨夜・金曜日の夜、借りている「日本囲碁大系」の棋譜が残り4局です
  そして土曜日が借りてから2週間目となるわけで、土曜日の朝までには棋譜入力を終わらせたいと考えた。
 マア私としては、しごくまともな考えで・・・まともに考えると結果が良くないのが私の悲劇的性格です
  ともあれ、自分でもネットで打ちたいのをやや我慢して棋譜を入力
 1日2局のノルマをどこかでサボったので最後にしわ寄せが来たのですが、マア何とか作業は終わりまして、土曜の朝には「日本囲碁大系7」を借りようと、遺産名で図書館に向かった。
 かなり寒い朝でした。
  午後からは陽が出たりして、ガラス越しにはかなり暖かな感じもあるけれど、
 朝は曇っていて、風が強くて・・・図書館の近くは高層マンションが並んでいて冷たい風に自転車が押し返されそう。
 やっとの思いで(所要時間は10分足らずですが)図書館のあるコミュニティについてみると何だか様子がおかしい。
 図書室の入り口の廊下に特設の壁があって、それが返却ポストになっている
小さな郵便物差出口みたいなものがあって『返却の本はここから入れて下さい』みたいなことが書いてある
 図書館もレンタルビデオ屋さんみたいなことをやるのですね
そう言えば、前回借りた時に整理のための臨時休館の予定表をもらったけれど、土日は開館していると思い込んでいた・・・
  夕べは棋譜入力ラストスパートして、今朝はこの寒さの中を・・・
 次の開館日はこの次の金曜日
  嗚呼、それまで読みたい本は無いし、、、慌てて入力して本を返下のは大失敗でした。
 そんなことで、今週は手持ちの古い本を読み返す週間になりそうです。