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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

大馬鹿だった

2008-02-20 18:32:26 | Weblog
 自分を「大馬鹿」と言うのも、今更の感はあります。
  まあリアル碁での話
 向こう3子で自分としてはかなり良く打てたのでしょう・・・いや置かせ碁ですからおそらく黒氏の頑張りがやや足りなかったのだと思う。
 この辺りの呼吸と言うかタイミングと言うか・・・黒さんも少し難しいところがあるかも知れません。
 と言うのは黒氏の言うことによると、彼のライバルとのデスマッチ的な対局によると、常にくんずほぐれつの戦いになるらしくて、今は先にミスを咎められることが多いらしい。
 と言うことは、相手と同じ程度のレベルなのに先に咎められて一気に敗勢になっていると言うことらしい。
 それは彼の不注意かもしれないし、もしかしたら運が悪いのかも知れません。
  しかしやや皮肉な見方をすれば、「先にミスをする」と言うことの実態が「相手のミスに気が付かないのに、自分のミスは咎められている」と言うことは無いだろうか・・・
  もう一つ言えば、相手の無理手を咎めないとそれが好手・強手に化けているかもしれないでは無いだろうか
  実際には二人の対局を見ていないので本当のところは分からないけれど、多少私の想像が当たっているような気がしています。

 さてそういう経験の積み重ねと言うか、、、彼は「戦いで好い結果を得られない」みたいな負の教訓を刷り込まれているかも知れません。
 確かに私との3子局でも置き石という有利な局面でも必ずしも戦いが有利な結果を導いていないように見えるから、「戦い方が悪い」から「戦いそのものが良くない」みたいに意識が変わって来ているような心配はある。
 気のせいか、3子局で割合に「白の方が打たせてもらっている」様な・・・
  そんなことで、今日は中盤ではかなり白が楽な感じがしていたから、時間の兼ね合いで、、、TVを見るとそろそろ「ちりとてちん」も終盤だし、、、「そろそろこんなところで・・・」とお終いにしようと思っていた。
 <この時点での”楽”と言う認識は黒氏の見方とは多少ズレを感じている。黒氏はその時点での優勢劣勢であって、その時点以降は五分五分の進行となることが前提です。私の方はその時点での形勢に加えて、その調子なら将来もそうであろうという推定も含んでいる。従って『白がやや楽』と言う気分の時点で『黒は悪くない』と言う認識をそれぞれが持つことが多いかも・・・>
 「先生!見損じでしょう」と、、、私の石が切り取られていた
 いえなに私が先生な分けでは無いのですが、先生=白さんと言うくらいの意味で
  私の方は全く見ていなかった!
  確かに継がなければ切られるところを覗かれていた!
 ただ、「覗かれたら継ぐだけなのに」、、、流石に「知らなかったから待った」はありえない。
 もう他に1目半の寄せがあるくらいで後は半目手ばかり・・・
 「即切れるところを、待ってあげたんだけれどね」と言われる始末
 チラと取られた石を見ると多分5目くらいでダメ空き一つだから実質11目か
   時間が無いからここで数え直すのも出来ないけれど、先程数えたところでは17,8目良かったように見えたから、手どまりの寄せを打たれても5目くらい残りそうだとは思った。
 但し取られたのが実際は5目ではなくて7目だったので・・・数えると2目残り
  そういうことで冷や汗と言うか薄氷と言うか・・・
   これは勝ち負けがどうのと言うより本当に馬鹿なことをやっている恥ずかしい碁ですね
 俗に「覗きに継がぬ馬鹿は無し」と言うところを継がなかったのですから「馬鹿」な話
  しかも戦術とか戦略ではなくて単に見ていないだけと言うお粗末さ
   
 もしかして昼休の終わりごろという時間が引き金になってるかもしれないけれど、これから年を重ねる毎にこういうことが増えて行きそうな嫌な予感もします
  半分以上年のせいにしておきましょう。